ずっとモテてきた彼にも、致命的なコンプレックスがあった。それは、・・・AGA(若ハゲ)である。30代の頃からどんどん進んで、最初はマープ増毛法、でしたかね、一時 流行りましたよね。あれを何回もやって何十万もつぎ込んでいたようですが、とうとう奥様からダメ出
河野さんと深い仲になって2年目のある日、突然 視界がゴミだらけになった。両目とも、酷い飛蚊症になっていて、あわてて眼科に行ったが、加齢によるものだと、あっさり言われてヒアルロン酸の点眼薬をだされただけだった。2-3日様子をみたが全く改善しそうにないし、そ
河野さんとの蜜月な日々が1年近く続いて、明くる年の3月。 (この恋を最初から読む。)世の中そんなにうまくいくはずはなく、彼の単身赴任生活はたった1年で終止符がうたれた。そう、また、一昨年と同じように奥様がまた彼と同じ地区に転勤されてまた同居されることとな
その頃、私がよく、ちょっとしたメモ用紙に手紙をかいていた。昔、携帯もなかった学生時代、よく可愛い便せんとかにちょこちょこ書いて、授業中に友達に回したり、好きな男の子の机や下駄箱の中に入れたりしてた、あんな感じで。 (この愛を最初から読む)すると、ある日、
彼と一緒にいて、何がいちばんの楽しみかというと、それはもちろん、仲良く一緒に眠れることだが、それともうひとつは、一緒に美味しいものを食べながら美味しいお酒を呑めることだった。ほとんど好きなものとかが同じで、、、まあ同じ酒飲みだからでしょうが(笑)、「今日
紅葉狩りシーズンの三連休のことだった。(この状況を最初から読む)私は、仕事で、彼は、週末よろしく、戸建ての自宅で家族と過ごしていたことだと思う。なので普通は、電話などかかってくるはずはない。ところが、仕事が終わって、久しぶりに同期の女友達と夕食を共に
「自分は嘘がつけないタチで」という人で、嘘をつかない人はいない。
人の良さそうなタイプで、よく、「いや、私は本当に嘘のつけないタチでねえ~、自分でもいやになっちゃうんですよ~。」などと苦笑しながらもっともらしく話す人がいますよね。「ヘタに嘘ついてもすぐに顔にでる、とか、しどろもどろになってすぐにバレちゃってね、」・・・
GWの後半を どう過ごしたか思い出せない。(秋子のブログを最初から読む)きっとその頃は、まだ、朝に夕に彼から、恥ずかしくなるくらいラブラブなメールが届いていたと思う。いつの間にか、山歩きグループ、例の一件、のことは、話題にも上らなくなっていた。出逢って一
アットホームなカラオケ大会だったのだが、メンバーにひとりに、物凄くエロい人がいた。(このくだりを最初から読む)藤沢さんという、見た目は気の弱そうな、男性にしては華奢な体つきのその人は、やはり妻帯者だったが、今回は自分ひとりでの参加だった。奥様も同じ趣味で
離婚してから、GWとか盆休み、何末年始とかが嫌いになった。(このブログを最初から読む)何処へ行っても、楽しいそうなカップルや仲良く歳をとっているご夫婦、小さな子供を囲んで笑ったり怒ったりしている家族で溢れかえっているから。(・・・自分たち家族もあんな頃あ
彼の山歩きのグループの名前はWHH,We heart hiking。私たち山歩き大好き!「いいんじゃない?楽しいそうな名前の楽しいそうな仲間たちだね。」私は、そう話したが、彼はあまり嬉しそうではなかった。実を言うと…と、先日とは違う(楽しいことばかりのようだったのと)話を聞
彼の趣味が山歩きだなんて知らなかった。(この彼のことを最初から読む)雪山に登るような本格的なものではなく、春から秋、季節のいい時に、そこそこ汗をかいて気晴らしをする程度のものだと笑って言った。「色んな人と出逢えて楽しいよ!」と言われた時に「あ~、きっとナ
彼の年収と奥様の年収は、どちらも800万くらいらしかった。いわゆる勝ち組。ところが、彼のお給料は全て奥様が握っていて、毎月サラリーマンと同じ程度のお小遣いを渡されるだけだという。何か欲しいものがあっても奥様が認めなければ却下、病院にかかったりしても領収書
まさか、合鍵を渡されるなんて、夢でもみていたのではないか、とホッペタつねったくらいだ。「この人は、本当に私のことを愛してくれてるんだ」そう思わせるのに十分な出来事だった。(この恋を最初から読む)お花見デートの帰り、満員電車の中でふたりとも立ちっぱなしだっ
初めて河野さんと会ったのが、2月7日水曜日。それからずっと、私のスケジュール帳には、毎週水曜日の欄に「K」と記されていた。メールや電話は、朝に夕に続いていた。いつの間にか 彼の存在が当たり前のように私の日常を占拠していった。逢えるのは、週に1度だけだけど
その、彼からのメールは 普段とは違った。 (この恋を最初から読む)絵文字一つもない、パソコンで打ったであろう、長い、まるで論文のようなメールだった。要約すると、自分は30代半ばから糖尿病で、職場の検診でひっかかって、近くの開業内科医でもう何年も薬をのんで
約束の水曜日。まだ、逢うのは2回目だというのに、何回もメールをかわしていたせいか、なんだかもう、ちょっとした恋人気分だった。最初のデートであんなことになったくらいだから、もしかしたら・・・と、そう、もしかしたら、いつ何で救急車で運ばれたりするかもしれない
今回は、本編とは、あまり関係ありませんので、お急ぎの方は、どうぞスルーしてくださいませ。女性向けの、こういう記事はよく目にしますよ。ホンマでっか!?TV でも、「モテ仕草」と、各種シチュエーションでよくやってました。やはり、日本は男尊女卑からなかなか抜け出せな
いつの間にか、彼氏彼女 になっていた。(今回の記事は、サプライズ記事で、本編の進行とは、あまり関係ありませんので忙しい方はスルーしてくださいな。)私たちが出会ったのは、ちょうどバレンタインデーやホワイトデーの季節だった。彼は糖尿病だし(笑)チョコレートは
私の仕事は薬剤師で、週に1~2回は当直というか夜勤もあった。何もなければ休めるが、緊急手術や急変があれば、管理薬剤をだしたり、血液製剤を手配したりと眠れない時もある。昔は夜勤専従で働いていたこともある。お給料が断然いいのでね。 (このブログを最初から読む
婚活サイトに挑戦し続けて、やっと気の合いそうな(大好きになれそうな)人と出逢えた。・・・と思ったら、その人は既婚者だった。(この恋を最初から読む)そりゃあもう、ショックでした。どん底まで落ち込みそうでした、正直。ところが、その、河野さんから、以前と変わら
カラオケボックスを選んだのは、間違いだったかもしれない・・・。 (この恋を初めから読む)その相手が実は妻帯者だったとわかって、しかも社会的立場もそこそこあって・・・、その一緒に呑んでいた居酒屋界隈は、彼の仕事関係の人達といつばったりあってもおかしくない
第二の人生を 一緒に歩いてくれる人を見つけたいと…一生懸命、パソコンの中で探して…やっと、今度こそ、価値観の合いそうな人が見つかった。(これまでのくだりは、コチラから)…何度かメールのやり取りをして、いよいよリアルでの デートが実現したのに…。その、初めての
焼き鳥も一品料理もお酒も、丁度いい感じで美味しかった。河野さんは、その歳頃の男性にありがちな、威圧感というか、何気に自分のステイタスを自慢するようなところが ほとんどなかった。仕事は大学教授で、忙しいのは忙しいらしいが、毎日のように居酒屋を探検しているらし
40代も後半に入り、このまま人生が終わってしまうことへの何とも言えない未練?を抱えて、パソコンの婚活サイトに第二の人生を期待した秋子です・・・。やっと、逢う約束をした人に すっぽかされたと思っていたら、方向音痴で、ドラマのオチではないが、柱の反対側で待っ
その婚活サイトでは、サイト内で、短いコメントのやり取りができるようになっていた。それで気に入った相手とは、確か 安い料金を払うと、ひと月更新でメールのやり取りができた。私は、そんな少しのお金でも勿体ない気がして躊躇していたら、その人が、「自分は、相手には負
2年ぶりに開けたパソコンの婚活サイト。プロフィールだけだと、1度見てお終い、気に入らなかったらスルー、か気に入ったらやり取りを申し込む、の2択しかなかった。ところが、今回のサイトは、その登録している男性たちの日記のようなブログを覗き見ることができ、これは
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