「人の為ならず」は「情け」に限った話ではない
「情けは人の為ならず」とは、人に親切にするのは相手のためになるだけではなくて、いずれ自分の為にもなる。という意味ですね。これって実は「情け」に限ったことじゃありません。良い感情だけに限らず、「恨み」「怒り」「敵意」なんて云う悪い感情にも当てはまるんですよ。そして、これって科学的に解明されています。人間の潜在意識は、自分と他人の区別がつかないんです。ですから、いつも不平不満を口にする、人に対して怒りをぶちまける、なんて人は、潜在意識レベルでは、自分に向かって攻撃しているのと同じ状態なんです。そしてもう一つの潜在意識の特徴は、慣れ親しんだものが大好きでそこから離れるのが嫌なんですね。ですから、不平…
2019/02/27 13:11