母親になって後悔している
オルナ・ドーナト 訳・鹿田昌美 新潮社 2022.3.25読書日:2023.6.26 自分は母親になるべきではなかったし、別の人生を与えられたら子供は産みたくないと考えており、母親になったことを後悔している女性がいることを述べた本。 わしは母親になったことを後悔している女性がいても不思議とは思わないが、世間的にはそのことを公言しづらいことは理解できる。なにより母親は、父親と違って、自分が産めば確実に実の子なのだ。血がつながった実の子に対してそのような感情を持つということは理解されづらいだろう。 少々ややこしいが、このような後悔をしている女性が、子供を愛していないというわけではないのである。大部…
2023/07/29 00:02