【弁理士試験】論文式試験の問題文を読むときの2つのステップ(1)直接の問いを正確に把握する
論文式試験を合格点を取るためには、答案に「問いに対する答えを書く」必要があることは、前回の記事で解説しました。 では論文式試験において「問い」とは問題文のどの部分を指すのでしょうか。特許法・実用新案法の本試験過去問を題材に問題文中の「問い」を見ていきましょう。 【平成29年 特許・実用新案 問題Ⅱ】 ガス機器メーカー甲は、平成24 年4月にガス機器などに用いることが可能な安全装置に関する発明イを完成したとして、平成24 年5月に特許出願した。当該特許出願は、平成25年11 月に出願公開され、平成26 年1月に発明イに係る特許権Pが設定登録された。特許権Pは、平成29 年7月
2018/05/29 16:20