男の人って

言うまでもなく、ごみ屋は超絶男性社会です。なので必然的に男性方と話すことばかりになるのですが、話していくと考え方や捉え方に男女間の違いのようなものが垣間見えてとても新鮮で面白いです。 今回は、そんな4コマ。

サラリーマン哀歌

どんな仕事にもミスはつきもの。 それは、ごみ屋だって同じ。 収集中のミスのひとつに ごみの取り漏らしがあります。 文字通り、出ているごみに 気付かずにスルーしてしまうのです。 えっ、そんなことあるの？ と思われるかもしれませんが これがあるんです。 堂々と言うなよ （以下、ごみ屋の裏話と見せかけた 言い訳タイムとなります。） 午前中の収集で回る集積所の数は 集積所の少ないプラごみでも 100～130ヶ所 更に戸別収集化の傾向にある 可燃ごみでは その約3倍もの数を回ることに なるのです。 ※とある地域の場合。 都市部及び戸別収集が進んでいる 地域ではもっと多いかもしれません。 それに加え、 夏…

汚れは勲章…？

ホンダの社員の作業着には白が採用されているんですって。なんでも、創業者 本田宗一郎氏の思いが反映されており「汚れが目立つ方がいい、 お客様が乗る車を作るのだから 逆にいかに汚れが目立たないよう 考えて作業するようになるだろう」という考え方に基づいているようです。 所変わって、とある会社の片隅で パッカー車を張り切って洗車する 下っ端の新人がおりましたとさ。 そう、私は下っ端収集員。 しかしへっぽこなりにプライドはある。 汚れだっていとわない 下っ端の鑑なのだ。 うん、これぞ模範解答だろうという セリフを脳内リフレインさせ 一人酔心していたら 隣の先輩に出鼻をくじかれる えっ、そうなのか？ 収集…

ジェネレーションギャップ

先日久々に帰省した時の話です。 買ったばかりのガウチョパンツをはいていきました。 2～3年前（？）から流行りはじめ、今でも履いている人を結構見かけるもはや定番化した（と言ってもいいんでしょうか？）ガウチョですが、私も今更ながら買ってみました。するとドハマりしてしまい、手放せない存在に。なんといっても「動きやすい」「楽」「おしゃれ」の三拍子は、普段使いはもちろん旅行にだって最強！！ ただ、世代ごとに感覚は多少異なるようで・・・。 ちなみに私のくせ毛は婆ちゃん譲りです。

柿くへば

落ち葉・下草ごみに柿が混ざる季節になりました。 うめのの地域では燃えるごみの日に落ち葉・下草の回収も行っていました。 しかしこの落ち葉・下草、無料（指定袋でなくてよい）で出せるからなのか過大解釈されることが多く、「葉っぱでも草でもない」ものがたくさん出ていました。 そしてこの時期、それらに混じって出されるのは「柿」。葉っぱではなく実のほうです。となると、こんなことが起こるわけで・・・

美しいものには

美しいものには棘がある。そしてそれは、ゴミにも…。 トゲのあるごみは意外と多く、今の時季だとイガ栗なんかがよく見られます。うっかり掴んでしまうとめちゃくちゃ痛いのです。

日曜夫婦漫才

週末、皆様いかが お過ごしでしょうか。 本日は、リアルうめのの 日常・第2弾。 【前回の話はこちらヾ(＾0＾) 】 寝言はストレスの 現れらしいぞ。 両親に同情する前に私を労われ 歯ぎしりの音って 結構大きいですよね。 初めて他人の聞いた時は びっくりでしたわ。 というか、 人体の中で最も硬い部位である 歯と歯同士が あんな物騒な音が出るほど ガッチガチに 擦り合わさっている状態って よくよく考えると怖い。 マウスピース買おうかしら。

たそがれドライブ

決してカッコつけてる わけではない 運転しないからってただボーっと 座ってるんじゃないよ、 飛び出し、巻き込み等を 予測しておくために 車の半分、助手席側の アンテナを張っておくのも 助手の仕事だよ、と 言われていたので、 まんべんなくですが 常に助手席側には意識を 向けておりました。 とはいっても、外を チラチラ見ていただけですが その結果、 どうしても体勢が左寄りに なってしまうんですね。 そう、ただそれだけ。 そもそも・・・ 汗まみれ埃まみれ ときにゴミ汁かぶった 我々ごみ屋が カッコつけたところで 誰も見てませんからーーー！！！ 残念ー！！！！ 当時小学生。この時の自分に 「お前将来ご…

人生いろいろ

ごみ屋さんは基本的に体力と免許があればなれる仕事なので、色ーーーーーーーーーんな人がおります。 そして、比較的昼からの時間があるため二足のわらじで活躍している人も多いです。 ミュージシャンとか、夜間大学生とか。 ほんと、皆さん色々。 まるで人種のサラダボウルだなあ、と常々思います。

週末夫婦漫才～だんなとわし

今回はいつもとは趣旨を変えて、リアルうめのの日常話です。 その名も「夫婦漫才～だんなとわし」 同居人「てんちゃん」との日々の生活をもとにした、夫婦漫才風の日常4コマです。 ごみ屋のうめのさんとはあくまで別人という設定でお楽しみください。 どちらも自身の経験ベースで描いておりますが、「女性」収集員のうめのさんには「きれいなお姉さん」でいて欲しいのです・・・。 しょーもない話や生活臭半端ない話はこちらのカテゴリーでのびのび描いていきますのでよろしくお願いします。

お見通し

生ごみをわざわざプラごみに隠し込むがために 水気漏れないように新聞紙くるみーの、タッパに入れーの、 念のため紙袋にも包みーの、 ビニール袋用意しーの、また袋に入れーの、たまにはプチプチに包みーの、ほんでまたスーパーの袋に入れてーの・・・ ぬかりない。いや・・・むしろこの人、普通に分別してる人よりも労力を使ってる気がs・・・ これだけやっても我々は見つけ出しますよー。いや、それ以前にこの手間暇をぜひとも分別のほうへ向けて頂きたい。そう心から思った収集員一同でした。