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ブログタイトル
雪混じりの雨の夜、突然目の前に三日月が落ちてきた。
ブログURL
http://mgi137.sblo.jp/
ブログ紹介文
コダワリ派女の面倒くさい日常のくだらない話と主にpixivに掲載中の自作妄想小説の解説や進捗状況なんかを日々つらつらと書き殴っています。
更新頻度(1年)

197回 / 351日(平均3.9回/週)

ブログ村参加:2019/03/12

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ハンドル名
ザクロさん
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雪混じりの雨の夜、突然目の前に三日月が落ちてきた。
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ザクロさんの新着記事

1件〜30件

  • ■ 仔ぎつねはいつも・・・

    「失礼、座ってもいいか」 声をかけてきたのは子犬ではなく、瑞貴よりも十ほど年上に見える長身の紳士だった。 その顔立ちは端整で、服装はシンプルだが質のいいスーツ、 そして雰囲気は少々独特だが、ワイルドさと甘さと冷たさが見事に融和したような、 つまりどう控えめに言っても美しい男だ。 これはこれで瑞貴のタイプではあるのだが、今はこの手の年上男を相手にする気はない。 この…

  • ■ 便利なヴァーサタイル

    唐突にくちびるに柔らかい感触。 おかしい・・・。 口の中にはまだ御影のあれが・・・ 現代が混乱しながら、薄く目を開けるとぼやけた視界に、 つい今しがたまで自分を抱いていた男の顔があった。 「ッ!? め、めいせい!?」 「私以外に毎朝 寝坊助の仔猫を起こしに来る人間がどこにいる」 「・・・? み、御影は!?」 部屋の中をきょろきょろと見渡すが、明成以外には誰もいな…

  • ■ 夢のつづき

    「それで? 本題は?」 相変わらず忙しいのか、瑞貴が単刀直入に訊いてくる。 現代は無表情気味に小さく頷いて口を開いた。 「バレンタインだ」 「「は?」」 二人揃って同じ反応をしている。 現代の言わんとしていることがわからないのか、それともわかりたくないのか。 「えっと・・・今回はSSってことで尺がないからずばり言うけど、明成さんにってこと?」 「そうだ」 「…

  • ■ 忙殺されてます・・・

    「はっはっは、あんたもつくづく運がない男だなあ。 日頃の行いが悪いからバチが当たったんじゃないのか?」 「き・・・貴様ぁ・・・ッ! そのレコーダーを貸せぇえええーーー!」 それもまた一瞬の出来事だった。 怒りに目をギラつかせた殿村(とのむら)が突如耳を疑うような下劣な叫び声を発したかと思うと、 テーブルの上にあったケーキ用の小さなフォークを掴み、いきなりトレンチコ…

  • ■ 得意の取り越し苦労

    「きみは・・・なるほど、そういうことだったのか」 血走った目を向ける郁弥(いくみ)に、廿楽(つづら)が何かを納得した顔で小さくぼやいた。 今の二人のやりとりは過去に面識があるように思えるが、気のせいだろうか。 「さっさと連れて行けよ、こ、こんなやつ・・っ」 「郁弥??」 郁弥の予想外の台詞に、史苑(しえん)は目を丸くする。 「・・・きみに指図されるまでもなく…

  • ■ やっと書き上げました。

    「どうやって、ここに入ったんです・・・?」 指が身体から離れた隙に聞いてみる。 今のうちに素早く起き上がろうと試みたが、 その直前にポンと腰に手を置かれてしまい、身体が勝手に竦みあがる。 昔からこの男相手となると、 瑞貴の身体は自己防衛のため脳の命令を無視しがちになってしまうのだ。 「瑞貴、そのままでいなさい」 「・・・僕に、何をするつもりですか・・・」 「何って・・・きみはここへ身体のケ…

  • ■ もうちょっと待ってね

    「正直、少しナメてた。 きみのこの分野に関しての知識。 一体どこで勉強したの」 明成が巽に発注した家具の数は想像をはるかに超える量だった。 どうやら明成はこの無明ヶ丘にかなり大きな邸宅を購入したらしい。 しかもその発注分のほとんどの家具や雑貨に対し、 材質や製造された年代はもちろん、仕様の詳細、椅子の場合は生地の指定など細かく指示があった。 明確かつ具体的な指示は助…

  • ■ 仕事仲間の増員計画

    「そう。ちょうど今から二十年くらい前かな。 ・・・で、何だっけ。  えっと・・・ねえ、まだこの話続ける? 僕のこんな話とくにオチもないし、全然面白くないけど」 「時間が許すのならぜひ続けて欲しい。  私は、どのようにして現在のきみができたのかとても興味があるんだ」 家具やインテリアについて訊かれるのならばわかるが、明成の目的がいまいちよくわからない。 自分の仕事を…

  • ■ 貧乏暇無しデスヨ

    「・・・瑞貴、大丈夫か?」 改めて優しく訊かれて、今度は口籠ってしまった。 電話ならばまだしも 対面で、しかもこの至近距離で明成に誤魔化しが通用するはずもない。 じっと瞳の奥を見つめられて、徐々に頬のあたりに熱が集中する。 「・・・・・・」 「どうした」 「あ・・・、あなたには、いつも、何と答えるのが正解なのか、わからないんですよ・・・っ」 思わず怒ったような…

  • ■ バタバタしてました。汗

    少年に訊かれて、御影は少しぼんやりとした頭で自分自身の身体を見つめてみる。 しかし今はどこにも不都合はない。 そういえば、口の中の血の味も消えている。 「・・・いや、どうかな・・・もう拘束も解けたし、苦しくもないから・・・もう大丈夫だと思う」 御影がそう答えると、少年は少し目を丸くした。 「あきれた人だねえ。 そんなの当たり前でしょ、これは夢なんだから」 「夢・…

  • ■ 執筆楽しんでます。

    「今夜のおまえに魅せられたのは、目に見えている客だけではなかったということだ」 カウンタの奥から低い声が嗤う。 あまり考えたくない内容だったのか、時郎(ときお)は渋い顔をして押し黙る。 そしてどこか遠慮がちな視線をカウンタ奥の男に投げた。 「・・・それはそうと、ゲートはいつ開く?」 「いつでも」 カウンタの中から男が答える。 その声色は、心なしか、いつもより…

  • ■ 次のイラスト化は誰?

    なぜだかやけにご機嫌に話す一史を見て不思議な気持ちになる。 数年前まで、部下というよりも相棒という感覚に近い距離感で共に仕事をしていたのに 今は被害に遭った会社の代表と現場検証に来た刑事という立場で再会し、話しをしている。 それだけじゃない。 昨夜から今朝にかけては・・・ 「・・・僕、ひょっとしてまだ夢を見てるのかな・・・」 「おや、どうされました?」 ひょこっ…

  • ■ なぜそうなる・・・!?w

    「てことは、やっぱり逢沢さんは最初から僕と明成さんのこと、知ってて確認したんだ・・・」 「訊かれて正直に答えたのか?」 意地悪な表情で問われ、御影は頬に熱を感じながら小さく頷いた。 「あの人もきみが恥ずかしがる可愛い姿を見たかったんだろう。  あれが俗に言う 本物のむっつり助平というやつだ。  あの手のタイプは実に厄介だ。  普段はエロティシズムなどとは全く無縁な…

  • ■ 再会できました・・・〓

    「まさか、また勝手に動いたのか」 「御影の研究が進まなければ困るのはあの人だ。 まあ、・・・私も困るが。  それにこの研究所を保護し、研究をバックアップすることと、  御影をアカデミーから完全に切り離し、監視することは私に任された仕事の一つだった。  したがって、多忙なボスにいちいち断りを入れる必要などない」 「やれやれ・・・、思った以上に傾倒しているようだな。 …

  • ■ 2020年始まりました

    「いやぁ、荒れていますね」 「何がだ」 リフレッシュルームから窓の外を見ていた秋臣に黒鶫が明るく声をかけてくる。 「もちろん・・外が、ですよ。 雨嵐・・・こんな日は憂鬱ですね」 たしかに窓から見える空は分厚い黒雲が埋め尽くし大粒の雨をものすごい勢いで斜めに降らしている。 「どうです? 営業部の部長に就任してそろそろ二ヶ月目になりますけど・・・。  新年会も終わ…

  • ■ 2019を振り返る

    「ここでの生活にはそろそろ慣れたか?」 優雅にカトラリーを動かしながら明成がほんのりと意地悪な視線を御影に送ってくる。 「・・・いいえ。 ていうか、その顔、慣れてないことがわかってて訊いてますよね」 「この男はいつもこうして面倒な会話を増やしたがるんだ。  しかも、返す言葉とタイミングに気を付けないと、  何が理不尽な仕置きの口実にされるか わかったものじゃない…

  • ■ 緋牡丹の謀略

    ああ、駄目だ・・・やっぱりこの作戦は恥ずかしすぎる。 しかし、かといって、今この状況で余計な詮索されるのは非常に困る。 となるとやはりこれしか方法はない。 御影は下を向いたまま、意を決して口を開く。 「そ、その、・・・最近しばらく明成さんの顔を、見ていなかったので・・・・・・えっと・・・」 なんとかそこまで言ったが、やはりどうしても恥ずかしい。 わずかな後ろ…

  • ■ 優先順位は大切です。

    「あ、そうだ・・・あの、近衛部長。今日は、・・・ありがとうございました」 背の高い椅子をくるんと四分の一ほど回転させて近衛の方に向き直ると、理季はぺこりと頭を下げた。 「?」 「部長がいなかったら、俺、たぶん、遭難してたと思います」 「そうだね、でも遭難する前にまず会社の駐車場から出られなかったと思うよ」 「う。 たしかに、それは言えてますね」 あまり深く考えず…

  • ■ 愛はきらめきの中に

    「えっと・・・高階さんはどうしてここへ?」 「俺の質問が先だ」 「う・・・」 董が答えに窮していると、ぽつぽつと雨が降り始めた。 どうにも雲行きが怪しいとは思っていたが、これは本降りになりそうだ。 遠くのほうで ごろごろと雷も低く鳴り響いている。 「はぁ。 答えたくないのならもういい。  そのかわり、おまえさんはもう二度とここへは来るな。 いや・・・この町に来るな」…

  • ■ おかわリンゴします!

    「これは、随分と大胆な行動に出たな」 陽も落ちた無明ヶ丘の寂びれた駅前。 その言葉とは裏腹に、近衛はとくに驚く様子もなく足を止めた。 「待ち伏せなどしなくても、普通に呼び出せばいいものを。 連絡先は教えておいたはずだが?」 「・・・話が、したい」 「そんな身体中に毒がまわったみたいな顔をして。 せっかくの男前が台無しだ」 休日でもきちんとした格好をしているのはさ…

  • ■ アダムズ・アップル

    「体内のリズムはきちんと整えておくべきだ。 ほら、飲みなさい」 はっきりとは見えないが、目の前に置かれたそれが何かはよく知っている。 なぜならこの一週間、毎朝同じものを同じ時間に与えられているからだ。 大きめのグラスにたっぷりと草色の液体。 「今朝はりんごの割合を増やしたからきみも飲みやすいはずだ」 「近衛さん、あなたは気の遣い方を間違えている。  俺はこの手の…

  • ■ 買い付け行きました!

    「素晴らしい応接室だ・・・椅子にこのロイヤルコペンハーゲンのタイルテーブル、  スタンドライト、それからこのスーホルムのテーブルランプ。 空間丸ごと欲しくなるな」 「ふふ。 さすがはやり手の営業さん、褒め方がえげつない」 「今のは営業トークではないよ。 私の本心だ。 ああ、結局手を止めさせて申し訳なかったね」 椅子に腰かけ、どら焼きを乗せたプレートをまじまじと見つめな…

  • ■ 四人並べてみました♡

    現代は固く目を閉じた。 もうあの頃とは違う、と何度も自分に言い聞かせる。 当時の、いつ消えてもいいと本気で思っていた 投げやりで、虚ろで、空っぽな自分ではない。 意志を持ち、目的のために生きているのだ。 こんなところで再び昔と同じ罠に落ちてしまうわけにはいかない。 「なるほど、本当にいい表情(かお)をする」 「・・・」 「こう思っているのだろう、どうしていつもこのよ…

  • ■ バイオレンス記録

    「本当に大丈夫かい? 少しフロアの外の空気を吸ってきたら?」 「いえ、もう部屋に戻って休みます。 大丈夫、です。 俺、隣のビルに部屋借りてるから」 「え、隣のビルって、もしかして三階の・・・?」 なぜか男は驚いたような声を出した。 「は、い」 眠そうにコクンと頷いた脩を仮面の男はしばらくじっと見つめてから「送ろう」と静かに言った。 情けなくも自力で歩けないほどに…

  • ■ 愛されている自覚

    「ねぇねぇ高階さん、生チョコのケーキとミルクレープ、どっちが好き?」 「なんだいきなり・・・」 「んー、スイーツ占い。 だってさ」 同じく雑誌を読んでいた杏蒔が何やらうきうきした調子で返す。 雑誌は雑誌でも、高階のように経済雑誌ではない。 こちらは宴会幹事御用達の飲食店などをピックアップしている地元雑誌だ。 小柄な高階より軽く一回りは大きな身体をしているくせに、 ホ…

  • ■ や・ば・い

    男はゆったりとした足取りでこちらに向かって歩いてくる。 そしてちょうど現代の三十センチほど前で立ち止まると、腰をかがめて目線を合わせてきた。 「いい顔だ。 飼い主に捨てられて、絶望の色が浮かんでいる」 飼い主に捨てられて。 男のその言葉に、なぜか後頭部を鈍器で殴られたような衝撃が現代を襲う。 同時に麻痺していた四肢の痛みが少しずつ戻りはじめ、 現代は身体中の痛みを…

  • ■ 決め手に欠ける~

    「近衛さんて、この料理、得意ですよね」 言いながらケーキのような形をしたそれの先端をフォークで刺し、口の中に放り込む。 口の中にふわりと広がる菜の花の少し苦みのある香りに、青い季節を感じた。 思わず口元が少し綻んでしまう。 ベーコンのコクと絶妙な塩味、そしてアスパラガスの食感もとてもいい。 何より、このサクッとしたパイ生地が好きだ。 どこの料理なのか知らないが、近…

  • ■ 兄ちゃんが誘惑する~!

    「どういうことだ」 「きみが新たな飼い主を自分で決めればそれは勝手に外れる。  文明は生き物を自分で飼ったことがないから、  躾や育て方はもちろん、愛情のかけ方すらも知らない。  だが、そう考えればこれはもしかすると、彼なりの愛情のつもりなのかもしれない」 再び鈴を鳴らして明成がどこか遠い目をして言った。 顔は全然似ていないのに、その表情は昔を思い出していた文明…

  • ■ クリスマス会の妄想

    −−− 大人しく帰るという選択肢はないの? −−− ない。 きっぱりと言い切った男に、もうひとりの男がわざとらしい溜息をついた。 −−− それから誤解のないように言っておくが、これは俺の個人的興味じゃない。     俺はある人物と契約を交わしている。 その関係上だ。 −−− はあ・・・まったく、どうしてきみはいつも僕の心労を増やしたがるかなあ。     それで、契約…

  • ■ 三人並べてみました♡

    「・・・ムルジム、いや、現代。 今、この瞬間からおまえは私の猫だ」 何を言い出すのかと思えば。 現代はほとんど反射で「嫌だ」と返した。 もうペットごっこはこりごり、二度とごめんだ。 「俺は・・・もう金輪際あんたたち兄弟には関わりたくない・・・」 喉がひりつくように乾いている。 断じて 声に悲痛さが滲み出て掠れているわけではない。 「現代、おまえは断らない」 …

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