場面緘黙症Journalブログ

ドイツの緘黙雑誌が30号

15年で達成ドイツの場面緘黙症の雑誌 Mutismus.de の第30号が、今月発行されました。第1号の発行が2009年だったので、15年での30号達成です。↓ 第30号。ドイツの出版社 Schulz-Kirchner Verlag へのリンクです。Google翻訳で日本語に訳しています。◇ Mutismus.de 2024 - Heft 30 - Schulz-Kirchner Verlag（新しいウィンドウで開く）緘黙を専門とした雑誌は、世界でも数少ないです。私が知る範囲ではドイツと日本、あと、過去に...

2024/06/26 07:49

通訳ヤングケアラーの緘黙児

家族の通訳をするヤングケアラー「ヤングケアラー」と言うと、本来大人がするような家事とか、病気や障害のある家族の世話をしている子どもたちというイメージを私は持っていました。しかし、そうした子どもだけではありません。日本語が苦手な家族のための「通訳」をしている子どもたちも、ヤングケアラーに含まれるそうです。きょうだいの通訳をしている子もいれば、父母の通訳をしている子もいます。通訳をしているヤングケアラ...

2024/06/18 21:37

社会的活動の経験

パーティーに行ったことがない、セックスをしたことがない、お酒を飲んで酔ったこともない－－これから18歳になろうという場面緘黙症の当事者（あるいは経験者）が、アメリカの大手掲示板サイトRedditで先日、このような投稿をしました。緘黙があるため、こうした経験がしたくてもできず、青春を楽しめないことを嘆く内容です。ただ、ここで挙げられた経験の中には未成年にとって好ましくないものも含まれているため、この投稿につ...

2024/06/12 00:37

参院で緘黙が話題に

国会で、場面緘黙症が話題になりました。6月4日（火曜日）の参議院文教科学委員会で、単独の質問として取り上げられました。質問者は今井絵理子議員（自由民主党）。それに対して、矢野和彦初等中等教育局長、三浦靖厚生労働大臣政務官、盛山正仁文部科学大臣、髙橋宏治こども家庭庁審議官が答弁しています。およそ9分30分の内容でしたが、中盤では緘黙緘黙を含む発達障害全般への省庁横断的な取り組みに話が拡大しています。この...

2024/06/04 19:45