アラフィフで初めてのアフタヌーンティー イギリスおすすめアフタヌーンティー
紅茶の前はコーヒーだったイギリス イギリスはもともとコーヒー文化だったのですが、18世紀ごろから、インドでのコーヒー栽培から紅茶栽培へと事情により変更となり、イギリスの硬水もヨーロッパ大陸に比べるとそれほど濃度が高くなく美味しく飲めるということで、イギリスでは紅茶が浸透していきました。19世紀初めの産業革命で都市に人が集まり長時間労働でお酒に手をだす人たちが増え、その人たちからアルコールを排除する意味でも紅茶の推進が始まりました。王室での紅茶文化推進も一般庶民に広がり、イギリスでは紅茶が浸透していきました。 氷河があったためにミルクティーになった またイギリスの長い冬の天気とヨーロッパに比べると作物の育ちにくい土壌(氷河で削り取られたため)で農作物が育たないイギリスでは酪農が盛んになり、牛乳は簡単に手に入りました。そのためミルクティーが流行ったともされています。コーヒーにミルクを入れるとお腹を壊すといったデマもその頃広がったようです。今ではほとんどのイギリス人が紅茶に牛乳を入れます。これはヨーロッパの大陸に行くとあまり見られない現象です。 今では一般庶民も楽しめるアフタヌーンティー さて、そんな長い紅茶の歴史に比べると、私のイギリス生活の期間はほんのわずかですが、イギリスの伝統であるアフタヌーンティーを経験したことがありませんでした。アフタヌーンティーは、「上流階級の生活を模倣する文化」として人気を集め、1日2食だった貴族たちの空腹を満たすために午後にいただく食べ物でした。特に中流階級の間で19世紀半ばから広まりました。アフタヌーンティーの歴史は200年弱になります。 そんなアフタヌーンティーを経験していみたいと思って行ってきました! ザ・マナーハウス(カッスルクーム) ザ・マナーハウスはイギリス南西部のコッツウォルズ地方にある豪華なホテルで、歴史的な建造物としても知られています。カッスルクーム村自体が「イングランドで最も美しい村」と称されるほど魅力的な場所で、このマナーハウスはその象徴的な建物のひとつです。カッスルクーム村自体が歴史的な場所で、石造りの家々が並ぶ絵画のような風景が広がっています。マナーハウスはこの村の中でもひときわ目を引く存在であり、村を訪れる観光客の多くがこの建物を訪れます。 カッスルクームの村とともに楽しむ観光地: […]
2024/11/26 10:00