チューブレスのビード上げにCO2ボンベ
新しく買ったカーボンホィール用にタイヤを買った。今回はチューブレスコンパーチブルのグラベルキングを購入。 ここでは、チューブレスタイヤのセットで一番の難関のビード上げについて紹介します。 パッケージから出すとこんな感じで激しい折り癖。 広げてなんとか丸い形に。ただ、リムの部分は結構ガタガタなので、本当にこの部分が密着してビードが上がるのか・・・と一抹の不安。 まずはホイルにはめ込んでいきます。これがまた、硬くて手ではハメれないので、タイヤレバーを使ってなんとか・・・と言う感じです。前回のクリンチャー仕様のグラベルキングも固くて苦労しましたが、チューブレスコンパチモデルも相変わらず硬いようです。 この状態ではホイールの溝にビードは上がっていません。 ハマりやすいタイヤとホイルでは石鹸水で滑りやすくしてやると、フロアポンプだけでビードが上がります。しかし、前述のようにリム部分がガタガタですし隙間がいっぱいあるので、いくら頑張っても上がりません。 家にコンプレッサーがある人ならば一発ですが、無い人はブースター等を買う必要があります。 そこで登場するのがCO2ボンベ。 原理は簡単で高圧でボンベにCO2を詰め込んで液体状態になっていますので、バルブを開けると一気に膨張します。この勢いを使ってビード上げをしてみました。 バルブをはめて一気に開放すると、バキバキっという音と共にビード上げが一瞬で完了しました。 今回は32Cのタイヤでトライしましたが、特に問題なく出来ました。さらに太い40Cぐらいになると容積が大きいので、どこまで出来るか怪しいです。 1本300円から500円ぐらいするので、頻繁にタイヤをはめる人はブースターを買った方が良いと思います。 CO2ボンベの操作の練習にもなりました。
2020/09/30 05:00