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魔術師炙りカルビ
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2019/06/09

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  • 恋文届かず、かく語りき

    「知りません、関係ありません。」 たったその一言は人をも殺す。 自分のことをただ知ってほしいだけなんだ。 見ててほしいだけなんだ。 私はあなたの気持ちをちゃんと理解しようと努めても、 あなたはどうしていつも「知りません」なの? そうして知ろうとしないから、あなたはいつも寂し気にも見えるんだ。 あなたのそういうところが、自分を苦しめているんだよ。 私の気持ちに気付いてほしい、なんてもう思わない。 あなたはもう少しだけでも自分を愛するべきなんだよ。 自分でそうやって自分の首を絞めちゃいけないんだよ。 「知りません」で自分のことも知ろうとしないのはダメなんだよ。 自分のことすらわからないのに、相手に…

  • 朧気な眼と微かな記憶

    目が覚めて寝惚け眼をこすって支度をする。 いつもと変わらない日常だし、それがいつものこと。 いつもと同じだけれど、それは決してタイムリープしているとか、 そういうわけではなくて単純なルーチンのようなものだ。 そういういつもの日常を繰り返してはいても、 いやそんないつも通りだからこそ、 時折鮮明に、かつ朧気に思い出すような微かな記憶というものがある。 そういう時だから光輝く記憶、糸を手繰り寄せる様に思い出す。 ただ、そこに現実感がないのが実に興味深くも感じる。 自分の記憶ではないような、しかしてまるで夢のようなもの。 思い出というのは時として色鮮やかに、ハイコントラストなフィルターを通しているか…

  • 白昼夢のような朝

    目が覚めてもまだ夢のような気がして、 まるでそこに現実感がないように思えてしまう、 そんな朝を迎える事は以前からも度々あるわけだ。 自分の事ながらまるで他人事のように思えてしまうというべきか、 いやそうではない、自分の体で、自分の意識なのに、 ある種の客観的とも言うべき感覚に陥ってしまう。 「この体を動かしているのは一体、誰なのだろう」と。 「人生において予定を立てた覚えはないが、予定外だと思うことが時折ある」 というように私にとって白昼夢のような朝というのはそういうものだ。 誰かを失うということは何も得られるというわけではない。 私は思うに、その喪失感は体の一部を失った(実際にその感覚を知る…

  • 憂鬱で白色

    今日の雨は一際強く感じるも、梅雨入りをとうとう実感させるものである。 暑さと湿度に弱い私は既に夏バテというのは先日の記事にて……。 はてさて、憂鬱と聞いて多くの人は青色か黒色を連想するだろう。 恥ずかしくて人に言えない話を「黒」歴史と称したり、 甘酸っぱくて切ない夏の「青」春だとか、日々は色彩だ。 が、私は自分の心が明るく無ければ基本的に白から黒へのモノトーングラデーションで飾ることになる。心の内とは案外そういうものだ。 憂鬱だから明るく無い、というわけでもない。 気分的に下がっていく要因があれば私の心は白から黒へのグラデーションのどこかに位置するというわけだ。 雪のように真っ白でも憂鬱な時も…

  • 夜風の悪戯

    梅雨入りだとか言って世間では騒がれているみたいだ。 5月末くらいからか、気温は上がり続けている。 夏日のような惨事もありつつ、熱中症の罹患者もいたみたいだ。 かくいう私は夏というものが苦手である。 暑いから以外に理由はない。 暑くなければ夏という季節は少しは好きになれたのかもしれない。 そんな憂鬱な梅雨入りを果たした6月上旬、 時刻は0時半前、どんよりとした空模様はまるで私の心のようにも感じる。 (憂鬱な、それでいて気分の晴れないような) 髪を撫でる夜風が心地いいとはどうにも感じない。 勿論、それはまるで今の私の気分かのようだから。 こんなところで私は何をしているんだろうか。 そんなことに思い…

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