糖尿病の人はアルツハイマー病に成りやすい
全国で950万人の糖尿病患者、そして462万人の認知症患者、この2つの病気の間に「危険な関係」があることが明らかになっています。 糖尿病の人は認知症になりやすく、認知症になると糖尿病が悪化します。 早い時期から高血糖と低血糖を防ぎ、認知症を予防することが大切です。 最近の研究になって、アルツハイマー病にはインスリンが関わっていることが分り、アルツハイマー病のある人の脳では、グリア細胞へ働きかけるインスリンが不足してしまい、グリア細胞は血液中の糖を取り込めなくなってしまうことが分りました。 インスリンの効きが悪くなる「インスリン抵抗性」も、認知症の進行に影響していると考えられています。 糖尿病の…
2021/10/31 05:59