大衆性と芸術性の共存
仕事柄、歌モノのメロディを創作することも多いのだが、気をつけていることがある。それは、① 歌いやすいメロディにすること。 ② しかし技巧を凝らしたものにすること。この2点の両立である。メロディのみを追えば、大変歌いやすいのだが、凝ったコード進行や仕掛けのある曲。 これが私の目指すものだ。なぜこうなのか。美しいものはシンプルであるという哲学と、感情とは複雑に絡み合ったものであるという哲学を併せた結果、このような創作パターンを編み出した。編み出した、と書いたが、もうすでにこのような考え方をしている人はいるかもしれない! あるいは見当違いの創作法かもしれない! このひねくれ者が、と罵られるかもしれな…
2019/03/30 18:27