「設問表現」と「題意把握」について
来年の論文式試験の合格を目指す受験生に、「平成15年の特許・実用新案の問題I」を解いてもらっています。 【平成15年:特許・実用新案 問題Ⅰ】 菓子aとその製造装置Aの発明をした甲は、それらを明細書に記載した上で、 菓子aの発明についての特許出願Xをし、それと同時に出願審査の請求をした。 その後、甲は、製造装置Aを改良した菓子aの製造装置Bの発明をし、特許出願Xの出願の日から10月後に、製造装置A及びBの発明についても特許を取得したいと考えた。 この場合において、甲が特許法上とりうる手続について説明せよ。 【100点】 この問題の設問は、 「甲が特許法上とりうる手続に
2019/08/04 15:19