■ 一史と瑞貴の過去話
志信が先日の様子を思い出しながら話していると、突然小部屋の扉が大きく開かれた。 開いた扉から強い陽光が差し込み、眩しい光の中に一人の男のシルエットが浮かび上がる。 「ああ、失礼。 静かだったからてっきり誰もいないのかと思ったら。 こんなところで大の男二人がかくれんぼとは・・・」 扉を開けた本人も少し驚いた顔をして、部屋の中の逢沢と志信の両方の顔を交互に見て言った…
2021/04/29 00:00
2021年4月 (1件〜100件)
「ブログリーダー」を活用して、ザクロさんをフォローしませんか?