後期若年者として

後期若年者として

18歳から若年者という括りが始まるのだとすれば、25歳の私はもう後期若年者にさしかかる。後期若年者になるとだんだんと自分の持っている少年性みたいなものが恥ずかしくなってくる。休みの日の昼に寝ぼけた頭で散歩をして、未来のこととかをぼんやりと思い浮かべる。そういう思春期っぽいことをいつまでもやっている。後期若年者は思春期をいつ捨てるのかという葛藤といつも闘っているのだ。 そんな私も一丁前に仕事をしているので、日常的には思春期を押し込んで生活出来ている。目標と達成のことだけを考えて生きている。ところが、つい最近デッドデッドデーモンズデデデデストラクションという映画を観た。作品内の思春期っぽい倦怠感に…