義父の死 東奔西走
特養から 義父が水分を摂れなくなった という知らせを受けて 夫は翌朝、 会社を休み、義父を病院に連れていく為 特養に向かった。 病院の予約、介護タクシーも手配済みである。 ワタシはといえば 午前中の家事や仕事を済ませ、 昼過ぎに、小学校に行った。 子供達の先生の個人面談の予定が入っていたからである。 春からの予定が伸び、 担任の先生とは初めてのご対面ではあるけど、 話をしながら義父の事が、ずっと気になっていた。 (先生達にも、容態の良くない祖父母がいることも伝えた。) お義父さん、大丈夫かな? 病院で、暴れたりしてないかな? 待ち時間が少ないと良いな。 点滴だけで済むといいな。 でも、入院になってしまうかも・・・。 と色々考えて、落ち着かない。 先生や子供達には悪いけれど、 「やっぱり今日は、ワタシも病院に付き添った方が 良かったかな。」 と思ってしまった。 夫は、 何の気負いもなく出かけて行ったけど。 先生と話し終え、小学校を出た時に バッグからスマホを取り出した。 夫から着信がある。 折り返しかけようとした所、 夫から着信があった。 夫 青ちゃん、今大丈夫?ライン見た? 青猫 いや、今小学校から出たばかりなんだよ。 お義父さんの病院、どうだった? 気になっていたんだ。 夫 ああ、見てないか・・・ あのさ・・ 親父、亡くなったんだ。 「え・・・・・・?」 絶句してしまった。 覚悟はしていたのに。 その時は、とても速く来てしまったんだ。 動けない義父 言うべきこと
2020/09/25 12:35