子供の歌?
昔のソ連の歌の話です。 「若鷲」という歌。もともと、ロシア革命後の内戦の時に、白軍につかまって処刑された少年ラッパ兵のエピソードをもとにした、一九三六年の歌曲(作曲はベールイ)。これが第二次大戦中にパルチザンのテーマソングのようになって大変有名になり、戦後はピオニール(共産主義少年団)の歌になって教科書に載ったりもしたようなので、ソ連生まれの人なら文字通り誰でも知ってる代表的な「子供の歌」だそうな。現代のロシアでも、児童合唱団や学校で歌われたりしているようだ。シンプルだけど、大変力強い、美しいメロディの歌だと思う。人気があるのはわかる。 上の演奏は、ボリショイ劇場児童合唱団(これはソ連時代の録…
2019/09/27 22:41