Plus One 5
「…ユノさん?」「ん?喉乾いただろ、水飲む?」僕は携帯を握りしめたままユノさんを見つめた。名前を呼ばれた彼は落ち着いた様子でにこりと笑って、一旦部屋を出たあとコップに水を持って戻ってきた。渡された鮮やかなブルーのコップ。着ているTシャツも似たような色をしていたから、ユノさんは青が好きなのかなあなんて、なんとなく思った。「あ、ありがとうございます。あの、僕なんでユノさんの家に…?」冷たい水をゆっくりと...
2019/09/30 08:45
2019年9月 (1件〜100件)
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