アメリカの物価上昇が想定より進まないかも、という見方が出てきました
5/27付の日経新聞の記事を読みました。アメリカの物価上昇の持続性について解説されています。以下要約です。 ◆要約 ・下記グラフ1は、アメリカの物価連動債を基に算出するインフレ率の見通しを表したもの。10年先より2年先のインフレ率が高い。これは通常起こらない。この結果、インフレは想定より進まないのではと市場が考え始めている。 ・FRBによるテーパリング(金融緩和縮小)の早期開始観測も後退、アメリカ長期金利もゆっくりと低下、ドル高の進行も限定的。 <グラフ1>物価連動債を基に算出するインフレ率(縦軸は%) (出典:日経新聞) ・アトランタ連銀が5/17に公開したレポートによると、第2次世界大戦後…
2021/05/31 08:32