鎌倉殿の13人・「武士の武士による武士のための政治」を考える。
「鎌倉殿の13人」は、鎌倉幕府の成立、つまり武士による政治の成立を描くドラマでしょう。たぶん。コミカルに。鎌倉幕府が成熟するにつれ「武士の武士のよる武士のための政治」が始まった。これは東大の本郷和人さんの決め台詞だと思われます。図式A荘園が成立する。荘園を守るために有力者(寺社、貴族、上皇)に荘園を寄進して対価を払い「守ってもらう」という現象が起きる。院政が発達する。しかし守ってもらえないことが多い。なら自分たちで守る。自己責任。そして「武士の武士による武士のための政治」が始まる。、、、なるほど。本郷和人さんは自分で「学会では少数派」と書いています。東国国家論を指すようです。または二つの王権論。「歴論」というTV番組では、近藤成一さん、佐伯智広さんを迎え、面白い議論をしています。MCが本郷さんですが、女性陣は必...鎌倉殿の13人・「武士の武士による武士のための政治」を考える。
2020/12/15 19:00