年末年始の波乱相場へ

株価はいったん落ち着いたかもしれないが、為替市場はまだマグマが溜まっている。例年、日本の休日に合わせて円高が進むことが多い。昨年も、年明けに円高相場となった。今年も同様なことが起こる可能性はある。110円前後には、多少買いはあるかもしれないが、そこを

株価は急反発

本日の日経平均は750円高。2万円を回復し、昨日までの下げを帳消しにした。株価に関しては、いったん落ち着きそうな雰囲気。しかし、為替市場は、依然としてドル円やクロス円の戻り売りトレンド内にありそう。ドル円は110円ちょうど前後から、111.40円前後へと一気に

下げすぎた株価の修正が入るか

クリスマスを前後して、株式市場に猛烈な「投げ」が入りました。日経は2万円どころか1万9千円も割れ、18,948円まで。米国株も高値から20％下げている。しかし、トランプ大統領のパウエルFRB議長解任懸念や、ムニューシン財務長官が必要もないのに市場の流動性を気にし

年末年始、リスクオフの円高に注意

本日の日経平均は2万円の攻防だったが、かろうじて2万円割れは防いだ。しかし、時間の問題に見える。結局、民間最大の投資ファンド、ソフトバンクが売った2.5兆円を市場が吸収しきれない。日銀が年間6兆円買うとはいえ、毎日の購入金額は700億円。一度に2.5兆円が来る

またまた3者会合

浅川財務官は、財務省、金融庁、日銀の幹部による3者会合を行ったと発表した。意見交換会とはいえ、市場の動きに見過ごせないものがあり、「当局はちゃんと見ている」とのメッセージを伝えるものになっている。ある意味、ある種の市場介入である。今回は、株価が2万円

本日のFOMCは大変重要

大変重要なFOMCが本日28時（木曜日午前4時）に発表されます。声明文がどうなるのか、ドットチャートがどうなるのか、注目されます。そして、パウエル議長の会見も重要です。利上げが打ち止めなのかどうか注目されます。これまでの利上げ局面は、市場の期待を裏切らな

リスクオフの円高始まるか？

昨日の海外市場、米国株は500ドル以上の続落となった。今年の安値は23,344ドルだが、それを下回る可能性が出てきた。年足で見ると、極めて上髭の長い形になる。長期で見て大天井だった可能性も出てきた。そうなると俄然脚光を浴びるのは「円」ということになる。リス

FOMCに注目

今週はFOMCが注目される。このところFRB理事たちは、急にハト派的な方向に見通しを下げてきている。市場は、この12月に利上げをして、それで利上げ打ち止めと見ている。流石にそれは、あまりにも変更が速すぎであり、大方の見方はドットチャートが2019年の利上げが3回

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悪化する欧州経済指標

先程発表された欧州PMIの数字ですが、軒並み悪化。特に、フランス製造業PMIは50を割り込む49.7となりました。ドイツは51.5、欧州は51.4となりました。昨日のECB理事会後はあまり動かなかったのですが、実際にリアルな数字が低下すると、市場は反応します。特に今回は、

ECB理事会に注目

本日は、ECB理事会に注目。現状、欧州景気が良いとは決して言えない。しかし、量的緩和政策をやめることは規定路線なので、これを崩すこともできない。よって、景気はやや下り気味ではあるが、十分強い的な微妙な表現で終わるだろう。成長見通しは若干低下はさせる。

中国、米国からの輸入車関税引き下げ

中国が米国からの輸入車に対する関税を現状の40％から15％へと大幅に切り下げた。これを好感し、豪ドル等は少し買い戻しとなっている。中国はかなり真剣に対米関係を改善しようとしている。基本的に米国の中国に対する態度は変わらないと思われるが、中国は今は忍従の時

英ポンド、下院採決見送り

メイ首相がEU離脱法案の下院採決を見送り、ポンドが下落した。採決した場合、100票以上の反対票が出て大差で否決される可能性があった。その場合、メイ首相の責任問題になったであろう。現在、メイ首相は急遽ユンケル欧州委員会委員長と協議するために大陸に飛んでい

リスクオフ環境だが、英投票を前にポジション調整圧力強い

今朝方、米中対立の深化から、豪ドル円が売られて始まったが、明日の英議会投票を前にポジション調整圧力が強まり、ドル円は112円台後半へ持ち上げられた。他の通貨は、大きく動いてないが、ユーロドルは1.14台にのせてきた。少しずつ底がためしているのかもしれない。

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本日、米雇用統計

本日は米雇用統計の発表があるので、それまでは基本待ちの状況か。マーケットは弱い数字が出れば反応しやすいコンディション。弱い数字であれば、最初ドル売り、その後はFRBの利上げ休止期待で株高、ドル円上昇か。来週以降、11日にはブレクジット採決があり、13日に

戻ってきた「リスクオフ」

シャイアー買収が完結し、「数兆円の円売りが出てくる」との、本当かどうか疑わしい情報にドル円は戻されましたが、ファーウェイ副会長逮捕の報道に、また下値模索となってます。途中、中国商務省「米国との貿易問題、90日以内の合意に自信」との報道に113.15円まで戻さ

米金利急低下、ドル売り進む

明日12月5日が急遽、ブッシュ元大統領葬儀のため米市場休場となり、ポジション調整を急ぐファンド勢等の売りで、ドル全面安となっている。米10年金利は先週の3.05％前後から2.95％前後へと急落、一部の年限（3－5年）で長短金利逆転現象が生じている。万全と見られて

米中休戦、焦点は米金融政策へ

注目の米中首脳会談では、結論に至らず、貿易協議を90日延期するということになった。よって目先の材料は、米中の貿易問題を離れて、米金融政策ということになるだろう。12月5日にパウエル議長の議会証言が予定されているのだが、ブッシュ元大統領死去にともない、国

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