ソレイユの森 15 森
三日経った。 食事や睡眠のために、山を下りたり登ったり、マルは一人で繰り返していた。 ソレイユのいる森が深いので、急な斜面で滑ったり、怪我をしてしまうかもしれない。 危ない目に合わせたくない、と言って、マルはカナを同行させてはくれなかった。 私なら大丈夫、そう言おうともしたが、優しい気遣いを尊重し、今は待つことにした。 カナは、自分の仕事を再開した。 山を守るバリケードの前で、人の侵入を防ぐ監...
2018/01/06 00:00
2018年1月 (1件〜100件)
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