今回は、ある米穀店の事例から、繁盛戦略を探ってみる。積極的かつきめ細かな販促策で、売り上げを飛躍的に向上させている。 おぜき米穀店(仮称)は、三代目店主を含む家族3人で切り盛りしている。取扱商品は、米95%、灯油5%。お米の販売先は、一般家庭30%、飲食店40%、スーパー30%となっている。 店の立地は悪く、店舗も古く、駐車場もない。経営状態も年々下降線。そこへ、大手スーパーの進出が決まった。 その…
いま、「ベンチャー農家」として就農する人が増えている。農協に入らず、独自の販売ルートを開拓する、小さな農家のことである。 農協に入っていては、制約も多く、自分たちの目指す農業ができないからである。作物の種類も決められ、農薬も使わなければならない。 就農するからには、理想を追い求めたいと願うのが当然。そのためには、農協の傘の下に入るわけにはいかない。 あるベンチャー農家は、あまり世の中には出…
家族が亡くなると、その供養のために仏壇を買う。位牌を収めて、拝むため。仏教徒である日本人なら、何の疑いもなく、この行動を取るだろう。 だが、この仏壇が後々厄介な存在となることをご存知だろうか。 たとえば、親が亡くなって、息子が大きな仏壇を買ったとする。この際、仏壇に故人の魂を納める「開眼法要」という儀式を一般的には行う。言葉は知らなくても、お坊さんが拝んでいたなら、それは「開眼法要」だ。 …
買い物難民が本当に求めているのは、「ネットスーパー」ではない。
日本全国の過疎地や高度成長期のニュータウンでは、徐々に買い物する場所がなくなり、買い物難民が増加している。 社会問題となっていることから、ネットスーパーや移動販売の復活など、さまざまな取り組みが行われている。 これにより、まだまだ充分ではないが、少しずつ不便さは解消の方向に進んではいる。だが私は、これらの取り組みは、本当の意味での問題解決にはならないと捉えている。 確かに、不便さは解消され…
自販機大国・日本。「賞味期限切れ」のドリンクを売る自販機まで?
外国人が日本に来て、驚くことのひとつ。それは、どこにでもある自動販売機。 どこにいても、飲み物を買うことができる。いつでもアルコールが手に入る。街中の、しかも道端に自販機がたくさん並んでいる国は他にない。その便利さに感嘆する。 もちろん、海外にも自販機はあるが、道端ではなく、商業施設や建物の中にある。 なぜ日本では、街中いたるところに自販機があるのか。消費者の利便性を考えてのことなのか? …
「ブログリーダー」を活用して、佐藤きよあきさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。