村田紗耶香さんの本『コンビニ人間』
第155回芥川賞受賞作品。今更?の紹介ではあるのですが。『コンビニ人間』作:村田紗耶香出版:文藝春秋コンビニ「すまいるマート」で働く私:恵子。36歳、独身です。大学1年の時にオープンスタッフとして働き始めて既に18年がたち、店では最古参となり隅から隅までコンビニの業務を知り尽くし、欠員がでれば進んでシフトに入る、超ベテラン・優良店員です。しかし。恵子は子供の頃より変わっていると周囲から言われ続けました。幼稚園の頃、公園で小鳥の死骸を見つけたので、母親のところに持っていき、焼き鳥にして食べようと真剣に提案します。理由は恵子のお父さんが焼き鳥が好きであるから。小学校の低学年時、男子生徒の取っ組み合い喧嘩を辞めさせるために恵子はスコップで男の子の頭を殴りつけます。理由は、一番早く喧嘩を辞めさせることができると考えたか...村田紗耶香さんの本『コンビニ人間』
2020/07/30 12:44