chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
ままちゃんのアメリカ https://blog.goo.ne.jp/rell248

家族の歴史、家族、アメリカ社会についての日々雑記と写真

在米が半生以上・主婦・大学院勤務・二人の娘・三人の息子・孫5人・夫はアリゾナ出身同い年・17歳から始めた系図調査、欧米中心の系図調査ではプロになるべく準備中。

ままちゃんのアメリカ
フォロー
住所
アメリカ
出身
渋谷区
ブログ村参加

2017/07/25

arrow_drop_down
  • 時の種

    HistoricalSocietyofMichiganこの写真の男性は、ウィリアム・ビールが埋めたボトルの1つを持っている。これは、おそらく1920年か1930年に撮影されたもの。1879年にウィリアム・ビールを見た人は、おそらく彼の頭はいかれているに違いないと思ったことだろう。そう思った人々は、ビール植物学教授が20本の瓶に少量の砂と共にさまざまな種を入れ、密閉して、それらを深い土中に埋めているのを見たのだった。彼らが知らなかったのは、ビール教授が何世紀にもわたる種子の生存可能性実験を行っていたということであった。20年ごとに瓶を掘り起こして種を植え、どの種が発芽するかを確認していた。去年2021年、ビール教授の属したミシガン州立大学で、そんな瓶の一本が掘り出された。瓶の中の種子は大学研究者によって植え...時の種

  • 古(いにしえ)を懐かしむ

    Photo:JimMangumアリゾナ州の化石の森国立公園内のブルー・メサの見事な縞模様の紫色の砂岩層私が小学校に上がった時、長姉は盛んに学生仲間で組んだ登山グループと共に親には内緒で谷川岳さえも克服したほどだった。その姉がどこそこへの山へ週末行ってくる、などと聞くと、毎回必ず私は、「雲母(うんも)」か、「黄銅鉱」を拾ってきてね。」と頼んだものだった。地学も鉱物学も知らなかったほんの子供が何故そのような鉱物の名前を知っていたのか今では甚だ見当がつかないのだが、その願いは叶えられた。『雲母(うんも)は、ケイ酸塩鉱物のグループ名。きらら、きらとも呼ばれる。特に電気関係の用途では、英語に由来するマイカの名前で呼ばれる。英語のmicaはラテン語でmicare(輝くの意)を由来としている。』(ウィキピディアより)雲...古(いにしえ)を懐かしむ

  • 慈愛という財産

    ruralbusiness.com先週、友人のジョセフが語ってくれたことは、人生の短かな、でも深いレッスンとなった。最近友人は2、3の品を買うために地元の食料品店に立ち寄った。その小さな店はほとんど空っぽで、レジ係は1人しかいなかったが、友人がそこに並んだ時には、前にカートにいっぱいの食料品を降ろしている男性がいた。友人は急いでいるわけではなかったので、レジ係の女性がレジを打っている間、リラックスして順番を待っていた。前の男性は多くの食料品をいくつかの袋に入れて、それらをショッピングカートに戻していた。精算をすませて、店を出ようとした時に、彼は、そのカートを400m離れたアパートまで押して、荷を下してから、カートを元に戻してもよいかとレジ係に尋ねた。レジ係の女性はまだ新米で、何と答えて良いかわからなかった...慈愛という財産

  • 裏の畑

    istockphoto.com昔話、たとえ話、寓話は非常に少ない言葉で多くのことを伝える。その伝えることは、聞き手や読み手の心と思いに届き、真実の光を放つものだ。そんな話の1つは、年老いた農夫の話である。彼は自分の農場、健康、家族の安全について常に心配していて、そのためイライラし、恐れ、怒り、動揺したりした。そのせいで、しばしば彼は家族にそうした不安から来る苛立ちをぶつけた。ある日、裏の畑を耕していた彼の鋤が、なにやら固い物に当たり、掘り出してみると、箱があるようで、彼は掘り起こしてみた。するとその箱にはぎっしり金貨が詰まっていた。この幸運に驚き、ショックを受けた農夫は、この新しい富で何をするか、何を買うかを考えた。だが結局、彼は宝物を再び埋めて保存することにした。それは、苦難の時の彼の安全保障となると考...裏の畑

  • 覚えていてほしい

    「一緒にいない明日があるとしたら…常に覚えておかなければならないことがあります。あなたは自分が信じているよりも勇敢で,見た目よりも強く、そしてあなたが思っているより賢いということを。でも、一番大切なことは、離れていても…私はいつもあなたと一緒にいます。」ークリストファー・ロビンからプーへトム・ソーヤーの忠実なお気に入りの相棒ハックルベリー・フィンと同じようなハックルベリー友達ハックルベリーいとこ達たくさんの愛を込めて、おばあちゃんから覚えていてほしい

  • Retreat なるもの

    職員リトリート?来週だって?そう、私のオフィスの職員リトリートが来週半ばに始まる。大方の職員はその二語、職員・リトリート、と耳にすると、まず下の女性の意見をふつふつと胸に沸かす。「職員リトリート?そんな暇誰もないわよ。」職員リトリートとは、場所を変え、多くは自然の中で、しっかり勤務時間の8時間目一杯使って、高額で雇わられるリトリート向けコンサルタントの不可思議な質問に答えさせられたり、多くのポスト・イット・ノート(付箋)に一人一人職員が自分の意見を書いて壁にぺらぺらと貼って行くような活動である。それは「職員の協調性を養う」、「効率的な仕事のため」、「史上最強のチームワークを作る」などが大義である。はっきりと、正直に言えば、リトリートのハイライトは、無料で提供される食事のみ、と固く信じている輩もいないことは...Retreatなるもの

  • 野のユリ

    binleyflorist.com先週末に、南西から張り出してきたメキシコからのモンスーンがカリフォルニア州東部にある背骨のようなシェラネヴァダ山脈に沿って雷雨や大雨をもたらした。束の間ではあったが、私の住む地域にも降雨をもたらした。八月の降雨は非常に珍しいことである。通常の年ならば、カリフォルニアの雨季は、晩秋から初春にかけてで、カリフォルニアに四十年は住む私たち夫婦でも初めてのことであった。突如雨に濡れたキャンパスそんな珍しいことが、40度Cの暑熱に喘ぐ日々に起こり、ある思いが脳裏を駆け巡った。旱(ひでり)といわれて久しいアメリカ西部の状況を憂い、あらゆる教会、シナゴーグ、モスクや仏教会で、信者は、あるいは個人で、降雨を祈り、願ってきているが、天の窓はなかなか開かない。そこへ久しぶりに雨足が地面を這い...野のユリ

  • 見知らぬ人の祝福

    GettyImageつい先月のこと。下記のニュースが目についた。破天荒な気象、Covid-19に次ぐ怪しい流行病の噂、止まることを知らない侵略戦争、物価高、物不足、とちっとも心躍らない話題の中に埋もれるように、ちいさいながら燦然と輝いていたニュースである。アーカンソー州のある町に住む若い母親のデヴォン・リンデンさんは、毎週2人の子供を水泳の練習に連れて行くが、この日はいつもよりかなりたいへんだった。2人のどちらの子供もひどい癇癪を起こし、手がつけられない状態だったのだ。「私は母親として、とにかく子供たちを落ち着かせようと必死になっているうちに、容易に事態収集がつかず、本当に涙が出そうになってしまいました」とこの若い母は語った。その時、素敵な見知らぬ人がどこからともなく現れ、励ましの小さなメモを彼女に手渡し...見知らぬ人の祝福

  • 奮起と陽気

    “IamsocleverthatsometimesIdon’tunderstandasinglewordofwhatIamsaying.”OscarWilde“Peoplesaynothingisimpossible,butIdonothingeveryday.”WinniethePooh“Ifyouthinkyouaretoosmalltomakeadifference,trysleepingwithamosquito.”DalaiLama“Aclearconscienceisasuresignofabadmemory.”MarkTwain“Don’tworryabouttheworldcomingtoanendtoday.It’salreadytomorrowinAustralia.”CharlesS...奮起と陽気

  • 夏の思い出

    今夏の湖での家族キャンプで、末娘の息子は、父親とカヌーを楽しむ。背後の木々の根元近くまで水際だったのが、長く続く旱魃と夏の高温でかなり後退している。それでも3歳児にはよい思い出となった。先日夏が始まったと思ったら、いつの間にか8月で、すでにBack-To-School(新学期)に向けた文房具や衣類や靴やバックパックのセールが喧しい(かまびすしい)。あと二週間足らずで、幼稚園・小中高は新学期である。私の勤める大学もほぼ同時期に始まる。昔ながらの9月の第一月曜日のレイバーデイ(祝日)翌日が新学期初日、は、近年8月半ばまで押し上げられている。マサチューセッツに越した三男一家の子供たちくらいが、9月まで夏を楽しめる。40年前までは、夏休みは2ヶ月半で、州によっては5月の半ばから9月初めまでのほぼ3ヶ月ほどの長さだ...夏の思い出

  • 信頼の置き方

    Etzyヨーダは最高のエンジニアリング教授!工学部教授のグループがある飛行機に乗るよう招待された。快適な席に着席した直後に、この飛行機が彼らの学生たちが制作したと知らされた。その途端に1人を除いて全員が席を立ち、パニックに陥りながら、狂ったように出口へ急いだ。静かに席に座っていたその一人の教授は、「何故あなたは座っていたのですか?」と尋ねられた。「私は教え子たちに十分な信頼を置いています。彼らをよく知っているので、この飛行機は決して始動しないと断言できますから。」1980年のアメリカ・パロディ映画エアプレインから信頼の置き方

  • 焦点

    雨が降る時は虹を探し、暗い時には星を探す。2人の友人が砂漠を歩いていた。その旅のある段階で、ふたりは言い争いをし、一人がもう一人の頬を平手打ちにした。平手打ちされた人は心が傷ついたが、砂に他のことは書かずに、「今日、私の親友が私を平手打ちした」とだけ書いた。彼らはオアシスを見つけるまで歩き続け、そこで水浴びをしてさっぱりすることにした。先ほど友に頬を叩かれた人は泥沼のようなぬかるみにはまり、溺れ始めたが、友人は彼を救った。死にかけたことのショックから立ち直った後、助けられた片方はそこにあった石に「今日、私の親友は私の命を救った」と書いた。親友を平手打ちしてその後泥沼から救った友人は、「私があなたを傷つけた後、あなたは砂にその旨書き、今、あなたは石に何が起こったか書いたけれど、何故なんだ?」ともう一人に尋ね...焦点

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、ままちゃんのアメリカさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ままちゃんのアメリカさん
ブログタイトル
ままちゃんのアメリカ
フォロー
ままちゃんのアメリカ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用