言語の理解に大切なのは、無意識の領域を常に意識できるようにすることです。 球拾いと言いますね。これには球を拾う行為と、球を拾う人の両方の意味があり、無意識のうちに区別しています。 通訳は、異なる言語間の橋渡しをする行為を意味することもあれば、その橋渡しをする人を意味す...
baggage 手荷物。こういうものは英語の教科書を見るより、空港で中国人を見る方が早い。 スースケースのほかに、段ボールに入れた品物やら、どこまでが持ち物なのかわからないほど、わんさか運んでくる。 そんなものに輪郭 〇 つけられますか。当然、::: <a href...
furniture 頑固な単数無冠詞名詞です。 これもイメージしかありません。 箪笥やソファー、椅子などが置いてある空間を思い浮かべます。そこに家具という輪郭をつけることができるか。 どこまでが家具なのか、どうやってみても、輪郭をつけることができません。 :::...
前の記事で、sは単なる複数ではないと書きましたが、誤解のないように補足しておきます。 an observation はあるデータセットのなかでは、1回の観察分に相当し、猫の体重を測定したとすれば、1匹につき an observation です。100匹測定すれば、100...
もしも、観察 = observation (100%一致)であれば、おそらく英語のできる人は10倍以上に増えるでしょう。 それでないから、多くの人が苦労し、多くの人がとりあえず観察 = observation として事を進めています。 実は観察 = observati...
症状には一般に初めと終わりがあるので、〇になりやすい。 ただ、痛みでも漠然と捉えれば、::: pain、自分の感じる痛みって、だいたいこんなものと捉えることができますね。そうすると、輪郭ができて、〇になり、a pain となります。 どうも下痢だけは、何回あったかとい...
病気には色も形もないので無冠詞だと書いている本がありますが、それはちょっと違うと思うのですね。 病気というものは概念、絶対概念です。 かかったりするではないかと言う人がいるかもしれません。病気というものは、発症してから、治るか死ぬかするまでの経過を含めた概念です。::...
外国語の学習でいちばんいけないのは、訳語を固定してそれでモノを考えてしまうことです。 そんなことをすれば、luck も chance も運になってしまいます。 luck は運勢、人が一生背負うものです。ですから、輪郭をつけることはできません。 だから、Good lu...
抽象名詞が冠詞を取ることがあるかどうかは、専ら、その概念が絶対的なものであるか、一時的なものであるかによってほぼ決まるということです。 その判断は、日本人にも決して不可能なことではないのです。 それで、以下の名詞を考えていきましょう。 jealousy 嫉妬 fame...
私がずっと考え続けてきたのは、冠詞の理解が英語の知識ではなく、ひたすらイメージすることで得られはしないかということでした。 その結果、抽象名詞が冠詞を取ることがあるかどうかは、専ら、その概念が絶対的なものであるか、一時的なものであるかによってほぼ決まるということです。 ...
:::でいられる抽象名詞が〇になるには ひとつは人に帰属するもの
silince 沈黙 jealousy 嫉妬 fame 名声 honesty 正直 diligence 勤勉 beauty 美 happiness 幸福 anger 怒り authority 権威 bravery 勇気 cheerfulness 陽気さ courage 勇...
抽象名詞の特権、それは:::無冠詞単数で堂々と存在できることです。
cabbage と lettuce はちとイメージがちがうかも
キャベツもレタスも、輪郭がないわけではないが、りんごや玉ねぎに比べたら、輪郭をもちにくい。 :::であっても、〇であってもたいして変わりはないような感じがします。 ひとつの塊にはなっていても、何枚もの葉っぱがまとまっているだけでなのでしょうか。 それとも、食べ物とし...
This is apple. This is dog. はありか。
要するに、輪郭のない:::、そういうものをイメージすればいいわけです。 ケーキの前を通って、いい匂いだ、これはレモンケーキだ、りんごケーキだと思えば、 This is lemon. This is apple. 何か臭いにおいがして、これ犬だなと思えば、 ...
現実をイメージして、とりあえず動物を5つのグループに分けてみる。 ① chicken、turkey、lam、horse ② sheep、pig、cow ③ dog、 cat、dolphin、whale、zebra ④ fish、ssardine、salmon ⑤ ...
現実をイメージして、とりあえず動物を次の5つのグループに分けてみる。
現実をイメージして、とりあえず動物を5つのグループに分けてみる。 ① chicken、turkey、lam、horse ② sheep、pig、cow ③ dog、 cat、dolphin、whale、zebra ④ fish、ssardine、salmon...
I like apple.はまちがいで、I like apples. だと言われる。 オレンジもI like oranges. それなのに、I like cabbage. と言われたら、ちょっと困る。 キャベツも数えられるのに、、。 だから、数えられるか数え...
さて、いくぶん趣がちがうにせよ、ライオンが主語に来る時は、 a lion lions the lion のいずれもがライオンという種類を表すことができる。 これに対して、目的語になると、 I like にせよ、I saw にせよ、ラ...
理屈で考えたものはまちがっているが、イメージで捉えたものはまちがっていない。
りんごが好きと言う時のりんごは、〇 か 〇〇〇 か :::か。 〇 としてしまうと、何かちがう。りんごはいくつもあって、そのどれもが好きなのだから、〇〇〇 それなら、I like apples. でも、何というか、りんごという存在、香りが好きだというのなら、::...
ライオンという種類を表すには3通りの方法があるというが、 A lion is the strongest of all the animals. Lions are the strongest of all the animals. The lion is the s...
全部同じ訳になるのは疑問 a lion, lions, the lion
ライオンという種類を表すには3通りの方法があるというが、 A lion is the strongest of all the animals. Lions are the strongest of all the animals. The lion is t...
無冠詞単数の名詞 dog のようなものが:::で、形容詞とほぼ同じように、性質、属性を示すものにすぎず、そこに||がついて|:::|となり、犬という生物種になる。 これを理解する参考のため、 good the good ...
単語カードというもがあります。 × dog = 犬 これは絶対やってはならないのです。 なぜなら、dog は犬ではなく、犬という性質、犬の属性を表すにすぎないからです。 何事も最初が肝心、初めにきちんと釘を刺しておく必要があります。 dog は::: 形...
確かに習いましたよね。 the + 形容詞が名詞になること。 brave 勇敢な the brave 勇者 dead 死んでいる the dead 死者 old 年老いた the old ...
ここで、 lion dog cat fox zebra は要するに、実体ではなく概念である。単語がそのまま何もつかないで存在するというのはそういうことである。この感覚を養ってほしい。 基本的には、This is lion. とかは...
動物の種類を表すのによく引き合いに出されるのがライオンで、 the strongest of all the animalsの前には、 A lion is Lions are The lion is が来ることができる。 a lion は たとえば、ラ...
玉ねぎと同じように、ライオンにも ||をつけることができます。 〇 に||をつければ |〇| 〇〇〇 に ||をつければ、|〇〇〇| つまり、 a lion → the a lion = the lion lions → th...
全然ちがうと片づけないでください。 動物と植物のちがいとか、そういうことを問題にしているのではありません。 ::: か 〇 か 〇〇〇かを問題にしているのです。 玉ねぎなら、::: も 〇 も 〇〇〇 も簡単に浮かんでくるのに、ライオンにはなかなか :::が浮かんで...
さて、どの名詞もみな、:::か〇か〇〇〇かのいずれかのかたちで存在します。 つまり、単数無冠詞か、前に a (an) がつくか、後ろに s がつくかです。 ですから、名詞が存在する形を決めるのは、不定冠詞と複数語尾です。 定冠詞はこのふたつとはまったく機能が異なりま...
長い間、お休みしていました。 ブログ復活します。
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言語の理解に大切なのは、無意識の領域を常に意識できるようにすることです。 球拾いと言いますね。これには球を拾う行為と、球を拾う人の両方の意味があり、無意識のうちに区別しています。 通訳は、異なる言語間の橋渡しをする行為を意味することもあれば、その橋渡しをする人を意味す...
そうして、数えられるものにaがつくなんて「迷信」とはおさらばしましょう。 今日はこれでいきましょう。 a subtle but clear difference 微妙だけど、はっきりとわかるちがい。 にほんブログ村
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 わかっている人には簡単すぎるかもしれないが、 a sunny winter's morning こんなものも、使用例に加えておくとよい。 にほんブログ村
プロの翻訳者を対象にセミナーを実施した時、 a dry summer が出てきて、セミナーの主旨とは全く関係のないところで、summer にはthe がつくと習ったんですが、ここはどうして a なのですかという質問を受け、唖然となったことがある。 これがいったいプロの翻...
英語は冠詞を簡略化したため、この冠詞ファミリーが発達している。 a + 名詞+of 空には輪郭をつけることができない。自分の視野にある空には確かに輪郭があるが、それは何かに遮られて見えないだけ。 その空の一部を切り取ろうと思ったら、 冠詞ファミリーの出番になる。 a big...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 英文(仏文、独文等も含めて)を読む時に必ず冠詞を見る習慣を身につければ、自分のなかで使用例が増えてくる。 たとえば、 silence は輪郭のない抽...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 英語は冠詞を簡略化してしまった。 たとえば、紅茶をちょっと一杯飲みたいときに、フランス語では部分冠詞というものを使うことができる。 英語にはそれ...
Facebookでクラウドファンディングを実施するにあたり、振込用の口座を記載することことに問題があるかどうか、AIに訊いてみた。その回答がこれ。 クラウドファンディングには、3つのタイプがある。 投資型 寄付型 購入型 そのタイプによって、以下の法律規制やリス...
眼に見えない境界に the| |をつけるのだとすれば、日陰、日向には境界が眼に見えるから、矛盾することになる。 ただ、日向、日陰は散在し、刻々変化する。 やはり、| |をつけてやらねば、、。 in the sun 日向で in the shade 日陰で in...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 空間はどこまでも一続きになっていて、左右、東西南北の境界が眼に見えない。 そこで、| |をつけてやる。これも単純な理屈。 the right t...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 歴史的事件が時代区分の延長線上にあるのなら、歴史的建造物もしかりである。 the arch of Triumph 凱旋門 the Colosseum...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 時間の境界は眼に見えないから、時代区分には| |をつける。 歴史的事件もその延長線上にあると言ってよい。 the Korean War 朝鮮戦争 ...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 眼に見えないところに境界| |を設けるという意味では、現在、過去、未来、時代区分も同じ。 the past 過去 the present 現在 ...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 時間の流れに目に見える境界はない。 だから、 in the morninng in the afternoon in the eveninng ...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 プロの翻訳者を対象にしたセミナーで、内容とは別のところで、 We had a dry summer. とあったのに対して、「summerには the ...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 ~一家に| |がつくのも、二本列島や五大湖、富士五胡など複数のものを束ねて| |をつけるのと同じ理屈です。 the Browns the Fu...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 湖には陸との境界がはっきりしているから the はつかない。島には海との境界がはっきりしているから the はつかない。そう言うと、英語のできる人からて...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 もう一度、おさらいしておきましょう。 この犬がただの犬なら、a dog です。それがタローくんのおうちにいるとすると、そこに境界を引きます。 すると...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 さて、ちょっと整理しておきましょう。「~が好き」という時、輪郭のあるものがいくつも集まった〇〇〇と 輪郭の消えた:::とがあります。 大阪市では普通ゴ...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 ことばをことばの上だけで捉えていては何もわからない。 現実をイメージすることによって、ここまで冠詞のことがわかるようになった。 ヨーロッパのホテルに...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 さて、平原と平野、盆地には境界が見えないですね。 これにも| |をつけてやらねば。 the Kanto Plain 関東平野 the Lomba...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 さて、これから、境界が眼に見えるか見えないかの区別だけで、| |the がいるかどうかの決め手にしていきます。それで、60%解決するか、99%解決する...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 大陸の境界ははっきりしている。| |はいらない。 一方、砂漠はさすがに境界は見えにくい。| |を引いてやらねば Africa Asia Eu...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 海には境界は見えない。湖は対岸見える。 島は、どこからどう見ても、別の島とは海で遮られている。 だから、人為的に境界| |を引く必要はない。 S...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 さて、これから、境界が眼に見えるか見えないかの区別だけで、| |the がいるかどうかの決め手にしていきます。それで、60%解決するか、99%解決する...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 高校の時、山とか川とか、湖とか島とか、はたまた橋とか駅とか、空港とか映画館とか、、the がつくかつかないか。 まったくお手上げだった。 それが、境...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 笑いに輪郭はあるか。皮肉には、冗談には、ため息には、、。 心配無用。たいていのものには輪郭がある。 以前書いたものに追加しました。 (gave me...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 最近、「フローチャートでわかる英語の冠詞」遠田和子(研究社)という本が出た。 このなかで、英語を知らなきゃどうしようもないと思われる問題がある。 次...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 フランス語なら、 食品としての魚が好きなら、J'aime le poisson. 熱帯魚が好きなら、J'aime les poisso...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 progress はずかしながら、私も拙著の中で 進歩というものは、進歩した分だけ輪郭をつけて捉えることができるものであろうか。知らないうちに気がつ...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 フランス語のように、概念に定冠詞をつけることができれば、非常にありがたい。 la production de l'huile d'olive 生産もオ...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 L'huile d'olive était un produit d'exportation essentiel. オリーブ油は重要な輸出品であった。 ...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 笑いに輪郭はあるか。皮肉には、冗談には、ため息には、、。 心配無用。たいていのものには輪郭がある。 (gave me) a quick smile ...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 前にスペイン語の una mesa de escuela と una mesa de le escuela のちがいについて書いた。 定冠詞は境界を表...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 頑固な絶対単数無冠詞名詞のひとつに advice がある。日本語のアドバイスで考えるかぎり、アドバイスをひとつなどと言うのだから、輪郭はつくように思う。...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 これまでやってきたように、なぜ無冠詞なのか、なぜ不定冠詞なのか、なぜ定冠詞なのかは、::: 〇 〇〇〇 |:::| |〇| |〇〇〇|のイメージで99%...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 「塩は水に溶ける」は一般的真実 「塩を水に溶かす」は具体的な行為 ふだんはどちらであるか意識することはないが、無意識のうちに表現に反映させている。ヨ...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 フランス語には部分冠詞というものがあって、これが実に重宝です。 私は英語をやっているので、そんなもの関係ないと言うなかれ。 英語にはこの重宝なものが...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 フランス語には定冠詞の複数形がある。男性 le、女性 la ともに複数は les になる。 これはめちゃくちゃ便利で、 魚(料理)が好きなら、J'a...
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる Independently published 本 スペインに渡ったとき、ある疑問に遭遇した。 日本ではコーヒーにしろ何にしろ、注文するときはそのままコーヒー、ジュースでよいがヨーロッパに行けば、何か冠...