なぜ働いていると本が読めなくなるのか、この問いから発せられるこたえは何もむずかしくない。時間がなくて忙しければ本などよめないのは当たり前だからである。そこで三宅氏はある考えをもちいた理由を思いついた。
読書ブログ。政治経済から自己啓発本やアニメ声優ゲームに関する本まで幅広く、そのとき読んだ物を次から次へと紹介する。 ただ、紹介するのではなく、その本においてもっとも大事なところに焦点をあてて、要約してまとめている。
【要約】三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)を批判的に紹介する!【感想】
なぜ働いていると本が読めなくなるのか、この問いから発せられるこたえは何もむずかしくない。時間がなくて忙しければ本などよめないのは当たり前だからである。そこで三宅氏はある考えをもちいた理由を思いついた。
【読書感想文】千葉雅也『センスの哲学』(文藝春秋)を紹介する!!
千葉雅也によるセンス論。このセンス論は藝術が人生そのものであることを教えてくれる
【読書感想文】うさんくさい「啓発」の言葉 人”財”って誰のことですか?
https://publications.asahi.com/product/24772.html ※後に追記します。 企業や国、自己啓発本に染まった人間たちが語る不可思議な造語、「人財、メイト、人罪、人在、高度プロフェッショナル制度」といった怪しげな言葉の数々、これらを『「啓発」の言葉』と本書は呼ぶ。その実態はなんのことはない、労働者などを夢みさせ、新しく進歩的で公平な社会が実現したかのようにみせかけるための空疎なものである。 私たちはこうやって言葉に洗脳され、言葉で「何かが変わった」かのように思わされてしまう。Twitterでよくみる光景である。私ズンダがnoteやこの読メで紹介してきた本…
【簡単に学べて、役に立つ!】船木亨『倫理学原論 ――直感的善悪と学問の憂鬱なすれちがい』(ちくま新書)を紹介する!
倫理学は実際に役に立つ学問でなくてよいのだろうか?ただ議論してそれで終わりでいいのか?そして議論する人々は一部の学歴が高く、学問的な体型を背負った人間であることが正解なのだろうか?
【新書紹介】山本圭『嫉妬論 民主社会に渦巻く情念を解剖する』を紹介する!!!
政治を嫉妬の観点からみるとはどういうことか?人々はなぜ嫉妬してしまうのか。それは民主主義にどう影響してしまうのか
【読書感想】応用性のある哲学 『信頼と裏切りの哲学』を紹介する!!
私たちはどうして人を信頼し、人を裏切るのかそれを哲学的に考察した本である。
【100分de名著】朱 喜哲 リチャード・ローティ『偶然性・アイロニー・連帯』を紹介する!【感想文】
ローティについて書かれた『偶然性・アイロニー・連帯』を朱喜哲が紹介した本。非常にわかりやすく誰でも読める。
私たちはどのようにして学習しているのか?福島真人『学習の生態学』(筑摩書房)を紹介する!
暗黙知や学習の仕方が、その暗黙知後のブルデューなどの研究
【要約】難しい勉強とはどのようなものか?千葉雅也『勉強の哲学』を紹介する
千葉雅也による勉強の哲学。 Twitter分析としてもやくにたつ。
【朝日新聞】「エビデンス」がないと駄目ですか?村上靖彦『客観性の落とし穴』(ちくまプリマー新書)を紹介する!
エビデンス、数字にもとづいて人々は支配され、人を数字でしかみない非情な人間になりさがってしまう。朝日新聞紙上でインタビューを受け、Twitter上で騒ぎになった村上靖彦氏の『客観性の落とし穴』を紹介する
実践的な民主主義、理想の政治のありかた「ファンダム」を知りたい方へ!宇野重規『実験の民主主義』(中公新書)を紹介する!
ファンダムとは何か?民主主義はどうすればうまく機能するのか? トクヴィルを現代的にアップデートしてみよう!
政治家、官僚、左右の知識人に足りない力 東浩紀『訂正する力』(朝日新書)を紹介する!
東浩紀の『訂正する力』(朝日信組)はSNSを頻繁に使う私たちにとって重要な書物である。政治家、官僚、知識人たちへの幻滅。私たちはどう乗り越えられるか?
岩波新書『江戸漢詩の情景』にある《頼山陽(らいさんよう)との造語「山紫水明(さんしすいめい」と謎の四字熟語「水紫山明(すいしさんめい」とについて調べてみた!》
『江戸漢詩の情景』は良い本である。この本の一節から私は興味をもって、とあることをしらべてみた。
【感想】LGBTQだけが注目される「社会正義」は正しいか?朝井リョウ『正欲』(新潮文庫)の感想
皆さん、こんにちは。 ズンダです。 今回紹介する本は朝井リョウ『正欲』(新潮文庫)です。 朝井氏といえば当ブログで以前紹介した、『何者』ですが、今回の本も楽しませて頂きました。 映画化も決定しており、十月ぐらいに公開予定なのそうなのでみにいきたいところですね。 bitters.co.jp (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=…
皆さん、こんにちは。ズンダです。 今回は久々に小説を読んだのでその読書感想文です。 宇佐見りん氏の『推し、燃ゆ』(河出文庫)です。 私ズンダ、大学をでて以降は小説をあまりよまなくなっていたのですが、近頃、ちょっとだけ文学熱が上がっており、楽しんでおります。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push…
『ネット右翼になった父』という不幸なる書物について紹介する!
ネット右翼になった父親への憎悪に満ちた追悼文が数年前に発表された。しかし、その後、父はネット右翼ではなかったことが判明する。父を研究することで明らかになった【事実】とは?
信頼できなくなってしまった専門家について考えるための一冊!『「専門家」とは何か?』を紹介する
専門家やプロと私たちはどうつきあっていけばいいのか。専門家自身が考える、専門家の立場、役割、性質。
「○○じゃ!」といった老人語はどこからきたのか?『ヴァーチャル日本語 役割後の謎』を紹介する
役割語は何のためにあるか?どうして、老人は老人語を、お嬢様はお嬢様言葉をつかうのか。その謎に迫った重要な本である。
私たちは政治を語る言葉も秩序もうしなってしまった。アトミズムとなった我々はどうすれば共通の言葉をとりもどせるのだろうか。何故人間から共通世界が消えたのかをアーレントがさぐる
荒れ狂うばかりの現代文明批判、また徹底した個人主義や相対主義、《ほんもの》をとりもどすために
東大、格差の再生産といわれる東大生が教育格差についてまなぶ!!
東大生は親に恵まれている。常識になりつつある。その東大生たちは親に恵まれなかった人々に対して何を学ぶべきなのか?を論じた本。扇情的なタイトルではあるが、中身もしっかりしている。
皆さんお久しぶりです、ズンダです。 最近、私ズンダはTwitterの読書垢(@zundanobook、です。ぜひ、フォローしてください)をつくっており、そこに本の感想を書くようになっていました。 本ブログを楽しみにしていた方々には申し訳ない。 ただ、私ズンダも新書紹介ブログをしていまして、ちょっと限界を感じつつあります。もう少し人気がでたり、このブログが読まれるようだったらよかったのですが、いまいちそうもならなかったので困っていました。 ぜひとも、皆さんには私のブログを色んな方に紹介して頂きたいなと思っております。 協力して頂きたいのです。 で、これからは 「本の紹介を以前のようにする時」 「…
才能がないから諦めることは悪いことか? 為末大『諦める力』を紹介する!
諦めることから始まる何かがあるはず
HSPの特長や診断を謳う人たちには気をつけろ!『HSPブームの功罪を問う』を紹介する!!
HSPはそんなに騒ぐことなのだろうか? 心理学の用語は適当に使われ、そして猾知の手により商売の道具に堕す。
【健常者との大きな違い】大人も子供も発達障害(ADHD・ASD)の人には世界がどうみえているのだろうか?井手 正和『発達障害の人には世界はどう見えるのか』を紹介する!
発達障害の人たちは世界をどのようにみているのか。健常者との違いをみることで、彼らへの共感をうみだすことはできるはずだ。
アメリカのキャンセルカルチャーの実態とは?グレッグ・ルキアノフ、ジョナサン・ハイト『傷つきやすいアメリカの大学生たち』を紹介する!
アメリカの大学生は弱くなった。親や先生による甘やかし教育のせいである。 これらの「安全イズム」とよばれる思想は意見のことなるものとをキャンセルするというカルチャーへとつながっている。
陰謀論に人はなぜはまってしまうのか?秦正樹 『陰謀論 民主主義を揺るがすメカニズム』を紹介する!
いったい何が本当で何が間違いなのか。それを見抜くことは我々には可能なのか。結論として、私たちは物事を気軽にうけとるぐらいがちょうどいいのだ。
マスク生活が子供に与える悪影響の可能性とは?明和政子『マスク社会が危ない 子どもの発達に「毎日マスク」はどう影響するか? 』を紹介する!
皆さんこんにちは、ズンダです。 コロナもだいぶ落ち着いており、多くの人々はすでにコロナを怖いものだと歯考えなくなっているかもしれません。 私ズンダも何度かコロナについて触れてきたように、そこまでコロナを問題視していません。 しかしながら、マスクはつけています。 なぜかといえば、マスクをつけていないと変な人に思われる可能性があるからです。 私ズンダにかぎらず、こういう人は多いのではないでしょうか。 また、お店や何らかの施設であればかならずマスクは求められます。 外では外しておいて中ではいちいちつけるというのは面倒ですよね。 そういう理由で結局、つけっぱなしになっていました。 ところで、このマスク…
ミニマリストは病気でも悲惨なものでもない!なぜ持ち物や服などを所有することをやめるのか?ミニマリストしぶ『手放す練習』を紹介する!
ミニマリズムに対してはいろいろな誤解や期待がある。それは自己啓発でも脱資本主義でもない。日常の生活を大事にするための方法である。
「無知の知」で有名なソクラテスはどんな人、思想だったのか?弟子であるクセノフォン『ソクラテスの思い出』を紹介する!
ソクラテスはソクラテスでも誰がかくかによってその像は異なる。今回はクセノフォンが彫刻したソクラテスが登板した。
人生は親ガチャであり、遺伝で決まってます! 安藤 寿康『生まれが9割の世界をどう生きるか』(SB新書)
遺伝である。遺伝抜きでは何もかたり得ない。そんな時代の人間論。
「人それぞれ」は思考停止である。 山口裕之『「みんな違ってみんないい」のか?』(筑摩書房)を紹介する!
「みんなちがうから・・・」はおかしい。それではいつまでも私たちはまとまることができない。人々を分断し続ける綺麗事、それが「人それぞれ」である。
日本近代の恋愛と優生思想とのつながりとは!? 阪井裕一郎『仲人の近代』を紹介する!
愛しあっている二人が一緒になって結婚・・・そんなのはウソである。結婚とはもとから打算のかたまりであり、そして、私たちの嘘偽りない生々しい本能である。
自己をデータ化することで私たちは幸せになれる! 堀内進之介『データ管理は私たちを幸福にするか?』を紹介する!
自己啓発を説くのであれば効果がでなければならない。ただ努力しろ!といわれても、実らない努力ほど馬鹿げているものはない。では、どうすれば灼々と花は咲くか?
パトリオティズムの歴史をしっていますか? 将基面貴巳『愛国の起源』(ちくま新書)を紹介する!
たまに聞くことがあるパトリオティズムとナショナリズムとの違いは一体何なのか?パトリオティズムのみに焦点を当てて時代ごとの変遷と意義を記した本。
私たちは弱者を見落としてはないだろうか?御田寺圭『ただしさに殺されないために』を紹介する!
私たちが「弱い人」だと思っている存在は本当に弱いのだろうか?それとももっと弱い存在はいるのか。見えていない闇に光をあてる、白い饅頭がいた!
昭和天皇の戦争責任とウクライナ 筒井清忠『天皇・コロナ・ポピュリズム』(ちくま新書)を紹介する!
大正デモクラシー以降のポピュリズム下にあって、天皇や政治家、メディアは以下に翻弄され、そして翻弄してきたのかを書いた本。
「もう後悔したくない」と思っているあなたへ!『後悔を活かす心理学』(中公新書)を紹介する!!
「後悔したくない!」誰でもそう思うだろう、しかし我々は後悔する。その「 後悔」とは何かを見つめることで、「後悔」がなくなることがこの本を読めばわかるはずである。
「いつまで、自己啓発にはまってるの?」スヴェン・ブリンクマン『地に足をつけて生きろ!』を紹介する!
1960年代頃から流行出す「自己実現」は私たちに永遠に成長することを要求した。しかし、私たちはその人ごとの才能や能力や環境があり、また老化という決定的な現実からは逃れられない。この「自己実現」は不可能毎を求めた呪いのことばである。今、「反自己啓発」による「呪言」との闘いがはじまる。
【炎上】②プロゲーマー・たぬかなの発言はヘイトスピーチといえるのだろうか?それを考えるために『悪い言語哲学入門』を紹介する!
ヘイトスピーチとはなにか?「そんな気はなかった」といったとき、私たちはその人の本心を考える。だが、言葉には共有基盤が含まれており、本人の意識と関係なく独り歩きしてしまう厄介なものなのだ。
レッドブルなどに支援されていたたぬかな、彼女の発言は日本中を駆け巡った。その差別的な発言の理由は彼女だけのものといえるだろうか?そもそもこれは差別的な発言なのだろうか。
すべての父親は母親と同じように子育てをしなければいけないのか?榎本博明『イクメンの罠』(新潮新書)を紹介する。
「イクメンになれ!」は本当か?父親が行うべきは母親と同じことなのだろうか。どうして、男性と女性とをそんなに同じにしたがるのだろう。 父性復権のための本である。
人と会うことは【暴力】であるが、それでも人は人を求める。『なぜ人に会うのはつらいのか メンタルをすり減らさない38のヒント 』を紹介する!
コロナ禍で二人の知識人は何を考えていたのか。私たちはコロナの自粛によって「人間関係」について考えざるを得なくなった。コロナは人間関係を監獄の格子からのやりとりするだけの存在にかえてしまったのである。
SNS上の《炎上》はなぜ起こるのか?その事例と原因を盛り込んだ『炎上社会を考える 自粛警察からキャンセルカルチャーまで』を紹介する
あ、また「炎上してる!」 Twitterでは毎日のことだ。人々の争闘は終わらない。なぜか?それこそ人間が自分の存在を目立たせる方法だからだ。
SNSで人と付き合うのが面倒くさいあなたへ 養老孟司 ヒトの壁(新潮新書)
人間は疲れる。じゃあ、どうするか。、モノと付き合いましょう。もうちょっとヒトの面倒くささに目を向けた方が良い。みんな、ヒトがどうにかなると考えすぎなのだ。
ジョン・ロールズの政治学ー『正義論』から『政治的リベラリズム』へー ジョン・ロールズ社会正義の探究者(中公新書)を紹介する!
政治哲学の通りに政治が動くわけがないが、政治を考える際に規矩準縄めいたものは欲しい。そんなあなたのためにロールズは存在する。
【感想】1970年代の恐るべき作家たちの才能を刮目して見よ『SFマンガ傑作選』を紹介する-管理社会とヤフコメ民とリベラルと-
創元SF文庫から『SFマンガ傑作選』が発売されました。 私ズンダはSFはあまり好きではありません。 何か気持ち悪く感じるからです。 しかし、読めば面白いとは思います。 気持ちわるさと面白さが二つ混在しています。 気持ち悪さは文字で読むからかもしれない、マンガで読めば少しはマシになるのでは?と思って今回紹介する『SFマンガ傑作選』を買いました。 この中でもとりわけ現代性があると思った松本零士『ヤマビコ13号』を見てみましょう。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.…
【youtube・配信者・リスナー必見】ウルサいリスナーはブロックすべきという話
いったいリスナーとはどう付き合えば良いのだろう?配信を中心とし、多くのリスナーと語らんとする心優しき配信主にとってこの異形の怪物は心胆を寒からしめるものがある。
江戸時代の思想家はいかにしてその思想を伝達したか?『江戸の学びと思想家たち』を紹介する!
思想家が何かを伝えるとき、大きく分けて二つある。文字を中心にするのか、それとも声を中心にするのかである。そして、この二つの違いが思想の違いにもなっていく。
売れに売れた『スマホ脳』の著者が現代人に送る「脱・スマホ脳」の方法とは?
『スマホ脳』という言葉が瞬く間に広がった。子供たちが危ない!らしい。しかし、危なければどうしろというのだろうか。そんな時代における対処法を紹介した本。
ゲーム実況やゲーム配信をしたいあなたへ、マウスコンピューターのPCを五年使った男がお勧めするPC【youtube,dicord,twitch】
ゲーム実況がしたい!ゲーム録画をして誰かにプレイを指導されたい!インターネットしたい!自分で考えたくない、楽をしたい人に「これをかえばOKです」というPCを紹介する。
若者が嘆く「親ガチャ」は本当に存在している。松岡亮二編『教育論の新常識 格差・学力・政策・未来』(中公新書ラクレ)を紹介する。
「親ガチャ」はある。今までもずっとあったが、それは暗黙の了解として市井の人々に受け止められているだけだった。この内幕から「親ガチャ」の現実が、今、白眉の下に晒されつつある。
【ムダ毛処理が気になるメンズのあなたへ】パナソニックのボディトリマー ER-GK81を紹介する【モテるための清潔感を手に入れよう】
とにもかくにも清潔感、清潔感と叫ばれる昨今。清潔感ってなんのことやねん!と叫びたくなる男性諸氏の嘆き声が聞こえる。本記事では清潔感を得るための一つのやりかたを教えたい。
【3つの戦争終結パターン】「戦争が終わるとはどういうことか?」を知りたいあなたへ『戦争はいかに終結したか』(中公新書)を紹介する!
戦争はどうして終わるのか?対峙した国が滅びるわけでもないのに何を目処にして彼らは戦争をやめるのだろうか。 そこに注目したのが本書である。
【読書 感想】カミュ『ペスト』と【コタール化する日本人】ーコロナ禍における見解の相違が埋まる日は来るかー
コロナという流行病を前に参考に資する本がある。カミュ『ペスト』は私たちに惨禍にある人々の本当の生活を教えている。
私たちはコロナをどこまで問題視すべきなのか『ゼロコロナという病』を紹介する
コロナの感染者は激増しつづけている。 と、同時にワクチンも打たれており、人間対ウイルスの戦いは今日も続く。 しかし、感染者の数だけを見ていればコロナ禍を正しくみられるかといえばそうではない。そこからみえるのは日本全体の問題であった。
10代、20代の若者必読!人生を棒に振りたくないあなたへ「20代で人生は決まります!」
「まだ、君は若いから。ゆっくりすすめばいいさ」という言葉は嘘である。ゆっくりすすんではならない。歳月は人を待たず、を常に意識しよう。
あなたは「自分の時間を使いこなせていますか?」時間を取り戻すための本を紹介する
Time is Money「時は金なり」という言葉をどうとらえているだろうか。本来の意味は「機会損失」であり、時間をうまく使わねば金は稼げぬ、である。さて、ここから時間を利用して金を稼ぐことが最重要と考えられるようになったアメリカで、今、「金で時間をつくれ」という考え方が芽吹きはじめている。本書はその芽の価値を私たち日本人に示してくれている。
【新書 感想】結果がでなければ、その人は見捨てられなければいけないのか?【ケーキの切れない非行少年たち2】
「頑張れない」人たちがいるときいて、「なまけ者」と感じてしまう。それは仕方が無い。だが、その理由が「障礙」によるものだといったら、どう思うだろうか?そして、そのとき、私たちは彼らに手を差し伸べることができるだろうか?
【本 感想】「決断力」がないから、なんにもできない!という人が知るべき法則を教えます。【令和3年 5月13日】
やることはたくさんある。それはわかっている。でも、なぜか、やれない、やらない。いったいどうして?そんな頭の中がごっちゃになっているあなたに解決策を与えたい。
【新書 感想】なぜ、あなたはその「政府」を「政府」としてみることができるのか?その理由は「オピニオン」にある
誰かが誰かを支配する。そこに正統性はあるのだろうか。あるとすれば、それは誰が作り、どのようにして「オピニオン」として活きたのか。また、人が人でなくなる未来において「オピニオン」は存在価値を見失うことなく、存在しつづけることができるのだろうか。
人と仲良くなるための科学的な「雑談」テクニックを教えます!これであなたもトーク上手へ!
人とどうすれば雑談ができるのか。私たちは誰かと会えば必ずどうでもいい話をする。話が合えば人間関係は良好になるが、合わなければ嫌な思いをする。この問題の解き方をメンタリストDaiGoが語る。
【オバフロでウデマエXを目指すの再生リストの紹介文】5125時間かけてガチヤグラ、ウデマエXになった男の話【スプラトゥーン2】
スプラトゥーン2というゲームをご存じだろうか。いや、知らなくてもいい。ただ記憶しておいてほしい。5125時間もかけて、ウデマエXになれた男のことを。
【感想】ポリティカル・コレクトネスとコロナと言論人と 『表現者五月号 クライテリオン』
コロナで世界中が混乱しから一年がたった。その間、コロナについての議論は盛んに行われたが、これは結局、空騒ぎだったのではないかというのが本号の中身である。と、同時にポリコレ的な考えがコロナ論に影響しているとも述べている。
文芸批評家でもあり、保守主義者としても知られる小林秀雄は政治についてどう考えていたのだろうか。同じく保守主義者の中野剛志が小林の骨子を捉え、小林の正しい姿を立像した。
日本人にとって包茎とは何であったか。 なぜ恥ずかしいのか。なぜ気になるのか。戦前戦後の包茎言説の繋がりと違いとを明らかにし、「男らしさ」をも叙述している本。
自由意志はないけれど。できること、できないことの境目を見つけるのが人生である。ハナー・クリッチロウ『「運命」と「選択」の科学』
人間は自分の意志で何かを選べるのだろうか。 私たちは所詮、環境によって動かされているだけではないだろうか。 意志と環境との境界線をのぞきたい人にお勧めの書物である。
進化生物学者が語る「ユーモア」とは何か?なぜ、人間は笑うのだろうか?
笑いとはなんなのだろうか? どうして人は笑ったり、笑わせたりするのだろうか。 それは動物の進化として必要だったからである、といったら驚かれるかもしれない。
民主主義論について知っておきたい人へ。あなたに勧める『現代民主主義』
多くの思想家がいれば、それだけ多くの民主主義論がある。 どの民主主義であれ、大事なのは私たちが豊かで自由で平等な社会をつくることに変わりは無いはずだ。 しかし、まず、〈あなた〉の民主主義を知ろうではないか。
「ゆとり教育」で学力は上がった?日本の学力についての真実を知りたいあなたへ!
「ゆとり教育」は失敗だった。果たしてそう言えるのだろうか。どの教育も完全なるものはない。しかし、短所と長所は実際のデータがあって、初めてみえてくる。本書は最良なる教育改革の〈よすが〉となる書物である。
インフルエンサーになる方法を教えます!知っておくべき二つのこと。
インフルエンサーになりたい、という人におすすめしたい本がある。 メンタリストDaiGoが語る「影響力の作り方」をみてみよう。
【文章の書き方】人に伝わる文章を書きたいと思っているあなたへ!【三つのポイント】『文章術のベストセラー100冊』より
ちゃんとした文章が書きたいな! そう思いながら学校や会社などで文章を書いておられる方は多いと思います。 今回はそんな方々へおすすめの本を紹介します。 藤吉豊、小川真理子による『「文章術のベストセラー一〇〇冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』です。 「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。 作者:藤𠮷 豊,小川 真理子 発売日: 2021/01/01 メディア: Kindle版 // リンク この本は「文章の書き方本」の中の共通部分を彼らが抜き出し、順位付けしていったものです。 つまり、良い文章を書くための条件をまとめ上げた内容になっております! 私ズンダもこのブログで…
江戸時代の天皇は幕府によってその権力を奪われ、何をしていたか分からないという人は多いのではないだろうか。 そんな天皇と幕府の関係を描き、天皇の実相を明らかにした本である。
「誰かから認められたい」という承認欲求の理由と解決法とは何か?
人は誰かから認められなければいきていけない。「存在の承認」を受けることでしか自分を保てない。近代社会の「個人」はこの承認が得にくい虚ろなる存在である。では、どうするか?
リベラルとは何か?その歴史を学びながら、新自由主義に対抗するための一つの武器として読むことができる本である。
婚活という言葉を初めて聞いてから月日は流れた。私たち日本人はなぜ結婚できなくなったのだろうか。それとも、しないだけなのか? そして結婚できる人とはどんな人なのか。この本を読んで勉強しよう。
幸せになりたい人、必読!科学的に証明された「幸福になる方法をまとめた本」を紹介する!
私たちはどうしたら幸福になれるのだろうか。不幸であるよりは幸福な方がいい。 だが、幸せになるためにはちゃんとした方法がある。 不幸に感じたとき、この書を手にして、実践して欲しい。 あなたが悪いのではない。幸福のやり方を教えられなかったことが悪いのだ。
たった【680円】で人が何を考えているか分かるようになる本。
人間関係をどうにかしたい! 人の態度から何を考えているのか探りたい! そんな人におすすめの本。
【読書 感想】「やりたいことってなんだろう?」と一度でも考えたことのある人へ、おすすめの本がある。
「やりたいこと」という問いは腐るほどきかれたことがある。 しかし、その答を見つけようと思っても私たちは糸口すら発見できていないのではないか。 この本を読めば、その難問にこたえることができるのかもしれない。
日本の官僚が続々とやめていく・・・が、古代の官人はどうだったのだろうか?
古代の官僚の実像はどんなものだったのだろうか。 大宝律令下における中央官人たちは如何にして選ばれたのか。 そして如何にして暮らしていたのか。 その実相に迫る一冊。
暗記物が苦手な受験生や資格取得を目指す方々へ、どうすれば暗記できるのか。「記憶術」を紹介する!
【記憶術】とは何だろうか。 あなたは英単語や歴史用語が覚えられず、苦労していないだろうか。 その労からすべての人を救う術。 それが【記憶術】である。
【新書 感想】 独裁は防げるのか?古代ローマ人の知恵の結晶である「共和政」とは何か?
古代ローマの共和政は独裁者を望まず、自由を望むローマ人の本質があらわれている。 しかし、そのローマも土崩魚爛してしまう。 私たちはどうすれば永続な平和と安定をモノにできるのだろうか。
民主主義とは何か?その歴史、更にメリットとデメリットをみてみよう。
民主主義とはなんなのだろうか。現在、民主主義を疑う人は少ない。しかし、古来より民主主義は完璧で理想的な制度でもなんでもなかった。だが、残り続けている。そこにやはりなんともいえぬ価値があるのかもしれない。
【新書 感想】あなたもいつもしているウ○コを昔の日本人はどういう目でみていたのか知りたくありませんか?
ウンコ、ときいて何を思われるだろうか。そんな言葉、目にもしたくない耳にもしたくない。そんな人は多いだろう。 本書ではウンコが人々からどう受け止められていたのか、その受容の歴史を追う。
GAFAに代表されるお金持ちースーパーリッチーは私たちにとってどんな存在なのか
スーパーリッチの増大と伸張はとまらない。彼らの数は約四七〇〇万人。すでに一つの層になっており、社会に与える影響力は赫々たるものがあり、無視できない存在になったといえよう。
【新書 感想】あなたも着たかもしれない学校制服の歴史~1960年代~2020年まで制服の変化~学校や生徒はどう変わっていったか
高校生の象徴とまでもいえる制服の存在。その制服はいかにして求められ、決められてきたのか。制服は誰の需要によりうまれ、誰がつくっているのか。その歴史と思想とを洗い出した本。
【新書 感想 レビュー】2035年にはガンは治せるようになっている?希望に満ちあふれた未来の医療を知りたいあなたへ!
未来の医療はどうなっているのか。私たちは難病やガンに立ち向かうことができるのだろうか。将来の日本の医療制度は保たれるのだろうか。AI含めた将来の医療を勉強しよう。
【新書 感想 レビュー】若者が「ヘル朝鮮」と自称する韓国の教育はどうなっているのか。一抹の希望と絶望の社会に触れよう。
韓国社会の現状を語り尽くした本。 先がみえない韓国という国と、実は韓国化しつつある日本との比較が勉強になる本。
4000時間やってもガチヤグラS帯の人間がスプラトゥーン2は「大勢は一定以上うまくなることはない」と述べ、無駄骨を折るだけなので、早くスプラ2を売りとばしたほうが【健康で文化的な最低限度の生活】を送れる、と説いた文章。
【新書 感想】江戸時代の人々って結婚やS〇Xについてどう考えていたんだろう、を知りたいあなたへ
岩波新書『性からよむ江戸時代』の感想と概括。江戸時代の「おおらか」といわれる性意識は正しいのだろうか。当時の人々の性交への常識と変化とを抉る本。
よりよく生きるために!実証された「性格」について考え、本当のあなたを発見してみませんか
「自分ってなんて性格が悪いんだろ」 「あの人の性格がうらやましい」 そんなことを考えたことってありませんか。 誰しもが自分や他人の性格を比較し、悩んだ経験はあるとおもいます。 ところで、この「性格」とはいったい何なのでしょうか? むやみに自分を責めたり、他人を羨んだりするよりも、「性格」とは何かを一緒に理解していきましょう。 また、メンタリストDaiGo氏の動画を好んでみておられる方にもこういった書物は読む価値があるといえるでしょう。 性格学の入門書として読んで頂きたいところです。 今回紹介する本は小塩真司『性格とは何か』(中公新書)です。 性格とは何か-より良く生きるための心理学 (中公新書…
歴史教科書ではさっと流される戦後史。ちくま新書『昭和史講義』を紹介する!
昭和史の謎が遂に解かれる 戦争が終わって75年が経ちました。 私たちの多くは戦後社会の人間であります。 こうした中、戦後の歴史研究はどんどん進んでおります。 学校教育で「現代史」をならうでしょう。 その「現代史」研究の最前線でどのようなことがいわれているのか知りたい方に必読の本がついにちくま新書から発刊されました。 今回はこの本の中から2つほどの講義を紹介していきましょう。 昭和史講義【戦後篇】(上) (ちくま新書) 作者:筒井清忠 発売日: 2020/08/21 メディア: Kindle版 昭和史講義【戦後篇】(下) (ちくま新書) 作者:筒井清忠 発売日: 2020/08/21 メディア:…
平安時代の貴族ってどんな生活を送っていたの?分かりやすい本、あります!
平安時代の貴族って優雅に思えませんか? 和歌を歌い、蹴鞠で遊び、豪奢の限りをつくしているような。 しかし、これは平安貴族の綺麗な一面でしかありません。 彼らも私たちと同じ人間であり、そこには綺麗なだけでは済まされない現実生活があったのです。 今回はそういった平安貴族の生活がイラスト付で詳しく解説された本『平安貴族 嫉妬と寵愛の作法』を紹介していくことにしましょう。 平安貴族 嫉妬と寵愛の作法 発売日: 2020/06/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) 虐められていた源氏物語作者 紫式部 天皇が住んでいた殿舎の後ろには後宮がありました。 後宮は后妃や皇太后、女官などが住んでおり、女性だら…
Ghost of Tsushima(ゴーストオブツシマ)は必ず買うべき大作であるー「武士」と「冥人」の絶妙さー
名作ゴーストオブツシマの魅力と感想。そして末尾にはネタバレ考察あり。
世の中のためになると思っていた教育こそが格差社会を生んでいたー大分断の時代ー
私たちは教育の重要性を疑うことはありません。 誰もが学校へ通い、誰もが人生で通用するための力を養い獲得できるもの、それが教育だと思っています。 しかし今回の記事はそれを真っ向から批判します。 批判者はエマニュエル・トッド氏です。 パリのソルボンヌ大学で歴史学を学び、ケンブリッジ大学に進学。 ソ連の崩壊やアメリカ大統領選に於けるトランプ大統領の勝利を予想し得た人物です。 そんな彼は教育が新しい格差を生み出してきたといって憚りません。 そしてそのせいで、アメリカやヨーロッパは知識階級と労働者階級との間で対立が生じているとまでいいます。 いったいどういうことなのでしょうか? 『大分断 教育がもたらす…
男と女の違いってなんだろう?実験や調査による男女の相違を3つ紹介する!
今回は男女の性差についての記事になります。 橘令『女と男はなぜわかりあえないのか』(文春新書)からです。 女と男 なぜわかりあえないのか (文春新書) 作者:橘 玲 発売日: 2020/06/19 メディア: Kindle版 男は種を蒔きたい。女は子供を育てたい。 ナンパに対する男女の違い ナンパは男性がするものという先入観がありますが、男性女性のどちらがナンパに応じやすいのかという研究があります。 1978年、社会心理学者のエレイン・ハットフィールドはフロリダの州立大学でクラスの平均年齢22歳の男女に決められた手順でナンパさせ、どのぐらいの人たちが応じるかの調査をしました。 実験は4年の間隔…
コロナ禍において、私たちは政治に「例外的な力」を求めるべきなのか
コロナが世界で蔓延し、日本でもこの疫病に対してどう対策したらいいのかで議論がごった返している今日この頃。 大きく分けて意見は二つ。 ある人は都市封鎖を、ある人は経済とコロナとの共存を唱えています。 ところで、フランスやイギリスなど先進国は政府が強権を発揮し、商売や散歩なども一切禁止、違反した者には罰を与えるなどの日本では全く考えることのできない状態になっておりました。 翻って、我国日本ではあくまで自粛要請であり、国民一人一人の判断や同調圧力に委ねられています。 ここで誰もが考えることがあります。 政府はどのぐらい力をもつべきなのか、ということです。 私たちは政府によって縛られるべきなのか、あく…
弱小ゲームyoutuberとして、生配信について語る。底辺youtuberの憂鬱 (管理人の日誌)
お久しぶりです。ズンダです。 ネタが全くないときに書かれる「管理人の日誌」記事です。 私の新書ブログも早いもので一年ほどたちます。 皆さんにブログをどのぐらい最初から最後まで読んで戴いてるのかわからないのですが、訪問して戴き感謝しております。 最近、更新頻度が落ちておりますが、なかなか紹介するのが難しい本や、youtube放送のため自由に時間がとれなくなっています。 申し訳ない。 これが僕のチャンネルで、ゲーム配信ばかりしているのですが、もしゲームにも興味がございましたら、いらしてください。 www.youtube.com youtuberとして放送していて、良いことと悪いことがある 登録者が…
渡部建の不倫は特別か?日本人、みんな浮気ばっかりしてる。「実は不倫大国だった?」芸能人の不倫と日本人の性的嗜好
先週、お笑い芸人の渡部建が妻である佐々木希をよそに不倫をしていたことが明らかになりました。 ニュースやネットもこの話題でもちきり。 週刊文春による執拗なほどの浮気ネタが繰り出されているにもかかわらず、浮気に関する報道は已むことを知りません。 これだけ騒がれているにもかかわらずどうして人々は不貞行為を働いてしまうのでしょうか。 今回は中野信子『不倫』(文春新書)をとりあげます。 加えて今回はネタ回です。 不倫 (文春新書) 作者:中野 信子 発売日: 2018/07/20 メディア: Kindle版 日本は不倫大国である 日本人の浮気と性的嗜好は合致しているーFANZAのデータ 終わりに 日本は…
過敏性腸症候群をどうにか治療したい!そんなあなたへ 低FODMAPを試してみませんか?
出かける時間帯になると急にお腹が痛くなったり、電車に乗っている最中に便所へかけこみたくなる人、いませんか? もしかすると過敏性腸症候群という病気かもしれません。 この病気はここ十数年で、人口に膾炙したといえるでしょう。 緊張によって下痢が引き起こされ、まともな生活ができなくなり、鬱や引きこもりになってしまう人もいるぐらいです。 日本では一〇人に一人がこの問題を抱えております。 薬も出ていますが、案外、効かないという方も多くおられるようです。 しかし、近年の研究で「小腸内細菌増殖症(SIBO=Small Intestinal Bacterial Overgrowth)」が原因なのではないかといわ…
「ブログリーダー」を活用して、zundaさんをフォローしませんか?
なぜ働いていると本が読めなくなるのか、この問いから発せられるこたえは何もむずかしくない。時間がなくて忙しければ本などよめないのは当たり前だからである。そこで三宅氏はある考えをもちいた理由を思いついた。
千葉雅也によるセンス論。このセンス論は藝術が人生そのものであることを教えてくれる
https://publications.asahi.com/product/24772.html ※後に追記します。 企業や国、自己啓発本に染まった人間たちが語る不可思議な造語、「人財、メイト、人罪、人在、高度プロフェッショナル制度」といった怪しげな言葉の数々、これらを『「啓発」の言葉』と本書は呼ぶ。その実態はなんのことはない、労働者などを夢みさせ、新しく進歩的で公平な社会が実現したかのようにみせかけるための空疎なものである。 私たちはこうやって言葉に洗脳され、言葉で「何かが変わった」かのように思わされてしまう。Twitterでよくみる光景である。私ズンダがnoteやこの読メで紹介してきた本…
倫理学は実際に役に立つ学問でなくてよいのだろうか?ただ議論してそれで終わりでいいのか?そして議論する人々は一部の学歴が高く、学問的な体型を背負った人間であることが正解なのだろうか?
政治を嫉妬の観点からみるとはどういうことか?人々はなぜ嫉妬してしまうのか。それは民主主義にどう影響してしまうのか
私たちはどうして人を信頼し、人を裏切るのかそれを哲学的に考察した本である。
ローティについて書かれた『偶然性・アイロニー・連帯』を朱喜哲が紹介した本。非常にわかりやすく誰でも読める。
暗黙知や学習の仕方が、その暗黙知後のブルデューなどの研究
千葉雅也による勉強の哲学。 Twitter分析としてもやくにたつ。
エビデンス、数字にもとづいて人々は支配され、人を数字でしかみない非情な人間になりさがってしまう。朝日新聞紙上でインタビューを受け、Twitter上で騒ぎになった村上靖彦氏の『客観性の落とし穴』を紹介する
ファンダムとは何か?民主主義はどうすればうまく機能するのか? トクヴィルを現代的にアップデートしてみよう!
東浩紀の『訂正する力』(朝日信組)はSNSを頻繁に使う私たちにとって重要な書物である。政治家、官僚、知識人たちへの幻滅。私たちはどう乗り越えられるか?
『江戸漢詩の情景』は良い本である。この本の一節から私は興味をもって、とあることをしらべてみた。
皆さん、こんにちは。 ズンダです。 今回紹介する本は朝井リョウ『正欲』(新潮文庫)です。 朝井氏といえば当ブログで以前紹介した、『何者』ですが、今回の本も楽しませて頂きました。 映画化も決定しており、十月ぐらいに公開予定なのそうなのでみにいきたいところですね。 bitters.co.jp (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=…
皆さん、こんにちは。ズンダです。 今回は久々に小説を読んだのでその読書感想文です。 宇佐見りん氏の『推し、燃ゆ』(河出文庫)です。 私ズンダ、大学をでて以降は小説をあまりよまなくなっていたのですが、近頃、ちょっとだけ文学熱が上がっており、楽しんでおります。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push…
ネット右翼になった父親への憎悪に満ちた追悼文が数年前に発表された。しかし、その後、父はネット右翼ではなかったことが判明する。父を研究することで明らかになった【事実】とは?
専門家やプロと私たちはどうつきあっていけばいいのか。専門家自身が考える、専門家の立場、役割、性質。
役割語は何のためにあるか?どうして、老人は老人語を、お嬢様はお嬢様言葉をつかうのか。その謎に迫った重要な本である。
私たちは政治を語る言葉も秩序もうしなってしまった。アトミズムとなった我々はどうすれば共通の言葉をとりもどせるのだろうか。何故人間から共通世界が消えたのかをアーレントがさぐる
荒れ狂うばかりの現代文明批判、また徹底した個人主義や相対主義、《ほんもの》をとりもどすために
私たちは政治を語る言葉も秩序もうしなってしまった。アトミズムとなった我々はどうすれば共通の言葉をとりもどせるのだろうか。何故人間から共通世界が消えたのかをアーレントがさぐる
荒れ狂うばかりの現代文明批判、また徹底した個人主義や相対主義、《ほんもの》をとりもどすために
東大生は親に恵まれている。常識になりつつある。その東大生たちは親に恵まれなかった人々に対して何を学ぶべきなのか?を論じた本。扇情的なタイトルではあるが、中身もしっかりしている。
皆さんお久しぶりです、ズンダです。 最近、私ズンダはTwitterの読書垢(@zundanobook、です。ぜひ、フォローしてください)をつくっており、そこに本の感想を書くようになっていました。 本ブログを楽しみにしていた方々には申し訳ない。 ただ、私ズンダも新書紹介ブログをしていまして、ちょっと限界を感じつつあります。もう少し人気がでたり、このブログが読まれるようだったらよかったのですが、いまいちそうもならなかったので困っていました。 ぜひとも、皆さんには私のブログを色んな方に紹介して頂きたいなと思っております。 協力して頂きたいのです。 で、これからは 「本の紹介を以前のようにする時」 「…
諦めることから始まる何かがあるはず
HSPはそんなに騒ぐことなのだろうか? 心理学の用語は適当に使われ、そして猾知の手により商売の道具に堕す。
発達障害の人たちは世界をどのようにみているのか。健常者との違いをみることで、彼らへの共感をうみだすことはできるはずだ。
アメリカの大学生は弱くなった。親や先生による甘やかし教育のせいである。 これらの「安全イズム」とよばれる思想は意見のことなるものとをキャンセルするというカルチャーへとつながっている。
いったい何が本当で何が間違いなのか。それを見抜くことは我々には可能なのか。結論として、私たちは物事を気軽にうけとるぐらいがちょうどいいのだ。
皆さんこんにちは、ズンダです。 コロナもだいぶ落ち着いており、多くの人々はすでにコロナを怖いものだと歯考えなくなっているかもしれません。 私ズンダも何度かコロナについて触れてきたように、そこまでコロナを問題視していません。 しかしながら、マスクはつけています。 なぜかといえば、マスクをつけていないと変な人に思われる可能性があるからです。 私ズンダにかぎらず、こういう人は多いのではないでしょうか。 また、お店や何らかの施設であればかならずマスクは求められます。 外では外しておいて中ではいちいちつけるというのは面倒ですよね。 そういう理由で結局、つけっぱなしになっていました。 ところで、このマスク…
ミニマリズムに対してはいろいろな誤解や期待がある。それは自己啓発でも脱資本主義でもない。日常の生活を大事にするための方法である。
ソクラテスはソクラテスでも誰がかくかによってその像は異なる。今回はクセノフォンが彫刻したソクラテスが登板した。