母・井手久美子~母のおもいで②~
80歳の後半まで週末は自宅で同じ様に毎週麻雀をやり、私は毎回人集めに大変だった。二回ほどやっては少し休みまた起きてきて三回といった具合だった。そして皆さんと一緒に食事をしては、遅いときは夜10時ごろまでしていた。勿論、食事の支度は私に任されていた。でも本当に楽しんでやっていたので私もうれしかった。私が子供の頃、父は自宅で開業医だったので、朝・昼・晩と毎日食事作りにおわれていた。父は、胃潰瘍を患っていたので特に気を使っていた。毎日のように近くの魚屋が御用聞きに来ており、父には毎晩煮魚を出していたのをよく覚えている。父は、とにかく魚の食べ方が上手で子供心に驚いていたのを母といつも話していた。徳川おてんば姫(東京キララ社)母・井手久美子~母のおもいで②~
2019/11/01 05:00