緘黙時代を耐えられた理由
私は、幼稚園生の頃から高校を卒業するまで、場面緘黙症で先生や同級生とほぼ話せなかった。 話せないということは、誰かに伝えたいことや言いたいことがあってもずっと飲み込まないと行けないということ。 誰かに話しかけられても返事が出来なくて、無視したくなんかないのに無視することになってしまうということ。 そして、自分以外の人達が普通にやっている「話すこと」や「笑うこと」ができなくて、奇異の目で見られてしまうということ。 だから、私は幼い頃からずっと「話さなくて変な子」「失礼な奴」「気持ち悪い」「うざい」などなど他人から思われてきた。 これは被害妄想ではなく、周りの態度が私に対して明らかにおかしかったか…
2020/05/22 18:43