【野良猫の生き方】外猫三人衆、くま、キジ、しろっくろっ ~猫宅のお話をしましょう(その21)~
ある日、猫宅の周辺に、突然出没するようになった茶色の虎猫がいました。 首には、元々付けられていたであろう首輪の跡がはっきりとわかります。 近所の方から聞いたところによると、一人暮らしのおじいさんが飼っていた猫で、そのおじいさんが亡くなってしまって、外猫にならなければいけなかった子のようです。 初めて見た時、その猫の顔が、とてもきつかったことを覚えています。 食べる物もなく、突然放り出されて家なき子になったのですから、生きるために厳しい顔つきになるのも無理からぬことです。
2019/12/25 07:10