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猫の話をしようか https://www.withcat.site

猫のコラムを中心としたサイトです。保護猫活動や、保護された猫のその後についても触れています。

犬猫の保護活動を扱うサイトは多くありますが、保護された子たちの幸せな様子を扱うものが少ないことに気が付きました。可哀そうな面が強調されがちですが、良い飼い主さんに巡り合い、色々な問題を乗り越えて、幸せになる子もいます。そんなことを、沢山の方にしっていただきたいと思っています。

高栖匡躬
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港北区
出身
米子市
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2017/10/25

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  • 【保護猫|多頭飼い】外猫くまとブサ男 ~猫宅のお話をしましょう(その25)~

    猫宅・44の物語 25話今回のお話は:外猫くまとブサ男 撮影&文|女神 扉の写真はブサ男です 今回は外猫くまと、ブサ男の話です。 以前、我が家周辺にはポリスというボス猫がいました。くまはある日突然やってきて、そのポリスからボスの座を奪い取った猫です。ポリスとくまはこれまでのお話でご紹介しています。 ポリスのお話 www.withcat.site くまのお話 www.withcat.site あの頃のくまは未だ若かったのか、喧嘩の毎日でした

  • 【保護猫|多頭飼い】天使-s がやってきた ~猫宅のお話をしましょう(その24)~

    猫宅・44の物語 24話今回のお話は:天使 - s 撮影&文|女神 扉は天使ーsみんなでお昼寝 今回は天使ーs(テンシーズ)のお話をしようと思います。 ――2020年の6月は、雨の多い月でした。その頃我が家には、くま、ブサ男 キジ しろっくろっといった外猫たちがご飯を食べに来ていました。くまは以前のお話にも登場した我が家周辺のボス猫で、ブサ男はくまの後のボス猫で、今回が初登場です。

  • 【保護猫|多頭飼い】五月(いつき)との別れ ~猫宅のお話をしましょう(その23)~

    猫宅・44の物語 23話今回のお話は:五月(いつき) 撮影&文|女神 今回は、五月(いつき)とのお別れの話です。 ある日の朝 猫宅に行くと、台所の入り口の所に見た事も無いような赤い血の海がありました。最初私は、また誰かが喧嘩したんだな程度にしか思いませんでした。だけどよく見るとその中には何やら固形物が・・・

  • 【まとめ】猫宅・44の物語 ④ ~猫たちとの出会いと別れ~

    猫たちとの出会いと別れ Reviewカテゴリー:エッセイ作者:女神 猫宅の話は、一言で言うと、沢山猫を飼っている愛猫家の話である。少々普通と違うのが、その数が少し我々の予想を超えていて、44匹もの数になっていることだ。 44匹ともなると、普通の一匹や二匹、或いは10匹くらいの多頭飼いの話とは趣が違う。とにかくスケールが大きいのである。ちょっと考えてみればわかるだろう。普通の猫を飼っている家庭の一か月半分のフードを、猫宅は1日で消費してしまうのだから。 飼い主さんの”女神さん”はそれを、大河ドラマと称したが、まさにその通りだ。それは群像劇の趣で、群雄割拠の戦国時代ものとか、三国志のような印象を受…

  • 【室内野良の猫】どこまでも野良のままで ~みーみーと4匹の猫たち(3/3)~

    撮影&文|ちゃりちゃり風太 扉の写真は『みーみー』 このお話は 『みーみー』を迎えたときの先住猫は5匹。しかしそれも残すは1匹『チロ』のみとなりました。そしていよいよその『チロ』ともお別れの日が来ます。チロが去った今、『みーみー』は最年長。13年も家にいると、室内野良の流儀にも変化が現れます。しかしどこまでも『みーみー』はマイペースなのです。 また猫を保護するお話 前話では『ガリガリ君』の登場までを書きました。 その『ガリガリ君』と同時期に、駐車場に赤ちゃん連れでやって来た、白黒パーマン柄の猫がました。私は「子猫は急がないと」と思いました。何を急ぐかといえば ”保護” です。人に懐く幼いうちに…

  • 【室内野良の猫】猫同士にも相性があります ~みーみーと4匹の猫たち(2/3)~

    撮影&文|ちゃりちゃり風太 扉の写真は『みーみー』 このお話は 『みーみー』が加わった我が家でしたが、先代猫たちとの悲しい別れの時もやってきます。そしてそれと入れ替わるように、保護した新しい猫も加わって。室内野良で我関せずの立場にいるはずの『みーみー』ですが、閉じられた家の中での猫社会ですから、影響がないわけではありません。相性の良い猫とそうでない猫がいるのです。 介助が必要だった『るう』 2008年には一番年かさだった『みーみー』が去り、2009年には思い出深い『まん月』を亡くした我が家でしたが、2010年も不幸は続きました。次は『みーみー』が好きだった『るう』でした。 前回の記事で触れまし…

  • 【室内野良の猫】思い出の猫たち、出会いと別れ ~みーみーと4匹の猫たち(1/3)~

    13年前の節分の日、臆病でビビリの野良猫を家に連れ帰りました。すでに家には5匹の猫がいたのですが、その日はとても寒くて、放っておけなかったのです。最年少の新入り猫は『みーみー』と名付けました。 時がたち、去っていく猫もいれば、やってくる猫もいます。今や『みーみー』は、我が家の猫たちの最年長。皆から一目置かれる存在になりました。しかし『みーみー』は13年もの間ずっと、室内で野良のままです。 さて、『みーみー』と我が家の猫たちのお話をご紹介していきましょう。

  • 【譲渡会での運命の出会い】あなたは我が家の最後の子 ~美雨がうちにくるまで~

    うちの子がうちにくるまで(猫)|No.9 撮影&文|ゆきねー 今日のお話は 人生最後の猫を考えたことはあるでしょうか?ペットにも人間にも寿命がある以上、いつかは考える時が来ますね。飼い主が先に逝ってしまうと、残していく子がどうなってしまうのかと心配でなりません。 保護猫(犬)を譲渡する際に、里親に年齢制限を設けている保護団体が多いようです。そこで自分の年齢(自分の寿命)を意識する方もいらっしゃるでしょう。 このお話は、もう次の子を迎えることは無いと思いながらも、運命の出会いをしてしまったという体験談。皆さんならどうするでしょうか? こんな方に:次の子を迎えるかどうか迷っている|今の自分の年齢を…

  • 【保護猫|多頭飼い】いちごの生まれ変わり、チーズ ~猫宅のお話をしましょう(その22)~

    猫宅・44の物語 22話今回のお話は:チーズ 撮影&文|女神 その日は小雨が降っていたためか、夏なのに少し肌寒いような朝でした。主人が朝早くから(あれは5時半頃かな)私に言いました。 「外に小さい子猫がいるよ」と。私は2階の窓から外を見ました。すると生後2ヵ月位の、尻尾がふさふさとした白い子猫がこちらを眺めていました。

  • 【野良猫の生き方】外猫三人衆、くま、キジ、しろっくろっ ~猫宅のお話をしましょう(その21)~

    ある日、猫宅の周辺に、突然出没するようになった茶色の虎猫がいました。 首には、元々付けられていたであろう首輪の跡がはっきりとわかります。 近所の方から聞いたところによると、一人暮らしのおじいさんが飼っていた猫で、そのおじいさんが亡くなってしまって、外猫にならなければいけなかった子のようです。 初めて見た時、その猫の顔が、とてもきつかったことを覚えています。 食べる物もなく、突然放り出されて家なき子になったのですから、生きるために厳しい顔つきになるのも無理からぬことです。

  • 【まとめ】犬派の僕が猫と暮らす理由 ④ ~1つの命をはぐくむこと(2/2)~

    ひとつの命をはぐくむこと(2/2):17話~21話 Reviewカテゴリー:エッセイ作者:紫藤 咲 ある日、ぼくはねこさんを拾った。今までねこを飼ったことがない、ねこ素人のぼくが始めるねこさんとの暮らしは山あり、谷ありで……生きることを諦めたねこさんと、ぼくの物語。ねこを飼ったことがない人にも、ある人にも興味を持っていただければと思いつつ。――紫藤 咲―― まとめ読み③は、第2クール目 ~1つの命をはぐくむこと~の後半です。危険を承知で抗生剤を打ったねこさんだったが、体調は改善されてきた。更に良くするために、二度めの抗生剤の注射を――しかし、ねこさんにはその後、とんでもないことが起きるのだった…

  • 【まとめ】犬派の僕が猫と暮らす理由 ③ ~1つの命をはぐくむこと(1/2)~

    ひとつの命をはぐくむこと(1/2):11話~16話 Reviewカテゴリー:エッセイ作者:紫藤 咲 ある日、ぼくはねこさんを拾った。今までねこを飼ったことがない、ねこ素人のぼくが始めるねこさんとの暮らしは山あり、谷ありで……生きることを諦めたねこさんと、ぼくの物語。ねこを飼ったことがない人にも、ある人にも興味を持っていただければと思いつつ。――紫藤 咲―― まとめ読み③は、第2クール目 ~1つの命をはぐくむこと~の前半です。はじめて飼ったねこさんは、わからないことだらけ。

  • 犬派の僕が猫と暮らす理由 Complete ② ~1つの命を拾うこと(後半)~

    ひとつの命を拾うこと(2/2):6話~10話 Reviewカテゴリー:エッセイ作者:紫藤 咲 ある日、ぼくはねこさんを拾った。今までねこを飼ったことがない、ねこ素人のぼくが始めるねこさんとの暮らしは山あり、谷ありで……生きることを諦めたねこさんと、ぼくの物語。ねこを飼ったことがない人にも、ある人にも興味を持っていただければと思いつつ。――紫藤 咲―― まとめ読み②は、本話1クール目~1つの命を拾うこと~の後半。6話~10話までをまとめ読みです。目が、目ヤニでくっついていている。食事のことも、排せつのことも分からないないことだらけ。悪戦苦闘の連続。「生きることを諦めている」なぜか、友人のハットリ…

  • 犬派の僕が猫と暮らす理由 Complete ① ~1つの命を拾うこと(前半)~

    ひとつの命を拾うこと(1/2):1話~5話 Reviewカテゴリー:エッセイ作者:紫藤 咲 ある日、ぼくはねこさんを拾った。今までねこを飼ったことがない、ねこ素人のぼくが始めるねこさんとの暮らしは山あり、谷ありで……生きることを諦めたねこさんと、ぼくの物語。ねこを飼ったことがない人にも、ある人にも興味を持っていただければと思いつつ。――紫藤 咲―― まとめ読み①は、第1クール目~1つの命を拾うこと~の前半。 紫藤咲さんのエッセイ、1話~5話までをまとめ読みです。運命の日――ぼくは猫を拾った。それが物語のスタート。経験も知識もゼロ。最初は誰かに任すつもりだった。だけど、猫さん……考えてみようよ。…

  • 【まとめ】私の空、マナ !⑥ ~二人の未来を紡いでいこう(2/2)~【未来のことは分からないけど】

    二人の未来を紡いでいこう:27話~30話 Reviewカテゴリー:エッセイ作者:あおい空 ――本まとめ読みの内容は―― 第3章(全9話)~二人の未来を紡いでいこう~ その後半です。 一縷の望みをかけたFIVの再検査は、残念ながら陽性という結果に――しかし作者は1度目の検査の時のように、大きく動揺することはなく、冷静にその結果を受け止めるのでした。そしてずっと懸案だった、マナの避妊手術について結論を出す時がやってきます。 マナと同居人の未来は?

  • 【野良猫の生き方】一見乱暴者、くまの生き様 ~猫宅のお話をしましょう(その20)~

    猫宅・44の物語 20話今回のお話は:外猫のくま 撮影&文|女神 いつ頃からだろう? ある日買い物から帰ると、いつもポリスが寝ていた我が家の玄関先に、真っ黒い猫が寝ていました。その猫はよく見かける子で、いかにも乱暴者そうで熊に似ているその容姿から、私は「くま」と名前を付けていました。 ポリスというのは元々、我が家周辺を縄張りにしていたボス猫で、いつの間にか猫宅にご飯をもらいに来るようになっていました。私とは数年来の付き合いです。そしてくまは、ある日ふらりと現れて、ポリスと玄関先を争うようになった猫です。 くまは毛艶からして、ポリスよりも若かったように思います。

  • 【まとめ】猫宅・44の物語 ③ ~まさかの出産ラッシュ~

    まさかの出産ラッシュ Reviewカテゴリー:エッセイ作者:女神 猫宅の話は、一言で言うと、沢山猫を飼っている愛猫家の話である。少々普通と違うのが、その数が少し我々の予想を超えていて、44匹もの数になっていることだ。 44匹ともなると、普通の一匹や二匹、或いは10匹くらいの多頭飼いの話とは趣が違う。とにかくスケールが大きいのである。ちょっと考えてみればわかるだろう。普通の猫を飼っている家庭の一か月半分のフードを、猫宅は1日で消費してしまうのだから。 飼い主さんの”女神さん”はそれを、大河ドラマと称したが、まさにその通りだ。それは群像劇の趣で、群雄割拠の戦国時代ものとか、三国志のような印象を受け…

  • 【まとめ】私の空、マナ !⑤ ~二人の未来を紡いでいこう(1/2)~【猫には猫の意志がある】

    二人の未来を紡いでいこう:22話~26話 Reviewカテゴリー:エッセイ作者:あおい空 ――本まとめ読みの内容は―― 第3章(全9話)~二人の未来を紡いでいこう~ その前半です。 第2章で、一度外に出てしまったマナですが、戻って来てからは次第に信頼関係が確かなものになっていきます。作者はマナのその姿を見て、自分の気持ちを理解するようになったと考えるようになります。 恐る恐るマナの気持ちを確かめる作者。そして『マナが自分で、私と暮らすことを選んでいる!』と、確信するように―― 一方でマナには、FIVに感染していないという可能性が僅かに残っていました。再検査によってそれは明らかになるはずです。 …

  • 【保護|ブログ】きっと歩けるようになる!~ねこさん、増えました(14話)~【手術は成功】

    2018年10月1日。 手術を終えたライにぼくは会いに行った。 骨折した左足は肌が見えるまで毛が刈られた状態で、糸で縫われている。 舐めるといけないのでエリザベスカラーをつけたライは入院時に比べればずっと元気そうに見えた。 抱っこをすると震えていて、待合室のざわつきも落ち着かない様子だった。 それでも彼が息をしていてくれていることがぼくはとてつもなくうれしかった。 ひとまず手術は成功した。 彼の命はつながったことに安心をして、この日は帰ることにした。

  • 【非再生性免疫介在性貧血】さようなら、わはにゃ ~わはにゃを送る日(3/3)~【看取り】

    わはにゃを送る日:非再生性免疫介在性貧血 看取り編 撮影&文|Rinyan この作品は リンパ腫はほぼ完全寛解。目覚ましい治療成果を喜ぶ作者。しかしながら、愛猫わはにゃには別の病気の影が忍び寄っていました。数日前に一回だけした、軽いくしゃみと咳はその前兆だったのか?刻々と容態が悪化していくわはにゃの体を、作者は沢山撫でてさすり続けるのでした。 こんな方に:飼っている猫がリンパ腫と診断された|余命宣告を受けた|どのような治療法があるのか?|抗がん剤医療は有効か?|セカンドオピニオンを受けた方が良いか?|経験者の体験談を読んでみたい 新しい異変 わはにゃは、抗がん剤治療の終了から1ヶ月経って検査を…

  • 【リンパ腫】抗がん剤治療(COPLA)と、完全寛解 ~わはにゃを送る日(2/3)~【闘病記】

    わはにゃを送る日:リンパ腫編 撮影&文|Rinyan この作品は 愛猫わはにゃを、悪性リンパ腫と診断された作者。『何があっても、この命を必ず守る』その誓いが守れないことに、打ちひしがれます。そして、様々な思いを抱えながらの闘病がはじまりました。愛猫が苦しまないように、積極的な治療はせず、緩和治療だけを行いたいと考えた作者でしたが、セカンドオピニオンの中に、小さな希望を見つけるのでした。 こんな方に:飼っている猫がリンパ腫と診断された|余命宣告を受けた|どのような治療法があるのか?|抗がん剤医療は有効か?|セカンドオピニオンを受けた方が良いか?|経験者の体験談を読んでみたい 耐え難い現実 診察室…

  • 【リンパ腫】突然の発症と診断 ~わはにゃを送る日(1/3)~【余命宣告】

    わはにゃを送る日:リンパ腫編 撮影&文|Rinyan この作品は 本作は2歳で旅立った猫、わはにゃの闘病記であり、作者自身の揺れ動く心の記録です。 ミルクボランティアをしていた作者が、自宅で引き取った子猫わはにゃ。その子猫は作者にとって特別な存在でした。『何があっても、この命を必ず守る』そう誓う作者でしたが、ある日わはにゃは体調を崩してしまいました。くしゃみ、そして咳――軽い猫風邪かなと思い受診した作者でしたが、その後に医師から告げられたのは、意外な病名でした。 こんな方に:飼っている猫がリンパ腫と診断された|余命宣告を受けた|どのような治療法があるのか?|経験者の体験談を読んでみたい はじめ…

  • 【保護|ブログ】絶対に生きて! ~ねこさん、増えました(13話)~【48時間が勝負】

    犬派の僕が猫の多頭飼いを始めた理由 撮影&文|紫藤 咲 この作品は ブログタイプのエッセイ作品で、面白いことが起きた時だけの不定期更新となります。どうぞお楽しみください。 こんな方に:猫の多頭飼いをしてみたい|多頭飼いは初めてだけれど、大丈夫だろうか?|経験者の体験談を読んでみたい 48時間が勝負 かかりつけの獣医さんに診てもらえたのが、午後7時半過ぎた頃だった。先生に経緯を報告。ライはすぐにレントゲンを撮ることになった。 アシスタントの女医さんに抱っこされたライの左足は、だらんと伸びきっており、診察台には微量ながらも血痕がある。

  • 【保護猫|多頭飼い】血栓寒栓症・キングの闘病 ~猫宅のお話をしましょう(その19)~

    猫宅・44の物語 19話今回のお話は:キングの闘病 撮影&文|女神 キングの異変 ――2019年6月11日―― この日の夜、私たち親子はいつものように猫宅に着くと、すぐにご飯の用意をして ”女子~ず” の部屋に入りました。 ふと見ると、キングの様子が変です。前右足を持ち上げて、ぶらぶらさせているのです。 ● 咄嗟にキングを群れから離し、手を掴んで様子を見ました。しかし何処も怪我をしている様子もなく、骨折している訳でもありません。時計を見るともう22時半。動物病院の診療時間はとうに過ぎています。 「明日の朝、一番で病院に連れて行く」そう娘に約束し、その夜は様子を見ることに…… まさかそれが、大病…

  • 【保護|ブログ】フラッシュバックする苦い思い出 ~ねこさん、増えました(12話)~【保護猫の多頭飼い】

    犬派の僕が猫の多頭飼いを始めた理由 撮影&文|紫藤 咲 この作品は ブログタイプのエッセイ作品で、面白いことが起きた時だけの不定期更新となります。どうぞお楽しみください。 こんな方に:猫の多頭飼いをしてみたい|多頭飼いは初めてだけれど、大丈夫だろうか?|経験者の体験談を読んでみたい 今も心の傷 - まさか 平成30年9月27日木曜日、午後6時30分頃に起こった事件に、今もぼくは少なからず苦しんでいる。 今回はその日の出来事をより詳しくお話ししようと思う。

  • 【ミルクボランティア】あなたは運命の子なの? ~凪がうちにくるまで(後編)~

    もう一度、うちの子がうちにくるまで(猫)|No.2 - 2 撮影&文|Rinyan 今日のお話は 保護した子猫は、毎日大きくなっていきます。早く里親を探してあげなければと、作者は思いました。しかしそれは、難航しました。子猫はめちゃくちゃに可愛いくて――「我が家で飼うのが運命なのかもしれない」しかし、ようやく癒えかけたペットロスの蓋が開くことが恐い作者でした。 こんな方に:今、ペットロスの最中である|苦しくて仕方がない|新しい猫を迎える勇気がない|次の子を迎えた方の心境は?|経験者のお話を聞いてみたい さて、息子が連れてきた子猫へのケアを始めた私たちです。 ここからは何を置いてもノミ取り作業です…

  • 【その頃はひどいペットロスでした】突然の別れと突然の出会い ~凪がうちにくるまで(前編)~

    もう一度、うちの子がうちにくるまで(猫)|No.2 - 1 撮影&文|Rinyan 今日のお話は 子猫の凪(なぎ)を迎えた頃、作者はひどいペットロスの中にいました。作者にとって特別だった猫、わはにゃを、1歳の若さで亡くしていたからです。リンパ腫で余命宣告をうけたわはにやは、奇跡の回復を見せますが、その喜びも束の間で、すぐに別の病気を発症してしまったのです。家族が帰ってくる夜まで、涙に暮れる日々。そんなとき、家族に一本の電話がありました。 こんな方に:今、ペットロスの最中である|苦しくて仕方がない|新しい猫を迎える勇気がない|次の子を迎えた方の心境は?|経験者のお話を聞いてみたい 我が家は猫の多…

  • 【保護|ブログ】ねこさん、四階から飛びました ~ねこさん、増えました(11話)~【保護猫の多頭飼い】

    犬派の僕が猫の多頭飼いを始めた理由 撮影&文|紫藤 咲 この作品は ブログタイプのエッセイ作品で、面白いことが起きた時だけの不定期更新となります。どうぞお楽しみください。 こんな方に:猫の多頭飼いをしてみたい|多頭飼いは初めてだけれど、大丈夫だろうか?|経験者の体験談を読んでみたい ライの大怪我 ぼくの心配事を書く前に話しておかなければならないことがある。ライが大怪我をしてしまったときの話だ。 誰もがそうだと思うけれど、毎日なんとなく過ごしていると忘れてしまうものがある。今、この時間がどれだけしあわせで、どんなにすばらしいものであるのか――ということだ。

  • 【君に会えてよかった】家族になったよ Vol.1 ~猫って飼い主を選ぶんだって~

    家族になったよ(猫版) Vol.1 『家族になったよ』は 新しく我が家に迎えた愛猫を、皆さんにご紹介するアルバムページです。幼猫で迎えたニャンコだけでなく、歳をとってから迎えたニャンコも、保護猫で生年月日不明でもOKです。お迎えになった日(うちの子記念日)を教えてください。 ご応募方法は、本記事の最後の方にあります。

  • ぼくはやがて白になる ~ペットとの別れ、失くしていくもの、失くさないもの~

    大切なあなたとの別れに想う 作|紫藤 咲 だれか大切なひとを失うと、ひとつ、またひとつ、白色に近づいていくんだって。そんな話をしてくれたのはおばあちゃんだった気がする。とても昔のことだから、ぼくの記憶が正しいのかはわからない。だけどね、その話のことはよく覚えてるんだ。 まずね。声が思い出せなくなっていくんだって。不思議だね。亡くなる直前まで残るのは聴覚なのに、忘れてしまうのは声の記憶だっていうんだから。ぼくの声を聞くと、いつも「どうしたの?」って聞いてくれたよね。「いつも一緒にいるから」って、ぼくを抱きしめてくれたよね。ぼくはきっと最期の最期。この世から旅立つ一秒前まで、ずっとあなたの声を聞い…

  • 【まとめ】犬派の僕が猫と暮らす理由 ⑧ ~ひとつの命を感じること(2/2)~

    ひとつの命を感じること(2/2):38話~43話 Reviewカテゴリー:エッセイ作者:紫藤 咲 ある日、ぼくはねこさんを拾った。今までねこを飼ったことがない、ねこ素人のぼくが始めるねこさんとの暮らしは山あり、谷ありで……生きることを諦めたねこさんと、ぼくの物語。ねこを飼ったことがない人にも、ある人にも興味を持っていただければと思いつつ。――紫藤 咲―― まとめ読み⑧は、第4クール目 ~ひとつの命を感じること~ の後半。あの弱り切って瀕死の状態だったねこさんが、奇跡の回復を遂げた。待望の仮退院を迎え、そして本当に退院。目の前には、遊んでほしくて、元気に暴れまわるねこさん。――ねこは、拾ってくれ…

  • 【保護|ブログ】来るべくして来た子たち ~ねこさん、増えました(10話)~【保護猫の多頭飼い】

    犬派の僕が猫の多頭飼いを始めた理由 撮影&文|紫藤 咲 この作品は ブログタイプのエッセイ作品で、面白いことが起きた時だけの不定期更新となります。どうぞお楽しみください。 こんな方に:猫の多頭飼いをしてみたい|多頭飼いは初めてだけれど、大丈夫だろうか?|経験者の体験談を読んでみたい ゼロ距離での接触 ちびーずとの初対面を終えてみて、これはイケるんじゃないかと確信したぼく。ついにライとちびーずをケージ越しではなくて、ゼロ距離での接触を試みることにした。 一週間。まだ早急では?というフォロワーさんの声もあった。それでも決行したのは、二匹がケージの前から離れなかったからだ。

  • 【保護猫|多頭飼い】いちごとの別れ ~猫宅のお話をしましょう(その18)~

    猫宅・44の物語 18話今回のお話は:いちごとの別れ 撮影&文|女神 今回はいちごのお話をしようと思います。 いちごは、前話でお星さまになったムーが産んだ子供です。猫宅の出産ラッシュの中で生まれて、すぐに猫風邪にかかってしまい、目がなかなか開きませんでした。ようやく開いたときの目が、いちごの様に赤かったので、この名前を付けました。

  • 【保護|ブログ】やれるだけのことをやろう ~ねこさん、増えました(9話)~【保護猫の多頭飼い】

    犬派の僕が猫の多頭飼いを始めた理由 撮影&文|紫藤 咲 この作品は ブログタイプのエッセイ作品で、面白いことが起きた時だけの不定期更新となります。どうぞお楽しみください。 こんな方に:猫の多頭飼いをしてみたい|多頭飼いは初めてだけれど、大丈夫だろうか?|経験者の体験談を読んでみたい 先住たちとの相性は? うちの子にすると決めたのはいいけれど、最大の問題はノミでも回虫でもない。先住たちとの相性だ。健康体で問題なくスクスク育ったとしても、先住たちが受け入れてくれないことには、みんなでしあわせワッチョイ生活にはならないからだ。 相性が悪くていつもケンカが絶えないとなっては、ぼくの気持ちも落ち着かない…

  • 【保護|ブログ】バカじゃないの? ~ねこさん、増えました(8話)~【保護猫の多頭飼い】

    犬派の僕が猫の多頭飼いを始めた理由 撮影&文|紫藤 咲 この作品は ブログタイプのエッセイ作品で、面白いことが起きた時だけの不定期更新となります。どうぞお楽しみください。 こんな方に:猫の多頭飼いをしてみたい|多頭飼いは初めてだけれど、大丈夫だろうか?|経験者の体験談を読んでみたい 実は両親が大家である ぼくは今、自分の両親が買った分譲マンションに賃貸契約を交わして暮らしている。血のつながった実の両親が、ぼくの大家さんということになる。そこにひなさんとライと暮らしていたのだが、今回のことでちびーずが加わることになった。 ちびーずを保護して引き取ることを、本来ならば両親に相談するべきだったのだが…

  • 【保護|ブログ】NNNのしわざでしょうか? それとも神様? ~ねこさん、増えました(7話)~【保護猫の多頭飼い】

    犬派の僕が猫の多頭飼いを始めた理由 撮影&文|紫藤 咲 この作品は ブログタイプのエッセイ作品で、面白いことが起きた時だけの不定期更新となります。どうぞお楽しみください。 こんな方に:猫の多頭飼いをしてみたい|多頭飼いは初めてだけれど、大丈夫だろうか?|経験者の体験談を読んでみたい 決断は神様に委ねた ぼくが二匹引き取る最後の決断を、なぜ神様に委ねたのか。それは二匹のことを考え始めた辺りから、神様からのご褒美としか思えないようなことがいろいろと起きたためである。 どんなご褒美だったのかを説明する前にまず、二匹を引き取る前のぼくの暮らしぶりを話そう。

  • 【保護猫|多頭飼い】ようこそ鈴、さよならムー ~猫宅のお話をしましょう(その17)~

    猫宅・44の物語 17話今回のお話は:鈴(りん)との出会いと、ムーとの別れ 撮影&文|女神 写真は、本話で登場する鈴(りん) いろはを保護してからの猫宅は、雄同士シャーシャーはあっても、これと言った大きな変化はなく、同じような毎日が過ぎて行きました。 そんなある日のことでした。また私は、出会ってしまったのです。新しい命に。 ● その頃私の実母は、入退院を繰り返していました。何度目かの入退院の時、見舞いに行った帰りのことです。一緒にいた実妹が、急に呟きました。「ねーちゃん、この前来た時この辺に子猫が居た」 『なんでその話を私にするかな』というのは、心の中の私の声。だって、前話でやさいを保護した時…

  • 【保護|ブログ】ぼく、悩んでます ~ねこさん、増えました(6話)~【保護猫の多頭飼い】

    犬派の僕が猫の多頭飼いを始めた理由 撮影&文|紫藤 咲 この作品は ブログタイプのエッセイ作品で、面白いことが起きた時だけの不定期更新となります。どうぞお楽しみください。 こんな方に:猫の多頭飼いをしてみたい|多頭飼いは初めてだけれど、大丈夫だろうか?|経験者の体験談を読んでみたい 動物病院へ行く 二匹を引き取った翌日の、2019年7月20日土曜日。ぼくは獣医さんへ二匹を連れて行った。 ノミの心配もあるし、回虫もいるかもしれない。爪も伸び放題だから切ってもらわねばならない。回虫の検査をしてもらうため、どちらがしたかわからないけれど排泄物を持って診察を受けた。

  • 【猫と飼い主】いつまでもマナと一緒に ~二人の未来を紡いでいこう(9/9)~

    私の空、マナ 30話 撮影&文|あおい空 今回は、前話で少し触れたこと――、院長先生のもう一つのエピソードについて書こうと思います。 爪のケガで動物病院に行った後、マナこれといった体の変化もなく、元気に過ごしていました。その冬、1月はマナの予防接種をしなければいけません。 ● この年は前年の大雪とはうって変わって、雪が殆ど積もらない日が多く、マナをキャリーバックに入れた私は、それを自転車の荷台に乗せて動物病院へと向かいました。 大丈夫かなと思いながら自転車をこぎ出すと、あらあら安定しています。肩に担いで歩くよりも揺れません。早く気がついていれば良かったのにと思いました。 さすがは我が腹心の友エ…

  • 【保護|ブログ】二匹とご対面です ~ねこさん、増えました(5話)~【保護猫の多頭飼い】

    犬派の僕が猫の多頭飼いを始めた理由 撮影&文|紫藤 咲 この作品は ブログタイプのエッセイ作品で、面白いことが起きた時だけの不定期更新となります。どうぞお楽しみください。 こんな方に:猫の多頭飼いをしてみたい|多頭飼いは初めてだけれど、大丈夫だろうか?|経験者の体験談を読んでみたい 初めての対面 2019年7月19日(金)の夕方。二匹を預かるためにハットリと会うことになったぼくは、そこで初めての対面を果たすことになった。車の後部座席の半分を占めるくらいの大きなダンボールの中から、やたらと元気な『みい。みい』という声が聞こえてくる。

  • 【猫と飼い主】それはとても簡単なこと ~二人の未来を紡いでいこう(8/9)~

    私の空、マナ 29話 撮影&文|あおい空 さて、この連載もあとわずかとなりました。今回は、残されている課題の最も大きなもの、避妊手術のお話に進もうと思います。このお話は、動物病院が関係してくるので、今一度、マナの通院の経過を振り返ります。 マナが動物病院へ行ったのは以下の5回です。 1回目 9月 8日| 拾った日2回目 12月 9日|健康診断とワクチン接種が2回目3回目 1月 6日|ワクチン接種が3回目4回目 1月20日|避妊手術のための検査が4回目5回目 8月25日|FIV再検査が5回目 ● 前回のお話は、8月25日の出来事。そして本話はその続きです。 この日、マナは最後の望みを賭けたFIV…

  • 【猫と飼い主】告白します。私のひがみ根性 ~二人の未来を紡いでいこう(7/9)~

    私の空、マナ 28話 撮影&文|あおい空 前回はマナのお風呂のお話を挟みましたが、今回は私のひがみ根性のお話に、戻りたいと思います。 予め申し上げておきたいのですが、このお話は、猫全般にまで及ぶことになると思います。そして反論も覚悟の上で書きたいと思います。 私は若葉マークの猫初心者だけに、猫への思いも若葉マークだと思っています。だから、皆さんが私の考えをどう思うのか知りたいです。 ● こんな風に回りくどく書くのには、理由があります。これまで私はマナの成長に伴って、保護猫を育てている方々から、沢山のアドバイスをいただいてきました。はじめのうちは、何を言われているか分からないことも沢山ありました…

  • 【保護|ブログ】どっちにしよう? ~ねこさん、増えました(4話)~【保護猫の多頭飼い】

    犬派の僕が猫の多頭飼いを始めた理由 撮影&文|紫藤 咲 この作品は ブログタイプのエッセイ作品で、面白いことが起きた時だけの不定期更新となります。どうぞお楽しみください。 こんな方に:猫の多頭飼いをしてみたい|多頭飼いは初めてだけれど、大丈夫だろうか?|経験者の体験談を読んでみたい 里親、楽勝モードか?! 里親さんになってもらえそうな人が見つかって、ぼくは楽勝モードでいた。二匹とも引き取りたいと言ってもらえるなら、二匹とも譲渡するつもりだった。 もう一匹増えてもいいとは思っていたが、二匹増えることに対してはどうにも尻込みしてしまっていた。 自信もない。裕福でもない。 となれば、ぼくよりも『いい…

  • 【まとめ】三毛ランジェロの保護日記:コラム編 Complete② ~猫の保護で考えること~

    考えなければならないのは、不幸な猫を増やさないこと Reviewカテゴリー:コラム作者:三毛ランジェロ 猫の保護活動の中には、野良猫や飼育放棄、多頭飼い崩壊した猫を救うことだけでなく、不幸な猫を増やさないと言う考え方があります。 本コラムは保護活動家三毛ランジェロ氏が、不幸な猫を再生産しないようにとの考えから綴ったものです。その中には、意見の分かれるテーマも含まれていますが、誰かが意見をいう事でその議論が活性化するように思います。 皆さんが保護に関する考え方を深めていただけるきっかけになれば幸いです。 (付録)最後のコラムでは、迷子の猫を探す方法についても触れています。 本記事で扱うのは、下記…

  • 【野良猫の生き方】お別れを言いにきたボス猫、ポリス ~猫宅のお話をしましょう(その16)~

    猫宅・44の物語 16話今回のお話は:外猫のポリス 撮影&文|女神 今日は外猫のポリスのお話です。ポリスは以前に何度か登場しています。前話では、”彼女”を連れて猫宅に来ていた猫としてご紹介しました。 ポリスはボス猫。――いや、今となっては元ボス猫ですね。私にとって、とても思い出深い猫なのです。

  • 【保護|ブログ】里親さん見つかりました ~ねこさん、増えました(3話)~【保護猫の多頭飼い】

    犬派の僕が猫の多頭飼いを始めた理由 撮影&文|紫藤 咲 この作品は ブログタイプのエッセイ作品で、面白いことが起きた時だけの不定期更新となります。どうぞお楽しみください。 こんな方に:猫の多頭飼いをしてみたい|多頭飼いは初めてだけれど、大丈夫だろうか?|経験者の体験談を読んでみたい 漫画で振り返るここまでのお話

  • 【猫を飼おう!】うちの子がうちにくるまで Complete① ~まるで昨日のことのように~

    【猫版】うちの子がうちにくるまで (No.1~5) Reviewカテゴリー:エッセイ作者:オムニバス 猫を飼うとき、犬を飼うとき、ずっと先のことなど考えませんよね。そして、可愛い子猫や子犬との楽しい毎日が始まります。 いつかその子が大人になったときに、老猫や老犬になったときに、ぜひ思い出して欲しいのです。その子がどうやってうちに来たのかを。 「家に猫や犬がいたら、きっと楽しいだろうな」そんな希望に満ちた思い。 そしてそれとは裏腹の、「大丈夫かな?」「しっかり面倒が見られるかな?」そんな自信の無さや、不安を。 読んでいただくと、きっと気が付くと思います。『うちの子がうちにくるまでは』過去の思い出…

  • 【猫と飼い主】猫のお風呂ってどうしてる? ~二人の未来を紡いでいこう(6/9)~

    私の空、マナ 27話 撮影&文|あおい空 今日は、マナのお風呂の話しをしようと思います。 お風呂というと、以前にもご紹介をした、私に「ス・ノ・コ」を教えてくれたキヨちゃんのいる、あの銭湯のことかと思われるかもしれません。しかし今日はそうではありません。 私のお風呂の話ではなく、マナの「お・ふ・ろ」のお話です。

  • 【猫と飼い主】まるで『1本の蜘蛛の糸』のよう ~二人の未来を紡いでいこう(5/9)~

    私の空、マナ 26話 撮影&文|あおい空 マナがFIVと診断されてから、病気には注意を払わなければならなくなりましたが、マナとの楽しい生活には変わりがありませんでした。それは今までお話した通りです。 マナは拾ってから4か月でFIVとわかったけれど、もしも拾ったその日に、FIVと診断されていたとしても、私は絶対にマナを手離すことはなかったでしょう。幾ら病気だからといって、月齢1ヶ月半、400グラムの小さな可愛い生命を捨てることなどできるわけがありません。 私はその思いを、大声で宣言したいくらいの気持ちです。もしもその思いを叫んでみろと言われるのであれば、私はいつでもどこでも叫ぶでしょう。『マナは…

  • 【保護|ブログ】えっ、2匹いるの? ~ねこさん、増えました~【保護猫の多頭飼い】

    犬派の僕が猫の多頭飼いを始めた理由 撮影&文|紫藤 咲 この作品は ブログタイプのエッセイ作品で、面白いことが起きた時だけの不定期更新となります。どうぞお楽しみください。 こんな方に:猫の多頭飼いをしてみたい|多頭飼いは初めてだけれど、大丈夫だろうか?|経験者の体験談を読んでみたい 重要なお知らせって? 『重要なお知らせです』というハットリからの連絡が入ったのが2019年7月18日午後15時半。 『2匹です』のメッセージに、ぼくは真っ白になった。 一匹なら増えてもいい。お世話も、経済的な負担も問題にはならない。だけど二匹はちょっと待て、である。お世話も、経済的な負担も二倍になる。これは由々しき…

  • 【猫と飼い主】猫は自分の意志を持つ生き物 ~二人の未来を紡いでいこう(4/9)~

    私の空、マナ 25話 撮影&文|あおい空 マナが外に興味を持ち出した頃のお話しに戻りますね。 思い出します――ベランダに出ても、すぐに地面に降りなかったマナをよいことに、窓から外を一緒に見ていたあの日。 洗濯物を干す時に初めて窓から外に飛び出したマナ。「マナがいなくなった」と半泣きでドキドキしながら外に出て名前を呼ぶと、ほふく前進で私の横に来たあの日。 スペシャリストさんの親切な諭しをいただいて、自分への約束として、今後は絶対に網戸は開けないと決意したあの日。

  • 【保護猫|多頭飼い】毎日毎日が戦争、そして、さようなら彼女 ~猫宅のお話をしましょう(その15)~

    猫宅・44の物語 15話今回のお話は:かんな、やさい、いろは、そして彼女 撮影&文|女神 写真は、本話で登場するかんな カールさん一家が増えて41匹となった猫宅です。 その年の10月31日の朝猫宅でごはんの用意をしているとまた、息子から電話が入りました。用件はなんと――勤めている会社の倉庫で、子猫を保護したとのこと。 『あーまたか』と、正直思いました。しかし保護したのならば、もう突き放す訳には行きません。息子は「今から連れていく」と言って、電話を切りました。

  • 【猫と飼い主】マナのフード事情 ~二人の未来を紡いでいこう(3/9)~

    私の空、マナ 24話 撮影&文|あおい空 今日はマナの食事のお話です。 マナはフードをあまり食べてくれません。マナはとても臆病で、昼間1人でいるときには、恐くてカリカリを食べられないというのがあるのですが、それ以前に元々食の細い子でした。 何を食べていたのかと言うと――最初の私は猫初心者・初体験でしたから、拾った日にはタクシーでペットショップに行って、店員さんにフードを選んでいただいきました。子猫用のカリカリです。

  • 【保護|多頭飼い】一枚の画像がはじまりだった ~ねこさん、増えました~

    犬派の僕が猫の多頭飼いを始めた理由 撮影&文|紫藤 咲 この作品は この作品『犬派の僕が猫の多頭飼いを始めた理由』は、紫藤咲作『犬派の僕が猫と暮らす理由』のシリーズ作品となるものです。『犬派の僕が猫と暮らす理由』は、猫未経験の作者が、突然猫を拾ったことで起きる様々なできごとを綴った実話エッセイ。一方本作は、同じ作者がひょんなことから、更に2匹の猫を引き取るいことになっておきる出来事を、ほぼリアルタイムで綴っていく、ブログスタイルのエッセイです。 更新は、面白いことが起きた時だけの不定期で、これもまたブログのようなスタイルです。どうぞお楽しみください。 この記事はこんな方に:猫の多頭飼いをしてみ…

  • 【猫と飼い主】マナとの楽しい食卓 ~二人の未来を紡いでいこう(2/9)~

    私の空、マナ 23話 撮影&文|あおい空 今日はマナと囲む楽しき食卓のお話をしましょう。まずはマナが、うんと小さかった頃のことから。 前にも書きましたが、我が家にはマナ用のケージがありません。となるとマナは、私が食事をする時に何にでも興味津々です。これは好奇心旺盛な子猫にとって、当然のことです。 ● 我が家はテーブル1つに椅子2脚。そこで私が食事をするわけですが、初めの頃のマナはまだ小さくて、椅子に飛び乗ることができませんでした。そこでマナがしたことは、私の脚に爪を立てて、よじ上ろうとすることです。ズボンを履いていても、子猫といえど、爪を立てて上るのですから痛いです。しかも当時は、まだ病院で爪…

  • 【猫と飼い主】信頼は時間をかけて育むもの ~二人の未来を紡いでいこう(1/9)~

    私の空、マナ 22話 撮影&文|あおい空 いよいよ春になった、オンボロアパートの辺り!猫のスペシャリストさんとの約束を守るべく、ベランダの窓から網戸越しに外を見るマナと同居人。 1ヶ月の間、マナには「危ないよマナ、車来るよ」と囁き続けたました。 ここからは、マナとの信頼関係のお話しです。そのため自分が持つ考え、つまり私情を交えたお話しになりますが、お付きあいいただければと思います。

  • 【まとめ】私の空、マナ !④ ~二人に舞い降りたものは何?(2/2)~【迷いながら、悩みながら】

    二人に舞い降りたものは何?(2/2):16話~21話 Reviewカテゴリー:エッセイ作者:あおい空 ――本まとめ読みの内容は―― 第2章(全11話)~二人に舞い降りたものは何?~ その後半です。 愛猫マナの避妊手術を、当面延期した作者。そこまでは決めたけれど、そこから先は何も決まっていない。 悩みを抱えながらも、マナとの暮らしは楽しくて――そうやって、少しずつマナとの絆を深めていく作者でした。 さて、どうなる? マナと同居人。

  • 【まとめ】私の空、マナ !③ ~二人に舞い降りたものは何?(1/2)~【告知されたFIV】

    二人に舞い降りたものは何?(1/2):11話~15話 Reviewカテゴリー:エッセイ作者:あおい空 ――本まとめ読みの内容は―― 第2章(全11話)~二人に舞い降りたものは何?~ その前半です。 本章では愛猫マナの病気(FIV:猫エイズ)発覚と、作者の心境を描いています。避妊手術前の血液検査で告知された、FIV陽性。その結果に動揺し、涙する飼い主。 さて、どうなる? マナと同居人。

  • 【猫の肺炎】お支払いの時間ですよ! ~4章(12/12)~ 【 諭吉さんの人数は?】

    犬派の僕が猫と暮らす理由|4章 ひとつの命を感じること 撮影&文|紫藤 咲 ねこさんが無事退院することになり、肺炎からの虫駆逐ミッションも完遂となったぼくを待ち受ける最大のできごと。それはお支払である。 ぼくが初めて先生にねこさんを診せに行ったとき、こう言われた。 「猫は犬に比べたら、お金はあまりかからないよ」 しかし、これはあくまで健康が前提の話である。ねこさんがこれほど弱っておらず、問題なくスクスク育っていたならば、通院することも、入院することもなく、体重が増えたら予防接種を二回打つ程度で済んだであろう。 ● その後大きくなっても、病院へ行くのは具合が悪くなったときと、年に一度の予防接種一…

  • 【猫の肺炎】虫、駆逐します! ~4章(11/12)~ 【検査の結果は?】

    犬派の僕が猫と暮らす理由|4章 ひとつの命を感じること 撮影&文|紫藤 咲 ねこさんのお腹の中に虫がいるという話を聞いてからは、とにかく彼がトイレに行くたびに、おしっこなのか、便なのかという点に目を光らせていた。便であれば、した瞬間にはねこさんを引き離して、すぐに捨てる。 幸いだったのは、ぼくが留守にしている間に便をすることがなかったことだ。 ● さて、帰宅したぼくは早速、虫についての情報集めをした。 詳しそうなフォロワーさんに事情を話すと、さなだ虫とか回虫かなと教えてもらった。すぐに検索すると『回虫症』というものを解説しているサイトを見つけることができた。

  • 【保護猫|多頭飼い】押し掛けて居座ったカール ~猫宅のお話をしましょう(その14)~

    猫宅・44の物語 14話今回のお話は:いつの間にか猫宅の住人、カール一家 撮影&文|女神 写真はカール一家です 猫宅の波乱の2015年が終わりました。さて、2016年はどうなる? 年が明けてしばらくすると、夜に三毛猫が猫宅を訪れる様になりました。「この子、お腹大きいよね?」と娘が言いました。またまた猫宅に、嵐の予感です。 ● 夜な夜な通ってくるその三毛猫は、最初は玄関の向こう側でご飯を食べてました。しかしお腹が大きくなってくると、段々と図々しくなって、家の中にも入って来るようになりました。そのまま様子を見ていると、やがて玄関を入って直ぐ左側にある、キッチンにまで上がりこむように――

  • 【猫の肺炎】退院するのはいいけれど…… ~4章(10/12)~ 【虫ですってぇ?】

    犬派の僕が猫と暮らす理由|4章 ひとつの命を感じること 撮影&文|紫藤 咲 待合室でいろいろお話しすること一時間半後。ようやく、ぼくの番が回ってきた。名前を呼ばれて診察室に入ると、スタッフさんに抱えられたねこさんが待っていた。手の中で、踊るように暴れている。ぼくが抱っこしても、とにかく暴れる。 いやん、いやん、ぼく降りてあそびたいのーん。 じたばた、じたばた、忙しない。このときはまだ退院濃厚ではあるが自信がなかったため、車中にカプセルホテルを置いてきてしまっていた。急いで車に戻ってカプセルホテルを持参して診察室で待たせていたねこさんを入れた。

  • 【まとめ】猫宅・44の物語 ② ~外猫にだってお母さんはいる~

    外猫にだってお母さんはいる Reviewカテゴリー:エッセイ作者:女神 猫宅の話は、一言で言うと、沢山猫を飼っている愛猫家の話である。少々普通と違うのが、その数が少し我々の予想を超えていて、44匹もの数になっていることだ。 44匹ともなると、普通の一匹や二匹、或いは10匹くらいの多頭飼いの話とは趣が違う。とにかくスケールが大きいのである。ちょっと考えてみればわかるだろう。普通の猫を飼っている家庭の一か月半分のフードを、猫宅は1日で消費してしまうのだから。 飼い主さんの”女神さん”はそれを、大河ドラマと称したが、まさにその通りだ。それは群像劇の趣で、群雄割拠の戦国時代ものとか、三国志のような印象…

  • 【猫の肺炎】意外とたくさんいるじゃない? ~4章(9/12)~ 【待合室で保護の話】

    犬派の僕が猫と暮らす理由|4章 ひとつの命を感じること 撮影&文|紫藤 咲 ねこさんの具合が悪い状態が続いたことで、ぼくは獣医さんに足しげく通うこと(入院中の面会を含める)になったわけだが、そうなるまで、ぼくは特別なことをしているのだと、正直なところ思っていた。 なにせ、ぼくが捨てられた猫と遭遇することは大人になってから、彼が初めての経験である。だから当然、捨てられている猫の数も少ないものと思っていたのだ。しかしである。獣医さんにはそんな人がごろごろいたわけだ。 あっちも、こっちも『ねこさん、拾いました』なのである。

  • 【猫の肺炎】猫は人を選ぶんです ~4章(8/12)~ 【待合室で保護の話】

    犬派の僕が猫と暮らす理由|4章 ひとつの命を感じること 撮影&文|紫藤 咲 ねこさんが退院するだろうと思われた翌々日。会社から帰って六時半過ぎに病院に到着したのだけれど、この日は尋常でないくらい混雑していた。それこそ駐車場は停められる場所がなくて、駐車場の外で空くのを待っている車が何台も列をなしていた。 ● さすがに近所をぐるっと一周してくればなんとかなるだろうと思っていたのが甘かった。戻ってみても、待っている車の台数がさらに増えているのである。もっと言えば、車が出ない。よって、ぼくもその待ちの列に加わざるをえなかった。

  • 【猫の肺炎】一時帰宅です ~4章(7/12)~ 【まさかこんな日が来るとは】

    犬派の僕が猫と暮らす理由|4章 ひとつの命を感じること 撮影&文|紫藤 咲 ねこさんの仮退院、ウキウキした気持ちで獣医さんに向かったぼく。 一週間前までの『本当に死んでしまうかもしれない。このまま戻ってこられないかもしれない』というつらかった気持ちは、このときにはまったくなくなっていた。最後通告も覚悟して獣医さんに向かっていた入院中のことを思えば、気持ちはすごく楽だった。 ● もう、本当にどうにもならないから家で看とりしますか? と言われてしまうのではないかという恐怖を伴った面会とは違う。回復の兆しが見えたからこその仮退院。 ただここでぶり返したら、入院はまた長期にわたってしまう。そう考えると…

  • 【まとめ】犬派の僕が猫と暮らす理由 ⑦ ~ひとつの命を感じること(1/2)~

    ひとつの命を感じること(1/2):32話~37話 Reviewカテゴリー:エッセイ作者:紫藤 咲 ある日、ぼくはねこさんを拾った。今までねこを飼ったことがない、ねこ素人のぼくが始めるねこさんとの暮らしは山あり、谷ありで……生きることを諦めたねこさんと、ぼくの物語。ねこを飼ったことがない人にも、ある人にも興味を持っていただければと思いつつ。――紫藤 咲―― まとめ読み⑦は、第4クール目 ~ひとつの命を感じること~の前半です。ねこさんの回復を待つぼくには、いろいろなことがおきる。SNSで励まされたり、友人のハットリ君からの「もう一匹飼わないか?」との誘い、そのハットリ君の足が腫れ上がったり。そんな…

  • 【まとめ】犬派の僕が猫と暮らす理由 ⑥ ~ひとつの命をつなぐこと(2/2)~

    ひとつの命を感じること(1/2):27話~31話 Reviewカテゴリー:エッセイ作者:紫藤 咲 ある日、ぼくはねこさんを拾った。今までねこを飼ったことがない、ねこ素人のぼくが始めるねこさんとの暮らしは山あり、谷ありで……生きることを諦めたねこさんと、ぼくの物語。ねこを飼ったことがない人にも、ある人にも興味を持っていただければと思いつつ。――紫藤 咲―― まとめ読み⑥は、第3クール目 ~ひとつの命をつなぐこと~の後半です。入院したねこさんの状態は変わらない。つまり良くならない。ねこさんを励ますために、大好きなタオルを病院に持って行ったり、相棒犬のひなさんを連れて行ったり。相変わらず死相は消えて…

  • 【まとめ】犬派の僕が猫と暮らす理由 ⑤ ~ひとつの命をつなぐこと(1/2)~

    ひとつの命をつなぐこと(1/2):22話~26話 Reviewカテゴリー:エッセイ作者:紫藤 咲 ある日、ぼくはねこさんを拾った。今までねこを飼ったことがない、ねこ素人のぼくが始めるねこさんとの暮らしは山あり、谷ありで……生きることを諦めたねこさんと、ぼくの物語。ねこを飼ったことがない人にも、ある人にも興味を持っていただければと思いつつ。――紫藤 咲―― まとめ読み⑤は、第3クール目 ~ひとつの命をつなぐこと~の前半です。夏生まれの子猫にエアコンはダメ、ねこさんの死相が消えない。新米飼い主のぼくにつぎつぎと押し寄せる新事実。やがて医師からは病名が告げられる。「肺炎」そして、「入院」が必要という…

  • 【保護猫|多頭飼い】来る猫あり、去る猫あり ~猫宅のお話をしましょう(その13)~

    猫宅・44の物語 13話今回のお話は:さよなら、チャー。さよなら、風 撮影&文|女神 写真は、本話で登場するポッキー さて、キングが猫宅の子になったのが5月。続くときには続くもので、翌6月にはまた猫宅に住人が増えます。 その猫はある日、ポリスに連れられてやってきた、白黒ハチワレの子猫でした。ポリスはいつも夜になると、私達が猫宅に行く頃を狙ってやって来ては、玄関先でごはんをもらおうと待っているのですが、その猫はどうやら、ポリスの後について猫宅に来たようです。 ポリスにご飯をあげようとした時、その子猫の姿が私の目に映りました。

  • 【保護猫|多頭飼い】驚き!、まさかの出産、猫はすごい ~猫宅・44の物語(その12)~

    今回のお話は:キングと、まさかの風子出産 撮影&文|女神 風子、2回目の出産 突然に具合が悪くなってしまったミント。病院に連れて行ったものの、結局不調の原因は分からないままで時は過ぎていきました。 ミントはみんなと一緒にご飯を食べる事はなく、いつも何処かに隠れて、一人でゆっくり食べていました。 ミントの心境までは分かりませんが、他の猫宅の仲間たちが怖くなったのかもしれません。なにしろ物心ついたときには、既に自分は弱っていて、同じ時に生まれた兄妹猫も含めて、周囲は自分よりも強い猫たちばかりです。

  • 【約束】もう外にいっちゃ駄目だよ ~二人に舞い降りたものは何?(11/11)~

    私の空、マナ 21話 撮影&文|あおい空 ベランダから外に出てしまったマナ。 アパートにはたった2つの窓しかありません。玄関横の小さな横すべり窓と、ベランダの窓です。玄関脇の窓は高さがあり、ベランダの窓の先には柵がついていますから、私は玄関の出入りの時だけ気を付けておけば、マナが外に出ることはないと思っていました。ベランダにいるときのマナも、その素振りは見せたことがありません。 だから、すっかり油断をしてしまいました。

  • 【逃げてしまった!】おままごと、ベランダに慣れたマナ ~二人に舞い降りたものは何?(10/11)~

    私の空、マナ 20話 撮影&文|あおい空 マナと暮らして半年あまり、季節はどんどん春めいてきました。動物が冬眠からさめるように、心浮かれて外に出たくなってくる季節。 私はアウトドア派――、というか、育った環境からかどうにもアウトドアを志向してしまう、田舎者。 それに対するは、びびりで外が恐くてどうしようもないマナ。 ● 私の仕事は、月曜日~金曜日まで1日中ビルの中にるので、休みの日はその辺りだけでもいいからブラブラしたい。しかし、マナは外には出たくない。 一人で外に出ればいいじゃないかと思われるかもしれませんが、そうはいきません。毎日ずっと留守番をさせているマナのことを考えると、かわいそうで出…

  • 【まとめ】三毛ランジェロの保護日記:コラム編 ① ~保護活動は捕獲の後も続くのです~

    知っていますか? 保護活動は捕獲の後も続くのです Reviewカテゴリー:コラム作者:三毛ランジェロ 保護活動と聞くと、ついつい野良猫や多頭崩壊の現場での捕獲(確保)と、譲渡(および譲渡会)のことを考えがちですね。 しかし良く考えてみると、捕獲してすぐに譲渡ができるわけではありません。健康状態は良いか? 感染症には罹っていないか? そんな基本的なことを調べてから、避妊去勢手術をして、人間と仲良く暮らせるように基本的な躾をする。 保護活動家の三毛ランジェロ氏のコラムを読むと、知らずにいたことが一つ一つ分かってきます。 本記事で扱うのは、下記のキーワードです。【デスメ膜瘤】【目薬の選び方】【その処…

  • 【まとめ】ある日突然、猫を拾ったら? ~拾ったら、放っておけなかった~

    子猫を拾っちゃった 飼育経験なし、はじめての猫、でも…… Reviewカテゴリー:テーマ・セレクション作者:オムニバス 『猫を拾った』をテーマにした、エッセイのセレクションです。 猫を飼うノウハウ、ハウツーをまとめた記事はネット上に沢山あるのですが、飼育経験の全くなかった方にとっては、そのような記事を読めば読むほど、「大丈夫かな?」と不安になるはずです。そのノウハウ、ハウツーは、既に猫を飼っている人たちには当たり前でも、初めて飼う人たちにとっては、結構高いハードルなのです。 「助けてあげたいけれど、うちで飼えるのかな?」と思っている方々に、「大丈夫だよ」と言って、背中を押してあげる情報はなかな…

  • 【まとめ】それは活動の限界? 命の限界? ~ある保護活動現場のドキュメンタリー~

    ある保護活動現場のドキュメンタリー Reviewカテゴリー:保護活動・ドキュメンタリー作者:三毛ランジェロ 自らの信念で独自の活動を行っている活動家、三毛ランジェロ氏の保護の様子を追ったドキュメンタリー。Twitterをほぼリアルタイムで追うという形式でまとめたものです。期間は2017年10月18日~11月22日の1ヶ月強。 さて、この時間の中で、何が起きたのでしょう?5匹の猫たちは救われたのでしょうか?

  • 【はじめての冬】冬の備えと、記録的大雪の日々 ~二人に舞い降りたものは何?(9/11)~

    私の空、マナ 19話 撮影&文|あおい空 我が感謝すべきオンボロアパート周辺は、次第に春めいてきました。 でも今回は、ちょっとだけ時計の針を戻させてください。マナにとって、初めての冬を迎える頃まで―― ● 小さなマナと暮らし始めたのは9月。私はすぐに寒さ対策を考えはじめました。10月になれば肌寒い日もあるからです。 しかし、どうしようかと考えていいるうちにもう10月に突入。その頃、ツイッターで良い方法を教えて下さった方がいました。この方は、私がマナと暮らすようになってから、ちょこちょこアドバイスやヒントを与えて下さるのです。

  • 【まとめ】「その日」がくるまで生きようず!④ ~抗がん剤治療-2クール目~

    リンパ腫・抗がん剤治療:2クール目 20話~28話 Reviewカテゴリー:闘病記作者:miyakonokaori 脚本家・波多野都さんの愛猫ソーニャの、リンパ腫闘病記。抗がん剤治療の第2クール目(全7話+α)です。 病名(悪性リンパ腫《低分化型》)が確定し、1ヶ月強がたった頃。わけも分からず始まる闘病が、だんだんと慣れてくるころ。闘病が飼い主の生活に収まって、すこし余裕が出てくる一方で、全体が見通せてくると逆に不安も高まってきます。 検査の数値に一喜一憂の日々。さあ、今日も頑張ろうず。

  • 【無口な猫】猫は鳴くものだと思ってました ~二人に舞い降りたものは何?(8/11)~

    私の空、マナ 18話 撮影&文|あおい空 このお話を読んでくださっている方は、私の人間像をどうお考えでしょうか?自己分析をするならば、私は恐らく、とても外ヅラが悪い人間であります。無口で…… 私は堅い会社に勤めていて、しかもその中でも顧客情報を扱うとりわけ堅い部門にいます。職場は外ヅラ云々以前に、誰かと話しができる環境ではない。そんな所に何年も勤めていると、無口にもならざるを得ないのではあります…… そんな反動もあって、私はアパートに帰ると「マナ~!マナにゃ~ん!マにゃ~!」と、かなり内ヅラが良い人間に変身します。

  • 【爪切りと甘噛み対策】飼い主の手は、傷が絶えないよ ~二人に舞い降りたものは何?(7/11)~

    私の空、マナ 17話 撮影&文|あおい空 ネコの爪切りは、やはり大変です。 マナと暮らすようになってから、とにかく私は、手の傷が絶えない日々です。マナは毎日私の腕にフミフミするので、爪が長いと、イタタタタとつい叫びそうになります。ご近所に迷惑にならないように、それをぐっと我慢しなければならない日々です。

  • 【まとめ】「その日」がくるまで生きようず!③ ~抗がん剤治療-1クール目(2/2)~

    リンパ腫・抗がん剤治療:1クール目 12話~19話 Reviewカテゴリー:闘病記作者:miyakonokaori 脚本家・波多野都さんの愛猫ソーニャの、リンパ腫闘病記。抗がん剤治療の第1クール目(全13話+α)を記した、後半8話です。 もの言わぬ愛猫の闘病は、飼い主にとって苦労の連続。ついつい、弱音を吐く事も――だけれど、苦しいだけかと言うとそうでもない。嬉しいことだってある。――曇り空に日が射すように。 気持ちを立て直すのは、実は難しいことではなくて、楽しい事を見つければよいだけ。闘病は特別な事ではなくて、日常の延長にあるもの。そういうことは、闘病の中でだんだんと気が付く事なのですね。

  • 【避妊手術の選択】聞きなさい。知りなさい。そして理解しなさい ~二人に舞い降りたものは何?(6/11)~

    私の空、マナ 16話 撮影&文|あおい空 避妊手術の検査の翌日は日曜日でした。 私は心身共に疲れていましたが、マナは何も知らずに私に甘えてくれて、私も手術の延期決めたことで、気持ちに区切りがつき、ホッとした気持ちでマナと休日を過ごすことができました。 ● 月曜日は仕事です。 会社に行った私ですが、動物病院には早めに、手術をやめる決心を伝えなければなりません。昼休みを待って、私はすぐに電話をかけました。

  • 【まとめ】「その日」がくるまで生きようず!② ~抗がん剤治療-1クール目(1/2)~

    リンパ腫・抗がん剤治療:1クール目 5話~11話 Reviewカテゴリー:闘病記作者:miyakonokaori 本作は、脚本家・波多野都さんの愛猫ソーニャの、リンパ腫闘病記。抗がん剤治療の第1クール目(全13話+α)の、前半です。 愛猫の闘病は誰もが未経験で、手探りの状態から始まります。投薬のこと、薬の副作用のこと、食事のこと――不安な毎日――分からないことだらけで、驚きの連続―― 闘病を経験した方は、病気は違っていても、辿る道は同じなのだと思うことでしょう。愛猫のために頑張らなきゃと、自分を励ます気持ちも、思うようにいかなくて凹む気持ちもそうですね。

  • 【FIV告知】猫友さんとのショートメール ~二人に舞い降りたものは何?(5/11)~

    私の空、マナ 15話 撮影&文|あおい空 「マナちゃんはエイズです」医師からそう告げられた後は、私の頭の中は真っ白でした。どのようにアパートまで戻ったのかも覚えていないほどです。 丁度この日は、私の1ヶ月に1度の通院の日でしたので、私はその予定を入れていました。雪はそんなに積もっておらず、自転車で行くことに――

  • 【まとめ】三毛ランジェロの保護日記:エッセイ編 ① ~リンパ腫になった猫・夕、他2作~

    夕、茶太朗とクララ、ビアンカとネーロとグリーシア Reviewカテゴリー:保護猫エッセイ作者:三毛ランジェロ 行政に頼らず、団体に属さず、自らの信念で独自の保護活動を行っている筆者。沢山の命を救ってきた筆者が、思い出深い猫について語るエッセイです。 まずは筆者宅の猫になった夕(ゆう)のお話。全3話の記事が本まとめ読みでご覧になれます。

  • 【まとめ】猫を拾うということ ~動物記のような猫のお話~

    猫を拾うということ (1話~3話) 本エッセイは2017年12月9日に第1回目の記事を公開し、現在は不定期で3回まで連載が続いています。 Reviewカテゴリー:エッセイ作者:はくたく猫を拾うという行為をモチーフとした連作のエッセイ。猫好きの書いた作品と少々趣が異なり、読むと不思議な感覚を覚える。 猫を拾うという行為は、小さきものを保護する博愛の精神と言って良いだろう。しかし作者の視線は一歩も二歩も引いていて、時には冷徹ささえも感じる。しかし、愛情がないのかというとそうではない。むしろ愛情に溢れている。 作者の視点の違いは、恐らくは作者が生物全般に深い知識を持つが故の、思慮の深さの違いだろう我…

  • 脱走の常習犯、月 ~猫宅のお話をしましょう(その11)月と8匹の子猫たち~

    猫宅・44の物語 11話今回のお話は:猫宅の出産ラッシュ 撮影&文|女神 今回は、外猫だった彼女が、出産をしたころのお話です。実はこの時期に、猫宅には大変なことが起きます。何かと言うと、予想もしていなかった出産ラッシュです。 その頃の猫宅では、保護した女の子達は男の子とは別の部屋で生活していました。分けた理由は簡単です。これ以上、猫宅の住人を増やさないようにするためです。 女の子の部屋は、猫宅の玄関を開けると、すぐ目の前にありました。扉は引戸になっていて、鍵はかかっていません。誰かが扉を開けるなんて、思ってもいませんでしたので。

  • 【まとめ】「その日」がくるまで生きようず!① ~病院の扉を開けたとき-リンパ腫・闘病のはじまり~

    リンパ腫の猫・確定診断の直前:はじめに・リンパ腫と判明するまで 0話、1話~4話 Reviewカテゴリー:闘病記作者:miyakonokaori 本作は、脚本家・波多野都さんの愛猫ソーニャの、リンパ腫闘病記です。はじめは小さな異変。嘔吐が続く。何かおかしい――そして、手にボコボコと触れる、腹部のいくつもの小さな塊――「え…うそ…なにこれ…」 動物の闘病というのは、いつも切ないくらい同じように始まります。当惑、否定、現実、絶望……そして――、決意。 大きな病気ではありませんように…作者はそう祈りながら、病院の扉を開けたのでした。

  • 【FIV発覚】二人の試練の時、避妊手術前の検査 ~二人に舞い降りたものは何?(4/11)~

    私の空、マナ 14話 撮影&文|あおい空 避妊手術前の検査で、待合室でも待つ私とマナ。やがて順番が来て、診察室に呼ばれました。 マナの体重は2.7kg(下の写真)。初めて診てもらった日に、医師からは『7月半ば以降に産まれた子だろう』と言われていましたので、月齢は6か月ということになります。

  • 【まとめ】犬猫の飼い主が見た、加計学園問題 ② ~産業獣医師と公務員獣医師について知ろう~

    産業獣医師と公務員獣医師について知ろう Reviewカテゴリー:コラム作者:高栖匡躬 犬猫の飼い主の目線で見た、加計学園問題・まとめ読みの続きです。前回の小動物診療獣医師(街の動物病院)につづいて、加計学園問題の本質である、産業獣医師と公務員獣医師について掘り下げていきます。

  • サマーカットのメインクーン ~ライオンになりたかった猫~【麻酔でシャンプーカット?】

    ライオンになる……、はずだったのに…… 撮影&文|ゆきねー 我が家には今、4匹の猫と3匹の犬がいます。これだけの数の動物と一緒にいると、いつも何がしか、おかしなことが起きるものです。何しろ皆が皆、物言わぬ相手ですからね。 今回はこの7匹の中の1匹、メインクーンのチャーのお話をしようと思います。

  • 【私の宝物】それはまるで、シンデレラのガラスの靴 ~二人に舞い降りたものは何?(3/11)~

    私の空、マナ 13話 撮影&文|あおい空 前回は脇道にそれて、親しくなったサラリーマンご夫婦のお話をしました。今回も前半は、脇道のお話をさせてください。私にとってとても大切なこと。マナの乳歯のについてのお話です。

  • 【まとめ】糖尿病の猫さんと暮らすために ~闘うために大切なこと~【糖尿病/多頭飼い】

    糖尿病の猫さんと暮らすために、多頭飼いの幸せ Reviewカテゴリー:闘病記作者:panicia猫の糖尿病・闘病記です。人間と同様に、猫も糖尿病が増えて来ているそうです。食生活による肥満、避妊後の肥満、運動不足などが原因として挙げられます。人間同様に、現代病なのかもしれません。さて、五里霧中の中、作者と愛猫シアンの闘病が始まります。作中で作者は、次のように語ります。『今まで全く手のかからなかったシアンが病気になったことは、私にとって「猫と暮らす、ともに生きる」ということの”本質”......つまり「私にとって猫とは何か」を改めて自分に問うような出来事だったのです』ペットの病気は飼い主を成長させ…

  • まろの出産と、戻ってきた彼女 ~猫宅のお話をしましょう(その10)まろ、彼女、四月~

    猫宅・44の物語 10話今回のお話は:家猫の『まろ』と、戻ってきた『彼女』 撮影&文|女神 彼女が残していった2匹の子、キキ、ララ、ムーが加わって、更に大所帯となった猫宅。ここまでの仲間たちを整理しておきます。 とら、茶々、華、雪、天、月、あずき、陸、空、みっけ、てっぺい、真白、ぱんだ、麦、小麦、風子、そしてキキ、ララ、ムー これで合計で19匹です。

  • 【シンデレラガール】はじめての被りもの ~二人に舞い降りたものは何?(2/11)~

    私の空、マナ 12話 撮影&文|あおい空 今回はちょっとだけ脇道にそれて、私が知り合ったネコ好きな、サラリーマンご夫婦のお話をしようと思います。 私は知らない方と偶然に言葉を交わして、それがきっかけで親しくなることが多い方です。何故だかわかりませんが、昔からそうなんです。そして今のアパートに住み、マナと暮らすようになってからは、その頻度が増したように思います。アパートの住人さんたちや、ベランダ越しのパタパタおじさんがそうですし、銭湯仲間のキヨちゃんたちもそうです。 ● そのサラリーマンご夫婦とも、そんな風にお近づきになりました。マナを拾ってから2ヵ月が過ぎた頃のことです。 ある時私はそのご夫婦…

  • 【まとめ】ボスの旅立ち ② ~ボスを送る。そしてその後~【腎不全の猫|闘病と、看取り、その後】

    ボスの旅立ち、ボスを送る、そしてもう一度 Reviewカテゴリー:闘病記作者:ボスのかあちゃん ボスに涙を見せぬよう、必死に闘った泣き虫のかあちゃん。その闘病と看取りの記録、後半です。 ボスを看取ったあとの見送りと、その後についても語られます。 ただ悲しいだけの物語でないのは、きっとやりきった爽やかさでしょうか?それは送る側も、送られる側も……

  • 【まとめ】ボスの旅立ち ① ~ボスへの手紙~【腎不全の猫|闘病と、看取りの記録】

    君は本当、お利口さんでした Reviewカテゴリー:闘病記作者:ボスのかあちゃん ~ボスへの手紙~ボス…君はほんと、お利口さんでした。かあちゃんの元に来てくれて、丁度21年と半年。とうとう辛いこの時が来てしまった。 君の呼吸が止まるまで一緒に呼吸をしたね。逝くとき、『逝くな‼』なんてワガママ言ってごめん。誰も好き好んで先に逝くわけじゃないのに。 でもね、もっともっと一緒にいたかったぁ…… ――手記冒頭より――

  • レッツ大掃除! ~4章(6/12)~ 【病気の猫が住む環境って?】

    犬派の僕が猫と暮らす理由|4章 ひとつの命を感じること 撮影&文|紫藤 咲 主治医から仮退院を持ち掛けられた前話。 翌日の土曜日は、朝の七時から大掃除が始まった。問題となるのは、ねこさんの居住スペースであるマンション(ねこさんのケージ)の設置場所。そしてエアコン。粗相されたカーペットをどうするか。 布団のダニ対策。誤飲の原因となりかねない危険物の撤収。お気に入りのもふもふ毛布の洗濯。解決しなければならないことが山のようにあった。

  • 雪の日のこと・ある予感 ~二人に舞い降りたものは何?(1/11)~

    私の空、マナ 11話 撮影&文|あおい空 初めてのワクチン接種から、1ヶ月が過ぎた1月6日。この日はマナの、2回目のワクチン接種でした。 この年、私の住む地方は記録的な大雪に見舞われました。当日も折り悪く雪。マナをキャリーバックに入れて担ぐと、私は少し雪がちらつく道を動物病院へと歩きます。何故か私はこの日もドキドキして、胸騒ぎが止まりませんでした。1回目のワクチン接種に行く時と同じです。 マナは元気でどこも悪い様子もないというのに…… でも、その胸騒ぎは杞憂ではありませんでした。やがて私はそれを知ることになるのです。

  • 仮退院してみる? ~4章(5/12)~ 【驚き、まさかの提案】

    犬派の僕が猫と暮らす理由|4章 ひとつの命を感じること 撮影&文|紫藤 咲 ねこさんが元気になった(先生に言わせると、まだ仮であって、ハッキリとは言えないらしいが)ので、翌日の休診日は、久しぶりに明るい気持ちで一日を過ごすことができた。 先生にはまだわからないと言われても、あの状態ならきっと大丈夫だと思ったのだ。それに、入院する前のように突然悪化して天国に呼ばれてしまう……ということが、二回もあってたまるかという気持ちも強かった。

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