2002年のイ・ジョンヒャン監督作品。といっても、私は監督で選ぶほど映画に詳しくありません。私の目を引いたのは、ユ・スンホ。「会いたい」では微妙な悪役(?)でしたが、気味が悪いほど(誉め言葉です)イケメンでした。そんな彼の、子役時代の名作なのですね。2002年といえば「シュリ」とか「JSA」が続々公開された年。そんな中、低予算映画ながらさまざまな賞を受賞し、日本は岩波ホールで公開されています。 ざっとあらすじを。少年サンウは都会に住む悪ガキですが、どうやら母子家庭で生活がカツカツらしく、母の田舎に夏の間だけ預けられます。その「おばあちゃんの家」というのが結構強烈でして、「え、さすがにここは都会…