年の瀬に思う
年の瀬の、忙しない雰囲気が 割りと好きだ。 非日常なのに毎年型通りというか。 落ち着かないのに懐かしい感じ。 いつも年の瀬だったらいいのに。 (同じ型通りでも年始は好きじゃない) 帰省ラッシュの映像を見て、 皆帰る場所があるんだなと しみじみ思う。 そんな中、一人あてどもなく 電車に乗る。遠いところ、できれば 雪深いところか灰色の空と海を 眺められるところでぼんやりするために。 ぼんやりしながら、生きることを考える。 日常でも非日常でも考えることは同じだ。 そして、目覚めなければいいのにと いつも同じ結論にいきつく。 でも、目覚めてしまうのなら 来年がやって来てしまうのなら どう生きるか考えた…
2019/12/22 23:57