エッセイ784.定点撮影
東海道新幹線の車窓撮影画像を並べてみると、季節の変化が光となってあらわれる。狙いを定めたポイントの一つ猿木集落の四季の画像を並べてみた。いわば定点観測ならぬ定点撮影。トップ画像は2015年2月の画像だ。猿木集落は上りの新幹線では米原の手前にあたり、犬上川を渡り藪を越すと突然現れる。背後の特徴ある形の山は多賀大社のご神体であり、山の反対側に社殿がある。こういうときは予めマニュアルフォーカスでピントを設定しておき(置きピン)、川を渡り終えたら連写開始である。大体20〜30カット程撮影しておくと、そのなかの1カットぐらいが使える画像になる。それにここは電柱が必ず入るから、それを含めての集落である。今ではドローンを使えば撮影可能だが、当時はなかった。通勤時というのは誰でもが毎日撮影できる。そのためには少し早いすい...エッセイ784.定点撮影
2024/10/31 06:00