「原曲をくずしすぎ」そして、真夏の定番曲
だいぶ前のことですがYさんからこんな質問をいただいたことがありました。〈神奈川県相模原市のボーカル教室カヌマミュージックスクールです〉「歌手が同じ歌を歌っても時代とともに歌唱法は変化する。それはわかりますが、紅白での「○○」不満を持っている人も多かったです。調の変化はともかく、タメが多すぎると・・。「過ぎたるは・・・」だと思いますが、カヌマさんの意見はいかがですか?」<カヌマ>例えば美空ひばりさんは小さい頃に歌った歌を亡くなるまで同じ歌い方で歌いました。そして声までも子供の声で。聴く人が感じた、その歌のイメージを変えなかったこと、さすがだと思います。目をつぶればそこに「東京キッド」の幼いひばりさんが当時の声で。そしてひばりさんとは逆に「また逢う日まで」の尾崎紀世彦さんは「コンサートでは毎回歌い方を変えます...「原曲をくずしすぎ」そして、真夏の定番曲
2024/08/31 06:50