尺度(心の物差し)
■諸行無常この世界は全てのものが常なく刻々と変化と生滅してゆき、変化生滅しないものは存在出来ないのですが、本質的無知(無明)であったり自分が実体的存在だと勘違いして自我意識に捉われたりしていると、自分にとって都合の悪い変化に苦しみ、自分にとって好都合な変化に喜ぶという、現象の変化と生滅に喜怒哀楽しながら翻弄されて生きる事になります(苦楽とは現象の捉え方なのです…)苦から目を背けず、楽にまどわされず、苦楽を共に受け入れて、智慧の糧としてください…■依り処(精神的支柱)本質的に不安定さとドゥッカ(苦)によって成り立ち、煩悩(存在欲)に支配される人間というものは、何かしらを依り処(精神的支柱)としな…
2020/07/30 12:28