「ありのまま」で居られなかったアナと雪の女王に価値など無しーピエール瀧声優交代の件
ピエール瀧(瀧正則)が麻薬取締法違反(コカイン使用)で逮捕されました。ピエール瀧さんは、アナと雪の女王でメインキャラ・オラフの声を務めていたのですが、今回の件を受けてDVDは回収。声優も交代となるようですね。 ディズニーのアニメ映画「アナと雪の女王」ではメインキャラ・オラフの声を担当していたが、声優交代が発表され、違約金や損害賠償は総額30億円にのぼるとみられる。 c デイリースポーツ 「ピエール瀧逮捕、損害賠償30億円超か 「アナ雪」オラフの声優交代」より引用 なぜアナと雪の女王はヒットしたか 元々日本人は社会に縛られていて、何をするにも他人の目を伺い行動し、ストレスが溜まる一方でした。 話題になった主題歌「Let It Go」 をGoogle翻訳で翻訳したところ「手放す」という意味つまりなるようになれというネガティブな表現であったはずだと思います。 この日本語版の映画では「ありのままでいい」とポジティブ表現に訳することによって、日本人が意識していた社会にがんじがらめになっている感情に対して、ドリルで穴を開けました。ありのままを誰かに認められたいそういった感情を刺激し、その結果として、この歌が広まり、作品への愛へと繋がっていったのではないかと思っています。 アナと雪の女王がヒットした理由はありのままを認めてほしい」という承認欲求が日本人の中にあり、翻訳者がそれに無意識に気づいていたからです。 コンセプトをぶち壊した「声優交代」 声優交代っていうのはナンセンスだと思います。だって「ありのまま」じゃないじゃないですか。 確かにピエール瀧(瀧正則)には罪があると思います。しかし、作品にはそれ以外の人物が多く関わっており、本人に責任がないのにも関わらず、回収や販売停止といった形で連帯責任を負わせるのは間違っているというのが個人的な感想です。罪のない人に罰を与えるのは間違っているでしょう?彼らは、時間と労力の結晶としてこの作品を作り上げたわけですよ。おかしいじゃないですか。 もし私が制作サイド側の人間であれば「あーまた社会に縛られるのか、ありのままではいけないのか」と思っていましたね。コンセプトガチ崩壊じゃん。 謝罪
2019/03/18 22:40