母親の温かな手②
今朝、息子の筆記用具を片付けしていて、 私が幼少期から大切に使っていた、色鉛筆を見つけた。 これは私が幼稚園の頃から使っている。 足りない色は買い、補充して来た。 現在も息子と一緒に、お絵かきやら塗り絵の時間に使っている。 一つ一つ紙に名前を書き、その上からテープで貼られていた。 私の幼少期には、今のような便利な名前シールなんてなかったと思うし、あったとしてもあの田舎から買いに行くことは困難だったのだろう。 母親が一枚ずつ小さく切った紙に 私の名前をひとつひとつ書き その上からテープを貼ったのかと思うと その手の温かさを考え、涙が出た。 どんな思いで、名前を書いたのだろう。 一本ずつ、小さく紙…
2020/11/12 11:22