奈良にもある”日本の名城”「宇陀松山城」
奈良にもある日本の名城「宇陀松山城」宇陀松山城は、奈良県宇陀市にある山城で、秋山城、神楽岡城とも呼ばれ、国の史跡になっていますし、続日本100名城にも選ばれています。宇陀松山城は、宇陀郡を領分する国人である秋山氏の本城として築かれましたが、最初の築城は不明ですが、南北朝時代には城として機能していました。~大和秋山氏~大和秋山氏は、中世の大和国宇陀郡に、「宇陀三将」と言われた武将がおりました。その武将が、「秋山氏」「芳野氏」「沢氏」の国人領主です。三氏は「勢衆四家記」では「和州宇陀三人衆」として伊勢国司北畠氏の与力、のちには被官になったと記されています。秋山氏は、国造が貢進したという伊勢神宮領大和国宇陀神戸の神戸社の神主家で、同神宮の被官であったと考えられます。神戸社が春日社の末社になると、秋山氏は春日神人の国民...奈良にもある”日本の名城”「宇陀松山城」
2020/05/31 07:28