キャラは作者そのものです

キャラは作者そのものです

「キャラ」というものについてつらつら書いていきます。「キャラ」=創作の登場人物というのは創作者が創造できる範囲でしか創造できないものです。当たり前のことのようですが、ここは凄く重要なのですね。つまり創造者が「嫌な人」であれば「嫌なキャラ」しか創造できないし、創造者が「ステキな人」であれば「ステキなキャラ」が創造できるということです。言い換えると「ステキなキャラ」は「嫌な人」は創造できないということです。そう言うと「そんな馬鹿な。嫌な人間であっても善良で思いやりのある人、というのを勝手に想像すればいいだけのことであって、本人が極悪人だから極悪人しか書けないわけはない」と言い返したくなりますね。でもキャラ、というのは結局設定ではないのです。設定で善良な人、としていても物語の中の言葉や行動にその人の考え方はにじみ出て...キャラは作者そのものです