インディアンサマー　　普通の人生

春光蕾の枝に鳥遊ぶ

マンハイム、シューラー著「知識社会学」読了。全部は読んだわけではないが、読み納めにすることにした。少し難しすぎるのである。哲学の素養がないと理解が難しい。今日は一日仕事であった。日本中が暖かい日であったらしい。3月の句会の見学に句を作ってこいと言われたので作った第一句がタイトルである。後4句作らなければならない。駄作だろうが、俳句など作ったことがないと言ってあるので許していただけるだろう。春が近く...

2023/02/28 17:50

生米・生米・生卵

金井英之著「話させ上手の言葉のルール」複眼経営塾監修「年4回チャック投資術」読了。話方のサークルに入会して何年になるだろうか。5、6年になるような気がするが、確かな記憶はない。記憶力には自信は無かったが、近年特に衰えたようだ。昨日も同郷の講座の講師に同じ魚沼市の生まれだと名乗って以前にも聞いたと指摘されて落ち込んだばかりである。母親は歳を取って馬鹿になったが口癖だったが、遺伝とは恐ろしいものである...

2023/02/27 07:48

お金と人生

マンハイム、シューラー著「知識社会学」読み進むつもり。昨日は戦後新潟女性労働史講座の準備のため新聞のコピーの読み直しなどをして過ごした。晩御飯はスーパーの安いお寿司を食べた。使い切れないほどのお金を持っているという人は極一部にはいるだろう。1兆円のお金を持っていたとしても使い道はいくらでもあり、GAFAを買収しようと思えばその何百倍のお金が必要であり、まだまだ足りないという事業家もいるに違いない。生活...

2023/02/26 10:43

自分にとって居心地よい場所とは

牛窪万里子著「難しい相手も本音を話始めるたった2つの法則」読了。自分にぴったりした居心地よい場所はないだろうかと思い、公民館の料理サークルや俳句のサークルを探している。女性史サークルを作ろうとして各方面に参加を呼びかけけたのだが、応募者はいなかった。経済事情や学歴や元の職業など同じような境遇の人たちだけでは面白くないとも思っていたのだが、やはり同じような境遇の人達のほうが話が合うのだろうかなどと思...

2023/02/25 16:42

極上の孤独

牛窪万里子著「難しい相手も本音を話始めるたった2つの法則」半ばまで読む。今日の話方のサークルのお題は5年後の自分であった。70過ぎや70近くの大人が話し合うテーマでもないのかもしれない。案の定だいぶ物忘れがひどくなり、5年後にぼけていないか心配だという話をする人がいた。この歳になると1年後に生きているかも確信できないというのが正直なところであり、5年後のことなど考えていられない。いくら仲睦まじい夫...

2023/02/24 22:39

弱者の戦略

小笠原祐子著「OLたちのレジスタンス」読了。マンハイム、シューラー著「知識社会学」少し読む。午前中は戦後新潟女性労働史講座のパワーポイント資料作り、午後からは読書。講座の参考になればと「OL・・」を読んだのだが、思いの外良書であった。日本企業にかって存在したBG、OLの企業内での立場と行動の理由が明快に解説されている。男が女性に対して抱く、優しさ、気配り、感情的などの印象が女性生来のものではなく、文化的、...

2023/02/23 20:25

詮索することではないだろうが意外である～上野千鶴子の場合～

マンハイム、シューラー著「知識社会学」、小笠原祐子著「OLたちのレジスタンス」読み進む。他人の私事のことを詮索するのは趣味のよいことではないだろうが、上野千鶴子氏が結婚していたという週刊文春の記事は意外だった。思わず上野千鶴子さんが結婚していたんだってと話したら、知っていたよ挨拶があったとの返事。冗談だが面白くもある。氏の著書はだいぶ読ませていただいたが、結婚のケも予感させず、このまま信条を貫かれお...

2023/02/22 15:23

夜半の秋の人生

マンハイム、シューラー著「知識社会学」読み進むつもり。書き終える寸前のブログ記事がまた消えてしまった。ショッチュウあることだが、学習できないものだ。いちいち保存する手間を惜しんで多大な時間のロスを作る。新聞で夜半の秋という言葉で87歳の時をうたった句を見た。87歳が夜半の秋なら自分はまだ宵の口ではないかと思ったが、87歳になどすぐなってしまう気がする。老人老いやすく、年取ること以外なし難しというの...

2023/02/21 20:04

マンション管理の憂鬱

齋藤孝著「会話の全技術」読了。マンハイム、シューラー著「知識社会学」読み進まず。持ち回りのマンション管理組合の理事の役がやってきた。誰もやりたくないのだろうが、持ち回りでは無責任になりやすいような気がするし知識も深まらない。かと言って誰かに任せれば専横にもなりかねない。難しいところである。住民も高齢化しており、持ち回りで大丈夫かという気にもなる。管理会社のいいなりになりそうな気もする。管理契約を結...

2023/02/20 10:55

女性指導層の30％は理論の盗用？

マンハイム、シューラー著「知識社会学」、齋藤孝著「会話の全技術」読み進む。クリティカルマスの理論はどこかで読んだことはあるが、しっかり理解していたわけではない。今日の市民講座で女性の管理職などの割合を30％とするのはクリスティカルマスが理由だと言われていたので30％という数字に理論の裏付けがあるのだろうかという疑問が湧いた。かねてから30％とい付う数字の後付けの理屈ではないかとの思いがあったのだ。...

2023/02/19 18:22

風流の通じぬ男の確定申告

マンハイム、シューラー著「知識社会学」齋藤孝著「会話の全技術」読み進む。風流などあまり解せぬ身だが、確定申告を終えてもうすぐ春だなという気がした。梅の花にでも春を感じるのであれば風流だろうが、生憎新潟では三月下旬にならないと梅の花も咲かない。梅と桜がほぼ同時期に咲くのだから具合が悪い。昨年は1月に福岡で梅の花を見たが、今年は先立つのもがなく、近場の金沢に4月に二泊三日の旅行をすることにした。確定申...

2023/02/18 17:27

人生が変わるは誇大広告？～魔法の言葉～

下平久美子著「話方聴き方の法則」読了。マンハイム、シューラー著「知識社会学」など読み進む。話方で人生が変わるというのは、眉唾だと思っていた。話方で人生が変わる書いてある本は多いが、本気にしたことは無かった。よく考えれば具体的に何がどう変わると書いていないので誤解が生じるのかもしれない。話方が変わったとて平凡な人が天才のような人生を歩めたり、仕事の出来ない人が出世できたりするわけではなかろう。人間関...

2023/02/17 10:47

七年目の迷い

マンハイム、シューラー著「知識社会学」など読み進む。10日ぶりに買い物に行き不揃いのリンゴならぬ不揃いの安いイチゴをかってきた。なんのことか分からない人もいるだろうが、昔不揃いのリンゴという青春もののテレビ番組があったのだ。すっかり落ち着いた熟年になった中井貴一などが出演していた。不揃いでは商品にならないように出来が悪いという含意もあったのではないか。何でも規格に当てはめる現代では人間も規格外では...

2023/02/16 15:20

人生なるようにしかならないものである

スティーブンE・ルーカス著「伝え方の教科書」読了。講座の講師をしていながら今までほぼ原稿の丸読みだったので、少しは上手くなろうと読んでみたのだが、要点がよくまとまった本なので繰り返し読むために購入することにした。もちろん古本をである。もともと計画的に行動することが苦手で老後のことなど何も考えていなかったが、この歳になると人生益々なるようにしかならないという気がする。老後にはあれがしたい、これがした...

2023/02/15 20:32

不確実性の時代

L・Mグレノン著「フェミニズムの知識社会学」読了。スティーブンE.ルーカス著「伝え方の教科書」半ばまで読む。コロナウイルスのまん延からウクライナ戦争まで予告できた人は誰もいない。古い著書のタイトルに因んで言うまでもなく歴史は常に不確実なのである。我々の知識が不十分であるということもあるが、歴史的に形成される社会に対する知見では未来は予測不可能だという根本原因もあるのではないか。未来は過去の単なる延長線...

2023/02/14 07:10

人生も投資も自己責任

L・Mグレノン著「syフェミニズムの知識社会学」半ばまで読む。スティーブンE・カールス「伝え方の教科書」読み進む。伝え方・・・は別の目的で借りて来たのだが、プレゼンについての本なので講座の講師をやるための参考になる。現職時代もプレゼンなどあまりやったことがので、基本は学んでおきたいと思い読むことにした。送別会の季節が間近である。休日の宴会場はどこも空がないようである。悲喜こもごもの風景であるが、栄転...

2023/02/13 10:46

昭和は輝いていたか？

L.M.グレノン著「フェミニズムの知識社会学」など読み進む。昨日は午前中は「戦後新潟女性労働史」講座の資料集め、午後からは読書などをして過ごした。6月に「戦後新潟女性労働史」講座を開催したいと思っている。後4ケ月あるが、構想は定まっているが、資料が充分に集まっておらず、少々焦ってきた。企業に資料提供をお願いしたが、結果は芳しくない。集まった資料で講座を構成するしかないが、公的な行事に参加する形で開催し...

2023/02/12 09:53

話の上手い人の会話術2

昨日内容の無い話は聞く方が辛いということを書いたが、会話は話の内容ばかりを求めて行うものではない。今日の天気は良いですねというのはその典型だろう。コミュニケーションというのだろうか、私はあなたのことを大切に思っていますということを伝えることも必要である。むしろそういう会話が話の重要部分を占めているのだろう。会議や仕事では話の中身が重要であり、伝え方は二の次という面もあり、筋の通った相手にとって価値...

2023/02/11 10:00

話のうまい人の会話術

L.M.グレノン著「フェミニズムの知識社会学」など読み進む。若い頃他人と話をするのが苦手だったが、最近は歳をとって恥知らずになったせいか、くだらない馬鹿話を平気でできるようになった。このブログもそうだが、中身のない話が歳を取るとできるようになるようである。昔は人に感心してもらえるような事でないと話をしてはならないというような気がしていた。何回か会議の場で趣旨がはっきりしない話を延々と続け司会に制止され...

2023/02/10 21:49

雑草の魂

マンハイム、シューラー著「知識社会学」など読み進む。昨日の晩御飯や野菜と魚の天ぷら、うちでは油は使わないのでスーパーの総菜である。詩人の魂というシャンソンの名曲があるようであるが、詩的な感性など持っていないので書くのは専ら雑文である。小説を書いてみようかと試みたが、半年前から中断したままである。やはり才能がないのだろう。雑事にかまけて再開も果たせていない。好きなことや得意なことなら何をおいてもやる...

2023/02/09 13:31

転ばぬ先の攻めの年金生活

濱口桂一郎著「若者と労働」読了。マンハイム、シューラー著「知識社会学」など読み進む。昨日の新聞を読んでいたら、ハルメクが年金特集をやっていた。「値上げに負けない！年金生活」だそうだが、やはり値上げには勝てない。如何に負けを最小限にとどめるかが、要諦だろう。我々の世代は一人稼ぎが普通だろうので、年金は潤沢とはいかないだろう。二人でもらう厚生年金には勝てない。節約が必要になる理由である。値上げでも食費...

2023/02/08 09:02

平和主義は空想か

濱口桂一郎著「若者と労働」半ばまで読む。昨日の晩御飯はモツの煮込み。美味しくいただいた。北朝鮮や中国の戦力の増大や核の脅威の前に単なる平和主義とも言っていられないようだが、敵基地攻撃能力を持とうとも平和主義は堅持できるだろう。どこまでの戦力を持つべきかを論じるには国力の限界を考えなくてはならない気がする。中国や北朝鮮に日本を攻撃する意図はないような気がするが、万一には備えなければならないのだろう。...

2023/02/07 18:26

大人げない大人達

マンハイム、シューラー著「知識社会学」など読み進む。成人年齢は18歳になったが、成人式はまだ20歳を対象としてやることが多いようである。親がかりの高校生では成人のイメージから遠いが、成人の観念を修正しなくてはいけないのかもしれないとも思う。考えてみれば20歳でも半数は親がかりの大学生なのだから自立しているとは言えない。一人前の社会的に自立した人間という意味であれば、成人年齢は成人イメージとは別に益...

2023/02/06 10:51

女性管理職の多い県

マンハイム、シューラー著「知識社会学」など読み進む。今日の「目指せ女性管理職」講座の趣旨説明などをするため、女性管理職の割合を調べていたら高知県が最も高いという調査があった。就業構造基本調査によるものである。全数調査によるものではないが、統計の外れ値ではないのだろう。対して新潟県はじめ北陸4県は全国最低レベルである。北陸は女性の労働力率は全国有数であるのだが、女性の地位は高くないということなのだろ...

2023/02/05 10:58

最高の投資とは

濱口桂一郎著「ジョブ型雇用社会とは何か」読了。金子勇著「環境問題の知識社会学」など読み進む。最近日経平均株価は停滞が続いている。3万円台に乗せたら一旦手仕舞いしてみようかなどと思っているが、一向に機会はやってこない。2年ほど前に手仕舞いしようかなどと思ったのだが、逡巡している間に機会を逃してしまった。素人の悲しさである。やっていれば投資成績は格段によかったのだろう。株に投資しても株価は上がり儲けが...

2023/02/04 10:03

セミリタイアの勧め

濱口桂一郎著「ジョブ型雇用社会とは何か」金子勇著「環境問題の知識社会学」読み進む。ファイアーは誰にでもできるものではないが、セミリタイアは誰にでもできる。仕事半分、遊び半分の生活は楽しくもある。仕事から完全に開放される生活は現役時代なら誰でも夢想するものだが、現実にはそれほどいいものでもない。定年後の生活には働く、働ないかの選択肢があり、更にお金があって働かないのか、お金がなくても働かないのかのの...

2023/02/03 09:58

いちごの旬は冬？

武石恵美子他編著「ワーク・ライフ・バランスと働きかた改革」読了。金子勇著「環境問題の知識社会学」など読み始めるつもり。昨日清水の舞台から飛び降りるは大袈裟だが、今が旬と聞かされるのでいちごを買って食べた。質より量の身としてはいちごは高く、普段は食べないのだが、たまにはいいだろうと思って買ってみた。あまおうだかとちおとめだか忘れたが、酸味と甘みのバランスが良く美味しかった。考えてみれば冬が旬のはずは...

2023/02/02 16:27

児童手当で子供が増えるか

松本すみ子著「定年後も働きたい～人生100年時代の仕事の考え方と見つけ方」読了。武田恵美子他編著「ワーク・ライフ・バランスと働きかた改革」読み進む。次元を超えた少子化対策を政府は唱えだしたが、児童手当の増額や所得制限の撤廃で子どもは増えるだろうか。働かなくても食べられる程の高額でも出さない限り女性子供はを産まないような気がする。現在女性に子供を産め、働けとダブルバインドの要求をしているが、働く女性...

2023/02/01 14:13