~愛犬が天国に旅立ってそろそろ2ヶ月。気持ちの整理も付いてきたので思い出と共に心の内を書いてみました~ブラウニーは幸せな一生を送れたのだろうか。答えのない問いである事は分かっている。夏の初めに永い眠りについた、心優しいゴールデンレトリーバー。11歳と4か月
時計の針は午前四時を少し回ったあたりを指している。また目が覚めてしまった。4年ぶりの一時帰国中の日本。毎晩遅くまで旧友たちと酒を酌み交わしているが、時差ボケのためニワトリの様に、日の出とともに目が覚めてしまう。通常の生活においては、アラームをセットしなけ
時計の針は午前四時を少し回ったあたりを指している。また目が覚めてしまった。4年ぶりの一時帰国中の日本。毎晩遅くまで旧友たちと酒を酌み交わしているが、時差ボケのためニワトリの様に、日の出とともに目が覚めてしまう。通常の生活においては、アラームをセットしなけ
暇を見つけてはアメリカ西部の砂漠や山岳地帯を走り回っている。とは言っても、家族がいるので、好きな時に好きな所へ、と言う訳にはいかない。普段はロサンゼルス近郊の野山が遊び場だ。必然的に州外への遠征チャレンジは家族がメキシコに帰省している機会などを利用してと
傍らには、薄茶色のサンドストーンとピンク身を帯びた火山岩からできた塔の群れ。それらは、丁寧に装飾を施された古代神殿の石柱の様に見える。改めて角度を変えてみる。まだら模様の細長い茎に茶色の帽子、野菜と共に鍋に入れられたキノコのようにも見える。古代神殿とキノ
ヘッドランプは必要ない。走り始めてから1時間。スタート時点ではうす暗く平面的だった周囲の景色。漸く立体感を伴うものとしてその姿を現し始めた。悴んでいた指先もすっかり温まった。気温は10度を超ただろう。太陽の光は未だ高い峰々に遮られ、コロブ・キャニオンの谷間
戦争、貧困、地球規模の環境問題。目の前にある世界、そしてそこに横たわる現実は子供の頃に夢見た未来からは程遠い。日々悩み迷える者も少なくない。自分が誰なのかを探し求める者。生きる目的を見出せずに迷宮を彷徨う者。そして、炎の谷の奥深くで道に迷い途方に暮れる者
その日は、朝早くから緑色の風が吹いていた。空は混ざりっ気のない青一色。どこまでも続く丘には、膝ほどの背丈の草花が生い茂る。その斜面を蛇行する一筋のトレイル。線をなぞるように、一歩一歩と足を前に進める私。その心は空の青にも負けないほどのブルーに染まっていた
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