withコロナ時代のお手軽メンタル強化術
セロトニン欠乏脳という国民病 以前、日本人は民族的にセロトニンという神経伝達物質の分泌量が少ないということに触れました(※1)。 セロトニンは主に神経の興奮を抑える抑制性の神経伝達物質で、ストレス中枢でもある動物脳(大脳辺縁系)をなだめる働きがあります。 しかし日本人はセロトニントランスポーターというセロトニンのリサイクルポンプの数が少ない遺伝子を持っている人の割合が世界で最も高いため、脳内セロトニン濃度が低くなりやすく、原始的な動物脳が興奮してしまいやすいのです。 セロトニン神経活性の低さは周囲の環境変化に敏感に反応するという性質につながっており、厳しい生存環境においてはこのような性質は生存…
2021/08/29 10:25