ミステリ2冊【感想】密告の正午
久しぶりの赤川次郎。オリジナルは1992年発行のもの。 学生運動に加担した友人や「自警団」活動にハマっていく 母との確執や恋愛を絡めたサスペンス。 SNSやスマホが出て来ないのはもちろんなのだけど、 隔世の感が凄い。 90年第当時も、学生運動をしている学生は僅かだったと思う ので、作者自身の学生時代を投影して書かれた作品なのかな。 時代背景が障害にならない作品もたくさんあるけれど、 今回はちょっとハマらなかった。 もう1冊は 近くで起きた殺人事件の容疑がひきこもりの息子に… 息子の部屋はある事情があり、外から板を打ち付けて 出られないようにしていた(酷い)はずなのに…?という、 ひきこもりが出…
2025/02/21 21:53