発達障害児でも、以下の条件をクリアできれば、就労を実現できるチャンスは十分にあります。 以下の条件は、会社の採用担当者の立場に立って、私が最低限必要であろうと考える事項を記載したものです。 就労を実現するための最低条件 最低限の学習能力(簡単な読み書き能力、簡単な四則計算能力、簡単な判断能力) 就労スキル(清掃の仕事の場合は、清掃に関するスキル) ...
発達障害の息子を持つオヤジのブログです。息子は、現在一般企業に就労しています。
発達障害児を育てている親御さんへ役立つ情報を発信していきたいと思います。
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前回は、高等特別支援学校の入学者選抜試験の模擬問題として、一般的な表の問題をご紹介しました。 関連記事 高等特別支援学校 入学者選抜試験 模擬問題(一般的な表の問題編) 一般的な表の問題(表の計算・表の読み取り)です。ダウンロードして、ぜひ挑戦してみてください。 続きを読む 今回は、表の応用問題をご紹介します。...
高等特別支援学校 入学者選抜試験 模擬問題(一般的な表の問題編)
高等特別支援学校の入試対策として、今回は表を使った問題についてご紹介します。 表を使った問題は、数学の問題や生活の場面を想定した問題、作業能力検査などの問題として、出題傾向の高い問題です。 日常生活の中では、いろんな表を目にします。 時間割表、行事予定表、献立表、お天気の週間予報、バスの運賃表や時刻表、病院の診療時間表など、さまざまありますね。 普段何気なく目にする表は、それぞれ...
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発達障害児でも、以下の条件をクリアできれば、就労を実現できるチャンスは十分にあります。 以下の条件は、会社の採用担当者の立場に立って、私が最低限必要であろうと考える事項を記載したものです。 就労を実現するための最低条件 最低限の学習能力(簡単な読み書き能力、簡単な四則計算能力、簡単な判断能力) 就労スキル(清掃の仕事の場合は、清掃に関するスキル) ...
ゼロから高等特別支援学校のことがよくわかる 学校選びに役立つ情報収集のポイントがわかる 入試までの必要な手順や注意しなければならないことがわかる ネットではわからない学習以外の対策(作業・運動能力検査、面接)がわかる 入試の出題傾向が分かるので、効率よく受験対策ができる 子どものモチベーションが上がる 最も気をつけたい学校選択のミスマッチを回避できる 就職への近道! 高...
高等特別支援学校は、知的障害児のなかでも知的な遅れが少なく、特に就労の適性の高い生徒に職業訓練することで、知的障害の生徒の就職率を高める目的で設置された学校です。 したがって、入学者選抜試験では、学科試験の他に「就労の適性」を確認するための試験を実施する学校が多いです。 具体的には、作業能力検査や運動能力検査がこれにあたります。 まずは、お子さんが入学を希望する学校の入学者選抜試験の内容をご...
発達障害のお子さんをお持ちの親御さんにとって、一番気がかりなことはお子さんの将来のことだと思います お子さんの「将来の幸せな生活」を実現するには、やはり経済的な裏付けが必要です。 生活には、お金が必要です。 ただ、生活するだけでは味気ないものです。 余暇を楽しんで、潤いのある毎日を生き生きと過ごしたい。 その余暇を楽しむためにもお金が必要です。 その最低限必要となるお金をまか...
前回は、高等特別支援学校の入学者選抜試験で実施される作業能力検査についての解説と「位置を把握する力を問う基本的な問題」をご紹介しました。 関連記事 高等特別支援学校 入学者選抜試験 模擬問題(作業能力検査・位置の把握の問題1) 位置を把握する力を問う問題です。ダウンロードして、ぜひ挑戦してみてください。 続きを読む ...
お子さんの将来の幸せな生活を実現するには、「就労の実現(就労の継続)」が不可欠です。 なぜなら、幸せな生活には、最低限の生活費が必要だからです。 さらに、余暇にかかる費用もあれば、生活にも潤いが出てより充実した生活ができるようになると思います。 その最低限の生活費や余暇にかかる費用は、就労することによって得られる給与で賄うことができます。 ですから、「就労の実現」は、健常児だ...
前回は、高等特別支援学校の入学者選抜試験の模擬問題として、一般的な表の問題をご紹介しました。 関連記事 高等特別支援学校 入学者選抜試験 模擬問題(一般的な表の問題編) 一般的な表の問題(表の計算・表の読み取り)です。ダウンロードして、ぜひ挑戦してみてください。 続きを読む 今回は、表の応用問題をご紹介します。...
高等特別支援学校の入試対策として、今回は表を使った問題についてご紹介します。 表を使った問題は、数学の問題や生活の場面を想定した問題、作業能力検査などの問題として、出題傾向の高い問題です。 日常生活の中では、いろんな表を目にします。 時間割表、行事予定表、献立表、お天気の週間予報、バスの運賃表や時刻表、病院の診療時間表など、さまざまありますね。 普段何気なく目にする表は、それぞれ...
生活の場面を想定した問題の対策ができる 職場体験実習に関する問題の対策ができる 就労を前提とした一般常識を問う問題の対策ができる 教科の区別のない筆記問題の入試対策として、他の教科(数学・理科・社会・家庭科など)の内容を盛り込んだ問題の対策ができる 高等特別支援学校の受験対策の中でも、文章読解問題を苦手とするお子さんは多いと思います。 高等特別支援学校の受験をお考えの親御さんから...
前回は、発達障害のお子さんの就学先の環境に流されやすい傾向にあること、その特別支援学級編について、お話ししました。 関連記事 就労を実現しよう。特別支援学級のメリットを活かし、デメリットを回避しよう 発達障害についての理解とサポートを期待できる特別支援学級。けれど、思いがけないトラブルも発生します。気をつけたいポイントを考えていきます。 ...
前回は、発達障害のお子さんの就学先の環境に、親御さんが流されやすい傾向にあること、特別支援学校では親御さん、お子さんにとって過ごしやすい環境なので、ぬるま湯のような状態に慣れてしまい、本来の目標を見失いがちになってしまう傾向があることをお話ししました。 関連記事 就労を実現しよう。特別支援学校のメリットを活かし、デメリットを回避しよう ...
前回は、発達障害のお子さんの就学先の環境に、親御さんがあまり良くない意味で流されやすい傾向にあることをお話ししました。 関連記事 就労を実現しよう。普通学級のデメリットを回避するポイント どうしたら普通学級でうまくやっていける? 発達障害の息子にとっての普通学級とは? 酸いも甘いも噛み分ける(笑)オヤジが語ります。 ...
前回は、就労を実現するための最低条件について、お話ししました。 関連記事 就労を目指そう。発達障害のお子さんの学校生活で一番大事にしたいもの 木を見て森を見ず。発達障害児の子育ては、とっても大変だから、毎日いっぱいいっぱい。ほんとうに大事なこと、この機会に考えてみませんか? 続きを読む また、発達...
発達障害のお子さんの人生の最終目標が将来の幸せな生活であるならば、まず目指すべきは就労の実現ということになります。 就労を実現するためには、就労するのに必要な最低限のスキルを、就労する時期までに習得しておく必要があります。 就労するのに必要な最低限のスキルは、就労を実現するための最低条件の各項目であり、その詳細は下記のとおりです。 これをすべてクリアできていたとしても、必ずしも就労が実現する...
新年度がスタートして一ヶ月余り。 お子さんの進路について、情報収集を始めている親御さんも多いかと思います。 発達障害のお子さんの進路の一つに「高等特別支援学校」があります。 「高等特別支援学校」は、知的障害者のなかでも、特に知的な遅れが少ない生徒を入学者選抜試験により選抜して、就労率を高めるために設置された特別支援学校です。 高等特別支援学校については、こちらでご紹介しています。 ...
前回、一番病の問題点は、負けて悔しいからと泣いて怒ることだと申し上げました。 関連記事 一番病という名の困ったちゃん 何でも1番じゃなきゃいやだ! 発達障害児の「一番病」 かけっこ、夕ご飯のおかずの量、どんなことでも…。どう育てていけばいいのでしょう。本質から考えていきます。 続きを読む 負けて悔...
深刻に悩んでいたお母さん 私の知り合いのお母さんに、息子が一番病で困っているという方がいました。 どんなことでも、何でも1番じゃなきゃいやだといい、お母さんを困らせていました。 そのお子さんは、当時、幼稚園児でした。 幼稚園でかけっこで友達に負けると怒り、夕ご飯のおかずがお父さんより少ないと怒りだすようです。 何でも、自分が気づいたら一番でないと...
前回は、普通学級に在籍する発達障害児のお子さんは、不登校や保健室登校になりかねない危機に直面することがあることをお話ししました。 関連記事 発達障害のお子さんの不登校、保健室登校の危機! そのとき、学校の対応は? 発達障害児にとって普通学級は、過酷な環境です。障害特性からいじめの対象になりやすく、授業についていくのも徐々に困難になって...
学校を舞台とした社会問題は、時代とともに推移しているように思います。 私の中学、高校時代は、校内暴力や受験戦争が新聞ネタとなっていたと記憶しています。大学に進学した頃からは校内暴力は沈静化していて、学級崩壊に話題が移りつつありました。 その後、就職・結婚を経て、息子たちが誕生した時期からは、学級崩壊の報道は徐々に減りはじめ、いじめや不登校が社会問題として世間の注目を集めるようになって、現在に...
高等特別支援学校の入試では、地図の読み取り問題がたびたび出題されています。 現代では、カーナビや地図アプリなど普及しているのに、なぜわざわざ出題されているの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。 便利なツールを利用すれば、日常生活は事足りるともいえますが、すべての人がそのスールを使いこなせているわけではありません。 また、それらのツールが生活全般を網羅しているわけでもありません...
深刻に悩んでいたお母さん 私の知り合いのお母さんに、息子が一番病で困っているという方がいました。 どんなことでも、何でも1番じゃなきゃいやだといい、お母さんを困らせていました。 そのお子さんは、当時、幼稚園児でした。 幼稚園でかけっこで友達に負けると怒り、夕ご飯のおかずがお父さんより少ないと怒りだすようです。 何でも、自分が気づいたら一番でないと...
前回は、普通学級に在籍する発達障害児のお子さんは、不登校や保健室登校になりかねない危機に直面することがあることをお話ししました。 関連記事 発達障害のお子さんの不登校、保健室登校の危機! そのとき、学校の対応は? 発達障害児にとって普通学級は、過酷な環境です。障害特性からいじめの対象になりやすく、授業についていくのも徐々に困難になって...
学校を舞台とした社会問題は、時代とともに推移しているように思います。 私の中学、高校時代は、校内暴力や受験戦争が新聞ネタとなっていたと記憶しています。大学に進学した頃からは校内暴力は沈静化していて、学級崩壊に話題が移りつつありました。 その後、就職・結婚を経て、息子たちが誕生した時期からは、学級崩壊の報道は徐々に減りはじめ、いじめや不登校が社会問題として世間の注目を集めるようになって、現在に...
高等特別支援学校の入試では、地図の読み取り問題がたびたび出題されています。 現代では、カーナビや地図アプリなど普及しているのに、なぜわざわざ出題されているの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。 便利なツールを利用すれば、日常生活は事足りるともいえますが、すべての人がそのスールを使いこなせているわけではありません。 また、それらのツールが生活全般を網羅しているわけでもありません...
高等特別支援学校の受験対策の中でも、国語の文章読解問題に頭を悩ますお子さんは多いのではないでしょうか。 受験科目が国語や数学など、教科が分かれている場合、国語の問題にはほぼ必ずといっていいほど文章読解問題が出題されています。 教科別に分けずに筆記問題(国、数をはじめ総合的な学力を問う)という形であっても、文章読解問題が含まれる場合があります。 さらに、高等特別支援学校の入試で出題される問題は...
憂鬱な年末年始の帰省 季節はいつの間にか冬になり、師走を迎えて気持ちも何となく慌ただしくなる時期になってきました。 発達障害児を抱えていると、年末年始に実家または義実家に帰省するのが、憂鬱だという方も多いのではないでしょうか。 現実問題として、発達障害児を抱えていなくとも、世間では嫁姑問題はよくあることです。 義実家とは適当な距離を保ちつつ、サラッとつき合えれば...
パンの製造には、算数の知識も必要 前回は、息子が在籍していた高等特別支援学校でのパン製造について、ご紹介しました。 パンの製造には、製造工程を理解するだけではなく、算数の知識も必要だということもお話ししました。 その算数の知識も、小学校の算数としてはもっともむずかしい比の計算(比例計算)です。 詳しくは、こちらをご参照ください。 関連記事 ...