花文図鐔 古金工 Kokinko Tsuba
花文図鐔古金工花文図鐔古金工山銅の地金が素朴な味わい。黒化して時の流れを感じさせる。主題である花と葉は毛彫で、その周囲の地面には粗い点刻を魚子地風に施している。ただし、魚子地ではない。古拙という表現が適切であろう、時代は室町初期まで上がるのではなかろうか、小柄笄の櫃穴の形状が時代の上がることを示している。櫃穴の周囲に細い筋彫があり、耳際にも筋彫がある。点と線の象嵌に応仁があるも、それ以前の作かとも推考される。日本刀専門店銀座長州屋花文図鐔古金工KokinkoTsuba
2021/02/27 08:25