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2018/12/02

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  • The お調子者

    インターネットの電波もか細い田舎につき、耳を済ませども隣近所の話し声はおろか、車や工事現場の音もない。聞こえてくるは鳥の声と練習中のオーケストラ曲だけである。 宿泊先のご近所さんからの差し入れということで、昼間からロゼワインをご馳走になり、いい気持ちになったので、皆が午後の練習へと向かうと同時に一人暖炉のある応接室へ枕と毛布を持ち込んで、腰痛を労るという名目を掲げソファーでごろごろ寛いだ。 こんなに静かで穏やかな場所で、一度も台所に立つことなく食事ができた上、眠気にまかせて寝てしまえるなんて、今日という一日はなんて素晴らしい日なんだろうとそんなことを思いながら、そのまま気持ちよく眠ってしまった…

  • 誰がための合宿か

    一昨日から激しい腰痛に見回れ、昨日は歩くことも座ることも辛く、うっかりペンでも床に落とそうもんなら身体が曲げれず自力で拾えず、くしゃみや咳がでようもんならズキーーーンっと腰に痛みが走り 『いったーーーいっ!!!』 と叫ぶ始末。 なのに、今、子供6人を引き連れてブルゴーニュ地方へと向かう特急電車に乗っている。 今日から2泊3日、ブルゴーニュにて音楽教室の合宿があるのだ。保護者の出席は任意なのだが、娘はまだしも、息子一人で彼の身体ほどの大きさのチェロと2泊3日の宿泊用意と譜面台やら楽譜を持って地方へと行くのはさすがに無理だと判断し、私も参加することにしたのだ。そのため、他の保護者の方が引率しない子…

  • 侵食される国語学習

    今日の午後、食卓にて息子が日本語の勉強をしていた。 娘&息子はここフランスで生まれ、近所のフランス人子供達と同様にフランスの幼稚園小学校に通い育ってきたのだが、両親家族が日本人である故に何時なんどき日本に帰ることになるかわからないという考えと、日本にいる家族や友人との交流などを考慮して、日本語の勉強も時折するようにしているのだ。 娘に関しては、一昨年から日本語の勉強ができる公立中学に通えるようになったので、今となっては私が教材を用意して塾のように国語を教えるといったことはなくなったのだが、息子に関しては今現在どこかで特別に日本語を習っているわけでもないので、バカンス中や時間がある時に、私が日本…

  • 『助けてドラ◯も~ん!』

    『ママァ。ドラえもんの道具にさ、人生やり直し機ってあるんやけどさ、もしそれで昔の自分に戻れたら、ママやったらいつの頃に戻りたい?』 台所で夕食のパスタを湯がきながら、野菜を切っていると食卓のほうから娘が尋ねてきた。 『えー。わからん。いつに戻りたいっていわれてもなあ、いつでも面白いっちゃ面白かったけどなあ。それさあ、昔に戻ったら今も変わってしまうんやろ?』 『そりゃそうやん。』 『じゃあ、いいわ。別に戻らんでいい。むしろお化けみたいに昔の自分とこに行って『もっと勉強しろよ』とか『資格とれ』とか『お金貯めとき』とかをちょこちょこ耳打ちするくらいならしたいかなー。』 『えー。そんなもんなん?』 『…

  • おあずけ

    はい、再びバカンス開始~。 10年以上フランスに住んでいても、やはりこのバカンスの多さにだけはなかなか慣れない。3月初旬に2週間のバカンスが終わり学校のある日常へと戻ったかと思ったら明日からまた2週間の春休みである。 この1ヶ月は役所関係の書類作業に追われて、紙紙紙紙紙紙紙紙…紙に囲まれ過ごし、もう本当にうんざりしきっていて、全ての作業を終わらせたら、自分へのご褒美としてバカンスに入る前に一人でこっそり自宅生牡蠣ランチを楽しもうと心に決めていたのだ。それなのに、何を思ったのか昨日の朝マルシェへ買い物に行き、 「…でも子供達も何かとがんばってたし、ママだけ一人でご馳走もなあ…せっかくやしサーモン…

  • くつろぎ空間

    ようやく暖かい春らしい日がやってきた。 気温20度前後となると我が家は冬眠から目覚めた動物かのように隙あらば公園へ行き、太陽を楽しむ。ご飯を食べたり、走り回ったり、ごろごろしたり、昼寝したりと、日焼けの三文字を頭から消去して、これでもかってくらい芝生の上でくつろいで過ごす。 水曜の午後は娘も息子も午前中の授業だけなので午後一時半には帰ってくる。息子は学校で昼食をとってから帰ってくるのだが、娘は昼食をとらずにお腹を減らして帰ってくるので、彼女の帰宅後すぐに二人で一緒に昼食を食べる。 しかし、昨日のお昼は「とても暖かく、いいお天気になる」という情報を手に入れたため急遽、近所に住む友人とその娘さん(…

  • 行先は

    息子が遠足へ行った。 他のフランスの小学校がどうかはよくわからないので一概に言えないのだが、息子が通っている小学校を見ていると、フランスの公立小学校の遠足というのはクラス単位で企画されているように思う。クラス単位で企画というと、クラスで遠足日程や順路をずらして各クラス別々となり遠足へと向かうくらいのものだろうと思われるかもしれないが、そうではない。なんと各クラスによって、行先、回数、時期、テーマ、全てにおいて異なるのだ。 どうしてそんなことになるのかとゆうと、どうやら最初の発案の時点から担任の先生に一任されているようなのだ。例えば勉強大好きお外嫌いなインドア派先生のクラスの場合、一切の遠足を企…

  • 公園にて(娘編)

    いつもなら娘の音楽教室のレッスンの間に息子と二人で公園へいってお昼ご飯をたべるのだが、一昨日は珍しく息子がレッスンの間に娘と二人で公園へ行った。 お天気がよかったものの気温は10度ほどと低く、薄い春用のジャケットを着ていた娘に何度となく寒くはないのかと尋ねたが、彼女は全く平気な様子で全然寒くないと一人楽しそうにはしゃぎならが歩いていた。 いつも息子とお昼ご飯をたべる場所へと行き、腰をおろして作ってきたサンドイッチを食べた。 昼寝こそしなかったものの、 走り回り 走り回り 走り回り のぼって 進んで ぐいぐい ぐいぐい先に行く。 姉弟の公園での行動が酷似しすぎて既視感大。 週末の公園 うちの子達…

  • 受けとめてとは言えないけども

    土曜日のお昼前は、いつも息子と二人で音楽教室へと向かう。娘は午前中に学校があり、一度家に帰って荷物を置いていくという時間もないので、彼女は学校からそのまま音楽教室へと一人で向かう。代わりに私が娘の楽器や譜面台等のレッスンの用意をもち、さらに三人分のお昼ご飯をもっていき、レッスンが始まる前に音楽教室前で合流するようにしているのだ。 今日もいつもの土曜日と同じように息子と二人で音楽教室へ向かおうと家を出た。愛用の大きな鞄に楽譜、譜面台2つ、携帯、財布、ペットボトルの水、昼御飯のサンドイッチをつめ、背中に娘の楽器を背負っていた。 急がないと間に合わないと、慌てながら家のドアに鍵をかけ、行きしなに出し…

  • 帰還

    10日ぶりに日記を書く。 正直、何をどう書いたらいいのやら…と悩みながらの日記である。 久々に日記を書こうとパソコンの電源を入れて、はてなブログを開いてみると、10日離れただけなのに懐かしさを感じて嬉しくなった。 この数日間、嫌いな書類手続きと、これまた嫌いな病院通いのダブルパンチに見舞われて、ネタでしかないような毎日になり、脳内整理どころか部屋の整理もできていなかった。 とりあえず、息子の中学進学をかけた諸々の手続きが無事に終わり (小学校の校長先生と中学校の校長先生と中学校の保護者会とパリ市教育委員会がそれぞれ違う手続き方法を提示してきて、もうなんのこっちゃら……息子の場合少しイレギュラー…

  • エイプリルフール適応外

    昨日はエイプリルフールであった。 フランスでは、4月1日のことを【Poisson d'avril(ポワソンダヴリル)=四月の魚】と言い、日本の「嘘をつく」という遊び以外に、魚の形のお菓子を食べたり、友達の背中にこっそり魚の絵を描いた紙を張り付けたりと、魚にちなんだ遊びをする。 そんな昨日、我が家の娘&息子も学校から帰って来るや、それぞれの学校での魚遊びの様子を教えてくれた。 息子の学校では、息子の担任の先生の背中に20枚以上の魚の絵が、生徒たちによってこっそり張られたらしい。何も気づかない先生は 『校長先生の背中に魚の紙を張れた人には飴一箱をあげるわ!』 と、自身の後ろ姿など想像せずに子供たち…

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