天気記号と天気

天気記号と天気

本稿は気象予報士試験第40回(平成25年第1回)から50回(平成30年第1回)までの出題内容を分析した結果に基づきます。本文中の「これまで」と「過去」はこの期間を指します。 出題の概要 アジア太平洋地上天気図(ASAS)の観測実況値から現在天気、気圧の変化、雲の状態(十種雲形)のいずれかを読み取らせる問題は毎回出題されています。 その中でも、天気記号から現在天気を読み取らせる問題は、高い頻度で出題されています。 天気記号の読み取りで出題されるのはASASで用いられる国際式ですが、読み取った現在天気を国内式に読み替えさせる問題も出されたことがあります。 天気記号の問題は解けて当たり前で、ここで点数を取れないと他の受験生と差がついてしまいます。学習時間の余裕があるうちに整理して、確実に覚えましょう。 天気記号と天気の種類 国内で用いられている天気記号には国際式..