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  • 幕屋の完成

    「…第二年の第一の月、その月の一日に、幕屋が建てられた。 モーセは、まず、台座を置き、壁板を立て、横木を渡し、柱を 立てて、幕屋を組み立てた。次に、幕屋の上に天幕を広げ、 更にその上に天幕の覆いを掛けた。主がモーセに命じられた とおりであっ...

  • 顔が光る

    「モーセがシナイ山を下ったとき、その手には二枚の掟の板があった。 モーセは、山から下ったとき、自分が神と語っている間に、自分の顔の 肌が光を放っているのを知らなかった。アロンとイスラエルの人々が すべてモーセを見ると、なんと、彼の顔の肌は光...

  • 契約

    「主は言われた。『見よ、わたしは契約を結ぶ。わたしはあなたの 民すべての前で驚くべき業を行う。それは全地のいかなる民にも いまだかつてなされたことのない業である。 あなたと共にいるこの民は皆、主の業を見るであろう。わたしが あなたと共にあっ...

  • 2回目の板

    「主はモーセに言われた。『前と同じ石の板を二枚切りなさい。わた しは、 あなたが砕いた、前の板に記そう。・・・山のどこにも 人の姿が あっては ならず、山のふもとで羊や牛の放牧もしてはならない。』 モーセは前と同じ石の板を二枚切り、朝早く起...

  • 乳と蜜の土地

    「主はモーセに仰せになった。『さあ、あなたも、あなたがエジプト の国から導き上った民も、ここをたって、わたしがアブラハム、イ サク、ヤコブに誓って、「あなたの子孫にそれを与える」と言った 土地に上りなさい。わたしは、使いをあなたに先立って遣...

  • 石を砕く

    「主はモーセに仰せになった。『直ちに下山せよ。あなたがエジプトの 国から導き上った民は堕落し、早くもわたしが命じた道からそれて、 若い雄牛の鋳像を造り、それにひれ伏し、いけにえをささげて、 「イスラエルよ、これこそあなたをエジプトの国から導...

  • 金の子牛

    「モーセが山からなかなか下りて来ないのを見て、民がアロンのもとに 集まって来て、『さあ、我々に先立って進む神々を造ってください。エジ プトの国から我々を導き上った人、あのモーセがどうなってしまったの か分からなないからです』と言うと、アロン...

  • 安息日

    「主はモーセに言われた。あなたは、イスラエルの人々に告げてこう 言いなさい。あなたたちは、わたしの安息日を守らなければならない。 それは、代々にわたってわたしとあなたたちとの間のしるしであり、 わたしがあなたたちを聖別する主であることを知る...

  • 儀式

    「わたしに仕える祭司として、彼らを聖別するためにすべき儀式は、 次のとおりである。若い雄牛一頭と傷のない雄の子羊二匹を取る。 ・・・酵母を入れないパン、・・・それをみな一つの籠に入れ、・・・ 聖別の油を取り、彼の頭に注ぎかけて、聖別する。・...

  • 祭服

    「次に、祭司としてわたしに仕えさせるために、イスラエルの人々の 中から、兄弟アロンとその子ら・・・をアロンと共にあなたの近くに置 きなさい。あなたの兄弟アロンに威厳と美しさを添える聖なる祭服を 作らねばならない。・・・彼らが作るべき衣類は、...

  • 祭壇など

    「アカシヤ材で祭壇を造りなさい。・・・祭壇の四隅にそれぞれ角を 作り、祭壇から生えているように作り、・・・灰を取る壺、十能、鉢、 肉刺し、火皿・・・祭壇を担ぐためにアカシヤ材の棒を作り、・・・ ・・・次に、幕屋を囲む庭を造りなさい。・・・オ...

  • 至聖所

    「次に青、紫、緋色の毛糸、および亜麻のより糸を使って、 意匠家の描いた ケルビムの模様の垂れ幕を作り、金箔で 覆ったアカシヤ材の四本の柱の鉤(掛け金)に掛けなさい。 鉤は金、四本の柱の台座は銀で作る。その垂れ幕は留め 金 の下に掛け、その垂...

  • 幕屋

    「幕屋を覆う十枚の幕を織りなさい。・・・一枚の幕は長さ二十八 アンマ 幅四アンマで、すべての幕を同じ寸法にする。五枚の幕を つづり合わせ、他の五枚も同じようにする。・・・そこに、五十の金 の留め金を作り、両方の幕をそれらで留め合わせる。こう...

  • 机・燭台

    「アカシヤ材で 机 を作りなさい。・・・アカシヤ材で棒を作って金で覆い、 机を担ぐ棒とする。皿、柄杓、小瓶、水差しを作り、ぶどう酒の献げ物 をっささげるのに用いる。これらは純金で作る。この机に供えのパンを、 絶えずわたしの前に供えなさい。純...

  • 贖いの座

    「次に、贖いの座を純金で作りなさい。寸法は縦二・五アンマ、 横一・五アンマとする。打ち出し作りで一対のケルビムを作り、 贖いの座の両端、すなわち、一つを一方の端に、もう一つを 他の端に付けなさい。一対のケルビムを贖いの座の一つとし て その...

  • 「アカシヤ材で箱を作りなさい。寸法は縦二・五アンマ、横一・五 アンマ、高さ一・五アンマ。純金で内側も外側も覆い、周囲に金 の飾り縁を作る。四つの金環を鋳造し、それを箱の四隅の脚に、 すなわち箱の両側に二つずつ付ける。箱を担ぐために、アカシヤ...

  • 幕屋などの建設

    「主はモーセに仰せになった。イスラエルの人々に命じて、 わたしの もとに献納物を持って来させなさい。あなたたちは、 彼らがおのおの 進んで心からささげるわたしへの 献納物を受け取りなさい。 彼らから受け取るべき献納物は 以下のとおりである。...

  • シナイ山に登る

    「主が、『わたしのもとに登りなさい。山に来て、そこにいなさい。 わたしは、彼らを教えるために、教えと戒めを記した石の板を あなたに授ける』とモーセに言われると、モーセは従者ヨシュアと 共に立ち上がった。モーセは、神の山へ登って行くとき、長老...

  • 安息

    「あなたは六年の間、自分の土地に種を蒔き、産物を取り入れ なさい。 しかし、七年目には、それを休ませて、休閑地としなけ ればならない。 あなたの民の乏しい者が食べ、残りを野の獣に 食べさせるが よい。 ぶどう畑、オリーブ畑の場合も同じように...

  • 風評

    「あなたは根拠のないうわさを流してはならない。悪人に 加 し て、不法を引き起こす証人となってはならない。あなたは 多数者 に追従して証言し、判決を曲げてはならない。 また、弱い人を訴訟において曲げてかばってはならない。 ・・・・ あなたは...

  • 結納金

    「人がまだ婚約していない処女を誘惑し、彼女と寝たならば、 必ず結納金を払って、自分の妻としなければならない。もし、 彼女の父が彼に与えることを強く拒む場合は、彼は処女のた めの結納金に相当するものを銀で支払わねばならない。 女呪術師を生かし...

  • 身体の傷害

    「・・・もし、その他の損傷があるならば、命には命、目には目、 歯 には歯、手には手、足には足、やけどにはやけど、生傷 には生傷、 打ち傷には打ち傷をもって償わねばならない。 人が自分の男奴隷あるいは女奴隷の目を打って、目がつぶ れた 場合、...

  • 死罪について

    「人を打って死なせた者は必ず死刑に処せられる。 ただし、 故意にではなく、偶然、彼の手に神が渡され た場合は、わ たしはあなたのために一つの場所を定める。 彼はそこに 逃れることができる 。しかし、人が故意に隣人を 殺そうとして暴力を振るう...

  • 祭壇

    「主はモーセに言われた。イスラエルの人々にこう言いなさい。 あなたたちは、わたしが天からあなたたちと語るのを見た。 あなたたちはわたしについて、何も造ってはならない。 銀の 神々も金の神々も造ってはならない。 あなたは、わたしのために土の祭...

  • 民を試す

    「(民は)モーセに言った。『あなたがわたしたちに語ってください。 わたし たちは聞きます。神がわたしたちにお語りにならない ように してく ださい。そうでないと、わたしたちは死んでしまいます。』 モーセは民に答えた。『恐れることはない。神が...

  • 十戒 2

    「『あなたの父母を敬え。そうすればあなたは、あなたの神、 主が与えられる土地に長く生きることができる。 殺しては ならない。 姦淫してはならない。 盗んではならない。 隣人に関して偽証してはならない。 隣人の家を欲しては ならない 。隣人の...

  • 十戒 1

    「神はこれらすべての言葉を告げられた。『わたしは主、あなたの神、 あなたをエジプトの国、奴隷の家から導き出した神である。あなたに は、 わたしを おいてほかに神があってはならない。 あなたはいかなる像も造ってはならない。上は天にあり、下は地...

  • 神の雷鳴

    「・・・三日目の朝になると、雷鳴と稲妻と厚い雲が山に臨み、 角笛の音が鋭く鳴り響いたので、宿営にいた民は皆、震えた。 しかし、モーセが民を神に会わせるために 宿営から連れ出したので、彼らは山のふもとに立った。シナイ 山は全山煙に包まれた。主...

  • 神の命令

    「モーセは・・・主が命じられた言葉をすべて彼らの前で語った。 民は皆、一斉に答えて、『わたしたちは、主が語られたことをす べて 行います』と言った。 モーセが民の言葉を主に取り次ぐと、 主はモーセに言われた。 『見よ、 わたしは濃い雲の中に...

  • シナイの荒れ野で

    「イスラエルの人々は、エジプトの国を出て三月目のその日に、 シナイの荒れ野に到着した。彼らはレフィディムを出発して、 シナイの荒れ野に着き、荒れ野に天幕を張った。 イスラエルは、 そこで、山に向かって宿営した。 モーセが神のもとに登って行く...

  • しゅうとの助言

    「翌日になって、モーセは座に着いて民を裁いたが、民は朝から 晩までモーセの裁きを待って並んでいた。モーセのしゅうとは、 彼が民のために行っているすべてのことを見て、 『あなたが民のためにしているこのやり方はどうしたことか。なぜ、 あなた一人...

  • しゅうととの再会

    「モーセのしゅうとで、ミディアンの祭司であるエトロは、 神がモーセとその民イスラエルのためになされたすべ てのこと、すなわち、主がイスラエルをエジプトから 導き出されたことを聞いた。・・・エトロは、モーセが先に 帰していた妻のツィポラと、二...

  • 水でもめる

    「主はモーセに言われた。『イスラエルの長老数名を伴い、 民の前を進め。また、ナイル川を打った杖を持って行くが よい。見よ、わたしはホレブの岩の上であなたの前に立つ。 あなたはその岩を打て。そこから水が出て、民は飲むことが できる。』モーセは...

  • 飢えと渇き

    「・・・主の命令により、イスラエルの人々の共同体全体は、 シンの荒れ野を出発し、旅程に従って進み、レフィディムに 宿営したが、そこには民の飲み水がなかった。 民はモーセと争い、『我々に飲み水を与えよ』と言うと、 モーセは言った。『なぜ、わた...

  • 七日目・安息日

    「モーセは彼らに言った。『これは、主が仰せられたことである。 明日は休息の日、主の聖なる安息日である。焼くものは焼き、 煮るものは煮て、余った分は明日の朝まで蓄えておきなさい。』 彼らはモーセの命じたとおり、朝までのこしておいたが、臭くな ...

  • 生きるのに必要な分

    「イスラエルの人々はそのとおりにした。ある者は多く集め、 ある者は少なく集めた。しかし、オメル升で量ってみると、 多く集めた者も余ることなく、少なく集めた者も余ることなく、 それぞれが必要な分を集めた。モーセは彼らに、『だれも それを、翌朝...

  • マナの集め方

    「モーセがアロンに、『あなたはイスラエルの人々の共同体全体に 向かって、主があなたたちの不平を聞かれたから、主の前に集ま れ と命じなさい』と言うと、アロンはイスラエルの人々の共同体 全体に そのことを命じた。彼らが荒れ野の方を見ると、見よ...

  • 神への不平

    「モーセとアロンはすべてのイスラエルの人々に向かって言った。 『夕暮れに、あなたたちは、主があなたたちをエジプトの国から 導き出されたことを知り、朝に、主の栄光を見る。 あなたたちが、主に向かって不平を述べるのを主が聞かれたか らだ。我々が...

  • 天からのパン・マナ

    「・・・共同体全体はエリムを出発し、エリムとシナイとの間にある シンの荒れ野に向かった。・・・荒れ野に入ると、イスラエルの人々 はモーセとアロンに向かって不平を述べ立てた。 『・・・あなたたちは我々をこの荒れ野に連れ出し、この全会衆を 飢 ...

  • 甘い水と掟

    「モーセは主に向かって叫ぶと、主は彼に一本の木を示された。 その木を水に投げ込むと、水は甘くなった。その所で主は彼に 掟と法とを与えられ、またその所で彼を試みて、言われた。 『もしあなたが、あなたの神、主の声に必ず聞き従い、彼の目に かなう...

  • 賛美と苦情

    「ファラオの馬が、戦車、騎兵もろとも海に入ったとき、主は海の水を彼らの 上に返された。しかし、イスラエルの人々は海の中の乾いた所を進んだ。 アロンの姉である女預言者ミリアムが小太鼓を手に取ると、他の女たちも 小太鼓を手に持ち、踊りながら彼女...

  • 海の中を進む

    「主はモーセに言われた。『なぜ、わたしに向かって叫ぶのか。イスラエルの 人々に命じて出発させなさい。杖を高く上げ、手を海に向かって差し伸べて、 海を二つに分けなさい。そうすれば、イスラエルの民は海の中の乾いた所を 通ることができる。しかし、...

  • エジプト軍から逃れる

    「イスラエルの人々は、意気揚々と出て行ったが、エジプト軍は 彼らの 後を追い、ファラオの馬と戦車、騎兵と歩兵は、ピ・ハヒロトの 傍らで、 バアル・ツェフォンの前の海辺に宿営している彼らに追いついた。 ・・・エジプト軍は既に背後に襲いかかろう...

  • エジプト軍の追撃

    「主はモーセに仰せになった。『イスラエルの人々に、引き返して、 ・・・バアル・ツェフォンの前に、それに面して、海辺に宿営するのだ。 するとファラオは、イスラエルの人々が慌ててあの地方で道に迷い、 荒れ野が彼らの行く手をふさいだと思うであろう...

  • 昼は雲の柱、夜は火の柱

    「・・・神は彼らをぺリシテ街道には導かれなかた。それは近道であったが、 民が戦わねばならぬことを知って後悔し、エジプトに帰ろうとするかもしれ ない、と思われたからである。神は民を、葦の海に通じる荒れ野の道に 迂回させられた。イスラエルの人々...

  • エジプトの国を去る

    「イスラエルの人々はラメセスからスコトに向けて出発した。 一行は、妻子を別にして、壮年男子だけでおよそ六十万人で あった。そのほか、種々雑多な人もこれに加わった。 羊、牛など家畜もおびただしい数であった。・・・彼らがエジプト から追放された...

  • 初子の死

    「真夜中になって、主はエジプトの国ですべての初子を撃たれた。 王座に 坐しているファラオの初子から牢屋につながれている捕虜 の初子まで、 また家畜の初子もことごとく撃たれたので、 ファラオと家臣、またすべての エジプト人は夜中に起き上がった...

  • 最後の災い 2

    「エジプトの国で、主はモーセとアロンに言われた。『この月をあなたたちの 正月とし、年の初めの月としなさい。イスラエルの共同体全体に次のように 告げなさい。「今月の十日、人はそれぞれ父の家ごとに、 すなわち家族ごとに 子羊を一匹用意しなければ...

  • 最後の災い 1

    「主はモーセに言われた。『わたしは、なおもう一つの災いをファラオと エジプトにくだす。その後。王はあなたたちをここから去らせる。いや、 そのときには、あなたたちを一人残らずここから追い出す。 あなたは、民に告げ、男も女もそれぞれ隣人から金銀...

  • 暗闇の災い

    「主はモーセに言われた。『手を天に向かって差し伸べ、エジプトの地に 闇を臨ませ、人がそれを手に感じるほどにしなさい。』モーセが手を天に 向かって差し伸べると、三日間エジプト全土に暗闇が臨んだ。 ・・・人々は・・・立ち上がることもできなかった...

  • いなごの災い

    「・・・ヘブライ人の神、主はこう言われた。『いつまで、あなたはわたしの 前に身を低くするのを拒むのか。わたしの民を去らせ、わたしに仕えさせ なさい。もし、あなたがわたしの民を去らせることを拒み続けるならば、 明日わたしはあなたの領土にいなご...

  • ひょうの災い

    「主はモーセに言われた。『明朝早く起き、ファラオの前に立って、彼に 言いなさい。ヘブライ人の神、主はこう言われた。「わたしの民を去らせ、 わたしに仕えさせよ。今度こそ、わたしはあなた自身とあなたの家臣と あなたの民に、あらゆる災害ををくだす...

  • はれ物の災い

    「主はモーセとアロンに言われた。『かまどのすすを両手にいっぱい 取って、モーセはそれをファラオの前で天に向かってまき散らすが よい。・・・それはエジプト全土の人と家畜に降りかかり、膿の出る はれ物となるであろう。二人はかまどのすすを取ってフ...

  • 疫病の災い

    「『わたしの民を去らせ、わたしに仕えさせよ』・・・拒み、なおも彼らを とどめて おくならば、見よ、主の手が甚だ恐ろしい疫病を野にいるあ なたの家畜、馬、 ろば、らくだ、牛、羊に臨ませる。 しかし主は、・・・ イスラエルの人々の家畜は 一頭た...

  • ブヨ・アブの災い

    「主はモーセに言われた。『アロンに言いなさい。[杖を差し伸べて 土の塵を打ち、 ぶよ (蚊より小さい血を吸う害虫)にさせてエジプト 全土に及ぼせ]と。』 彼らは言われたとおりにし、アロンが杖を持った手を差し伸べ土の 塵を打つと、土の塵はすべ...

  • 蛙の災い

    「主がナイル川を打たれてから七日たつと、主はモーセに言われた。 『ファラオのもとに行って、彼に言いなさい。主はこう言われた。「わた しの民を去らせ、わたしに仕えさせよ。もしあなたが去らせることを 拒むならば、わたしはあなたの領土全体に蛙の災...

  • 血の川

    「主はモーセに言われた。『ファラオの 心は頑迷 で、民を去らせない。 明朝、ファラオのところへ行きなさい。・・・あの杖を手に持ち、・・・ ナイ ル川の岸部に立って、彼(ファラオ)を待ち受け、彼に言いなさい。 ・・・「わたしの民を去らせ、荒れ...

  • 蛇の奇跡

    「主はモーセとアロンに言われた。『もし、ファラオがあなたたちに向かって、 「奇跡を行って見よ」と求めるならば、あなたはアロンに、「杖を取って、ファ ラオの前に投げよ」と言うと、杖は蛇になる。』 モーセとアロンはファラオのもとに行き、主の命じ...

  • 災いの予告

    「…主はモーセに言われた。『見よ、わたしはあなたをファラオに 対しては 神の代わりとし、あなたの兄アロンはあなたの預言者となる。わたしが命 じるすべてのことをあなたが語れば、あなたの兄アロンが、 イスラエルの人々を国から去らせるよう、ファラ...

  • ファラオのしつこさ

    「・・・『わが主よ。あなたはなぜ、この民に災いをくだされるのですか。 わたしを遣わされたのは、一体なぜですか。わたしがあなた御名に よって語るため、ファラオのもとへ行ってから、彼はますますこの民を 苦しめています。それなのに、あなたは御自分...

  • エジプト王との交渉

    「モーセとアロンはファラオ(エジプト王)のもとに出かけて行き、 言った。 『イスラエルの神、主がこう言われました。「わたしの 民を去らせて、荒れ 野でわたしのために祭りを行わせなさい』 と。』 ファラオは、『主とは一体何者なのか。どうして、...

  • モーセとアロン

    「いのち」について投稿しようとしたら、出エジプト記にはいのちの キーワードが少ないので、いのちにはこだわらずに、モーセの働き を順を追って書いていきたい。 「・・・主はアロンに向かって、『さあ、荒れ野へ行って、モーセに会いなさい。』 と命じ...

  • モーセの召命

    「いのち」をキーワードにして旧約・創世記から投稿してきましたが、 前回で終わり、今回より「出エジプト記」から投稿します。 「・・・主はミディアンでモーセに言われた。 『さあ、エジプトに帰るがよい、 あなたの 命 をねらっていた者は皆、 死ん...

  • 赦しの証し

    「『あなたがたはわたしに悪をたくらみましたが、神はそれを善に変え、 多くの民の 命 を救うために、今日のようにしてくださったのです。どうか 恐れないでください。このわたしが、あなたたちとあなたたちの子供を 養いましょう。』ヨセフはこのように...

  • ヤコブの遺言

    「ルベンよ、お前はわたしの長子 わたしの勢い 命 の力の初穂 気位が高く、力も強い。 お前は水のように奔放で 長子の誉れを失う。 お前は父の寝台に上った。あのとき、わたしの寝台に上り それを汚した。」 (創世記 49章3.4より) ヨ...

  • ヨセフの政策

    「あなたさまはわたしどもの 命 の恩人です。御主君の御好意によって、 わたしどもはファラオの奴隷にさせていただきます。」 (創世記 47章25より) 命をキーワードにすると、また物語がここまで飛んでくる。飢饉により、 ヨセフの父ヤコブ(イ...

  • ヨセフの功績

    「・・・わたしはあなたたちがエジプトへ売った弟のヨセフです。 しかし、今は、わたしをここへ売ったことを悔やんだり、責め合 ったりする必要はありません。 命 を救うために、神がわたしを あなたたちより先にお遣わしになったのです。」 (創世記...

  • エジプト飢饉

    「・・・お前たちを試すことにする。ファラオの 命 にかけて言う。 いちばん末の弟を、ここに来させよ。・・・お前たちを監禁し、 お前たちの言うことが本当かどうか試す。・・・回し者だ。」 (創世記 42章15.16より) 「いのち」をキーワー...

  • ヨセフの災難

    「・・・ルベンはこれを聞いて、ヨセフを彼らの手から助け出そうとして、 言った。『 命 まで取るのはよそう。』ルベンは続けて言った。『血を流し てはならない。荒れ野のこの穴に投げ入れよう。 手を下してはならない。 ルベンは、ヨセフを彼らの手か...

  • わたしの妹です

    「・・・神は夢の中でアビメレクに言われた。・・・『彼は預言者だから、 あなたの ために祈り、 命 を救ってくれるだろう。 しかし、もし返さなけ れ ば、 あなたも あなたの家来も皆、必ず死ぬことを 覚悟せねばなら ない。』」 (創世...

  • ロトの妻・塩の柱

    「ロトは言った。『主よ、できません。あなたは僕に目を留め、慈しみを 豊かに示し、 命 を救おうとしてくださいます。しかし、わたしは山まで逃 げ延びることはできません。恐らく、災害に巻き込まれて、死んでしまう でしょう。御覧ください、あの町を...

  • アブラハムのエジプト寄留

    「アブラム(後のアブラハム)が・・・妻サライ(後のサラ)に言った。 『あなたが美しいのを、わたしはよく知っている。エジプト人が あなたを見たら、「この女はあの男の妻だ」と言って、 わたしを殺し、 あなたを生かしておくにちがいない。どうか、わ...

  • ノアへの祝福

    「神はノアと彼の息子たちを祝福して言われた。『産めよ、増えよ、地に 満ちよ。地のすべての獣と空のすべての鳥は、地を這うすべてのものと 海のすべての魚と共に、あなたたちの前に恐れおののき、 あなたたちの手にゆだねられる。動いている 命 あるも...

  • 命の霊をもつ肉

    「・・・彼ら(ノア一族8人)と共にそれぞれの家畜、それぞれの地を這うもの。 それぞれの鳥、小鳥や翼のあるものすべて、 命 の霊をもつ肉なるものは、 二つずつノアのもとに来て箱舟に入った。・・・洪水は四十日間地上を覆った。 水は次第に増して箱...

  • ノア一族と悪

    「わたしはあなたと契約を立てる。あなたは妻子や嫁たちと共に箱舟に 入りなさい。また、すべて 命 あるもの、すべて肉なるものから、二つずつ 箱舟につれて入り、・・・雄と雌でなければならない。・・・更に、食べられ る物はすべてあなたのところに集...

  • ノアの方舟物語

    「見よ、わたしは地上に洪水をもたらし、 命 の霊をもつ、すべて肉なるものを 天の下から滅ぼす。地上のすべてのものは息絶える。」 (創世記 6章17より) 命をキーワードにしていると、話はいきなりノアの洪水物語に進む。 それまでのアダムと...

  • エバ(命)

    「アダムは女をエバ(命)と名付けた。彼女がすべて命あるものの 母となった からである。主なる神は、アダムと女に皮の衣を作って 着せられた。」 (創世記 3章:20,21より) 3章の初めには、蛇の誘惑(園の中央に生えている木の果実だけは...

  • 命の息

    「主なる神は、土(アダマ)の塵で人(アダム)を形づくり、その鼻に 命 の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった。」 (創世記 2章7より) ここを読んで、なんだ「人は土の塵で造られた」と複雑な気持ちに なるかもしれない。被造物で...

  • 命と食べ物

    今回から、聖書より引用した言葉「命(いのち)」を キーワードにして、ブログを綴っていきます。 コメントをお待ちしています。 「地の獣、空の鳥、地を這うものなど、すべて 命 あるものには あらゆる青草を食べさせよう。」 (創世記1章:30よ...

  • ローマでの生活

    「・・・ある者はパウロの言うことを受け入れたが、他の者は 信じようとはしなかった。彼らが互いに意見が一致しないまま、 立ち去ろうとしたとき、パウロはひと言次のように言った。 『聖霊は、預言者イザヤを通して、正しくあなたがたの先祖に、 こう語...

  • ユダヤ人との会合

    「・・・ユダヤ人たちは言った。『私どもは、あなたのことについてユダヤ から何の書面も受け取ってはおりません。・・・あなたについて何か悪い ことをも・・・、話したこともありませんでした。・・・直接お聞きしたいたい。』 そこで、ユダヤ人たちは日...

  • パウロ同胞に会う

    「三日の後、パウロはおもだったユダヤ人たちを招いた。 彼らが集まって来たとき、こう言った。『兄弟たち、わたしは、 民に対しても先祖の慣習に対しても、背くようなことは何一つ していないのに、エルサレムで囚人としてローマ人の手に引き 渡されてし...

  • ローマ到着

    「三か月後、わたしたちは、この島で冬を越していたアレクサンドリアの 船に乗って出航した。ディオスクロイ(ギリシヤ神話の人物)を船印とする 船であった。わたしたちは、シラクスに寄港して三日間そこに滞在し、 ・・・二日でプテオリに入港した。わた...

  • 島民のおもてなし

    「…助かった、この島がマルタ島と呼ばれていることが分かった。 島の住民は大変親切に・・・ たき火をたいて、わたしたち 一同を もてなしてくれた。 パウロが一束の枯れ枝を集めて火にくべると、 一匹の蝮が・・・ 絡み ついた。・・・住民は・・・...

  • ついに上陸

    「朝になって、どこの陸地であるか分からなかったが、砂浜の 入り江を 見つけ、・・・船を乗り入れようと、・・・船首の帆を上げ て、砂浜に向か って進んだ。・・・浅瀬にぶつかって船を乗り上げてしまい・・・ 兵士たちは、 囚人たちが泳いで逃げない...

  • 陸に近づく

    「十四日目の夜になたとき、・・・真夜中ごろ船員たちは、どこかの 陸地に近づいているように感じた。・・・水の深さを測ってみると、・・・ 十五オルギィア(約18M)であった。・・・錨を四つ投げ込み、夜の 明けるのを待ちわびた。・・・船員たちは船...

  • パウロの励まし

    「・・・ついに助かる望みは全く消えうせようとしていた。 ・・・ パウロは彼らの中に立って言った。『皆さん、わたしの 言った とおりに、クレタ島から船出してしていなければ、 こんな危険や 損失を避けられたにちがいありません。しかし今、 あなた...

  • 暴風に遭う

    「ときに、南風が静かに吹いて来たので、人々は望みどおりに 事が運ぶと考えて錨を上げ、クレタ島の岸に沿って進んだ。 しかし、間もなく、エウラキロンと呼ばれる暴風が、島の方から 吹き降ろして来た。船はそれに巻き込まれ、風に逆らって進む ことがで...

  • パウロの忠告を無視

    「・・・幾日もの間、船足ははかどらず、・・・風に行く手を阻まれたので、 ・・・ようやく(クレタ島)『良い港』と呼ばれる所に着いた。・・・航海はもう 危険であった。それで、パウロは人々に忠告した。『皆さん、わたしの 見る ところでは、この航海...

  • パウロ、ローマへ船出

    「・・・イタリアへ向かって船出することに決まったとき、 パウロと他の数名の囚人は、皇帝直属部隊の百人 隊長ユリウスという者に引き渡された。(出港後) 翌日 シドンにに着いたが、ユリウスはパウロを親切に扱い、 友人たちのところへ行ってもてなし...

  • パウロローマ行決まる

    「・・・そこで、王は立ち上がり、総督もベルニケや陪席の者も 立ち上がった。彼らは退場してから、『あの男は、死刑や投獄 に当たるようなことは何もしていない』と話し合った。 アグリッパ王はフェストゥスに、『あの男は皇帝に上訴させして いなければ...

  • ローマ皇帝へ訴える

    「・・・パウロは言った。『私は、皇帝の法廷に出頭しているのですから、 ここで裁判を受けるのが当然です。よくご存知のとおり、私はユダヤ人 に対して何も悪いことをしていません。・・・しかし、この人たちの訴えが 事実無根なら、だれも私を彼らに引き...

  • 感動の別れ

    「・・・自分を全く取るに足りない者と思い、涙を流しながら、また、 ユダヤ人の数々の陰謀に遭いながらも、主にお仕えしてきました。 役に立つことは一つ残らず、公衆の面前でも方々の家でも、あな たがたに伝え、また教えてきました。・・・・・ このよ...

  • 真夜中の話

    「週の初めの日、わたしたちがパンを裂くために集まっていると、 パウロは翌日出発する予定で人々に話をしたが、その話は夜中 まで続いた。・・・エウティコという青年が、窓に腰を掛けていたが、 パウロの話が長々と続いたので、ひどく眠気を催し、眠りこ...

  • 銀貨5万枚

    「・・・悪霊は彼らに言い返した。『イエスのことは知っている。 パウロのこともよく知っている。だが、いったいお前たちは何 者だ。』・・・この祈祷師たちに飛びかかって・・・傷つけられて、 この家から逃げ出した。このことがエフェソに住むユダヤ人や...

  • エフェソにて

    「・・・パウロは会堂に入って、三か月間、神の国のことに ついて大胆に論じ、人々を説得しようとした。しかしある者 たちが、かたくなで信じようとせず、会衆の前でこの道を 非難したので、パウロは彼らから離れ、弟子たちをも退かせ、 ティラノという人...

  • コリントにて

    「パウロはアテネを去ってコリントへ行った。ここで、 アキラという ユダヤ人とその妻プリスキラに出会った。 ・・・パウロは安息日ご とに会堂で論じ、ユダヤ人や ギリシア人の説得に努めていた。 ・・・コリントの多くの人々も、パウロの言葉を聞いて...

  • アテネにて

    「・・・パウロは、アレオパゴスの真ん中に立って言った。 『アテネの皆さん、あらゆる点においてあなたがたが信仰 のあつい方であることを、わたしは認めます。・・・ 世界とその中の万物とを造られた神が、その方です。この 神は天地の主ですから、手で...

  • 騒動

    「・・・それで、彼らのうちのある者は信じて、パウロとシラスに 従った。神をあがめる多くのギリシヤ人や、かなりの数のおも だった婦人たちも同じように二人に従った。 しかし、ユダヤ人たちはそれをねたみ、・・・ならず者を何人か 抱き込んで暴動を起...

  • 市民権の威力

    「・・・パウロは下役たちに言った。『高官たちに、ローマ帝国の 市民権を 持つわたしたちを、裁判にもかけずに公衆の面前で鞭打ってから投獄 したのに、今ひそかに釈放しようとするのか。いやそれはいけない。 高官たちが自分でここへ来て、わたしたちを...

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