弘南鉄道大鰐線が廃線へ
弘南鉄道は赤字経営が続く大鰐線(中央弘前-大鰐間)を2027年度末(28年3月)で、休線とし、後に廃線の手続きに入ることにするという。弘南線(弘前-黒石間)は営業運転を継続する。大鰐線は厳しい経営が続いている。沿線自治体の補助金が投入されることで、何とか経営を続けているのが実状である。利用者数は減少傾向であり、歯止めがかかっていない。一方、電気代や修繕費、人件費などのコストが増加していることも、廃線を決めた要因である。人口減少や少子高齢化により、地方鉄道の経営は厳しさを増している。大鰐線も同様であり、沿線にこれといった集客力のある観光地や施設がない。さらに地方都市に共通することではあるが、マイカーの普及により、同線の利用者が減少を続けた。1日の運行本数が減ることで、さらに利用者離れに拍車がかかり、赤字がか...弘南鉄道大鰐線が廃線へ
2024/11/29 04:53